テーマ:老北京

養鳥 老北京の文化 鳥籠 ヒバリ ハシブトガラ マヒワ ノゴマ イカル

老北京の魅力の一つに北京流の“养鸟(養鳥)”がある。ドラマ「茶館」では松二爺や常四爺が、手塩にかけた自分の愛鳥を鳥籠に入れて茶館にやってくる場面がある。小鳥を愛でるのが八旗子弟の道楽のひとつだった。 その文化が今でも根づいている。現代の北京でも鳥籠をぶら下げて歩くおじさんを良く見かける。公園や団地の緑地…
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春節の廟会で食べたい北京小吃 油茶・豌豆黄など

先日中国消費者協会が注意を呼びかけた。廟会でものを買って食べるときの注意。 中国の屋台では食器を洗う手間を省くためにビニールをあらかじめ食器の上にかぶせて料理を盛る場合がある。 今回指摘されたのは、そのビニール袋だった。 食品に直接触れる場合、中国では「QS」マークや「食品用」「食品専用」の文字がついている食品用ビニール袋…
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銀貨に息を吹きかけて音を聞く

メダルを齧るって日本だけでなく外国選手もよくやってる。お決まりポーズだから今まで気にしたこともなかった。 あれって、時代劇でちょんまげのおじさんが小判の質を確かめようとして齧ってる姿に似てる。固いか柔らかいかで金の含有量の見当がつく。世界で初めて金メダルに齧りついた選手っていうのも、お国でそういう習慣があったのでおどけて見せたのだ…
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茶館 老舎 ドラマ 「莫談国事」

以前老舎記念館のことを書いていたら、そこにコメントを頂いたことがあった。一連のニュースで落ち込んでいたときだったから、正直ハッとした。 そうそう、北京は楽しいところだった。 そうだ、老舎を読もう。「茶館」にしよう。難しそう、悲しそう、なんてつべこべ言わずに。 老舎の書いた脚本はこちら。中国のお話によく求められる“英雄”…
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中国の小説「青春之歌」 変わるところと変わらないところ

游行youxingの様子をニュースで見ていて思い出したのが「青春之歌qingchunzhige」という小説。 いまの若い子もこの小説を読むのだろうか。 この小説について百度はこう説明している。「是当代文学史上第一部描写在中国共产党领导下的爱国学生运ࡄ…
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「四世同堂」でわからなかったこと 昭和飴 友達10人

小説「四世同堂」を読んでいて、気になったことが沢山あった。全部調べるのは大変なので、いくつか選んで検索してみた。 第25章では、新民会が北京の学生たちを動員して天安門前まで市街行進させた場面が描かれている。瑞宣は参加を拒絶するが、瑞豊は張り切って生徒を引き連れて参加する。 「台上的傀儡们下了台,不见了…
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日本占領下の北京 日本人の学校と暮らし 小羊圏(小楊家)胡同

北京の道路って真っ直ぐで散歩しやすいのだけど、一歩胡同に入ると、車が通れないほど狭かったり、くねくね曲がっていて視界をさえぎられたりして、進んでいくうちに不安になることがある。目指した場所になかなかたどり着けない。新街口の護国寺界隈がそうだった。 あそこには「四世同堂」の舞台だった小羊圏胡同がある。現在の名称は小楊家胡同になっている。…
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南苑空港と西郊空港 西苑集中営 

四世同堂の第21章。 「日本人进了城,并没有轰炸南苑与西苑的飞机把北平城内的瓦片也炸平…」 北京の地名で、“西苑”っていうのがちょっと困る。「蒼穹の昴」にでてくる西苑は今の中南海を指しているし、この「四世同堂」に出てくる西苑とはかつて康熙帝が造った離宮・暢春園のあった一帯(北京大学のあた…
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北平 治安強化運動 居住証 前門駅の警備

「四世同堂」より。 第57章(居住証の話) …北平人又遭了殃。“强化治安”,“反共剿匪”等等,口号都被提了出来。西山的炮声又时常的把城内震得连玻璃窗都哗啦哗啦的响。城内,每条胡同都设了正副里&#…
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日本軍占領期における北京の大学事情

小説「四世同堂」には当時北平にあった大学の様子が直接出てこないので、ちょっと話がそれるのだけど、以前からずっと気になっていた言葉“南迁”の背景も知りたかったので、検索してみた。 当時、北京にはいろんな大学があった。 国立大学なら、北京大学、清華大学、北平師範大学(いまの北京師範大学)、北京交通大学、北平大学。 私…
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日本軍占領期の北京のラジオ受信機とラジオ放送

四世同堂の第36章 「杏花开了,台儿庄大捷。…日本人把全城所有的广播收音机都没收了去,而后勒令每一个院子要买一架日本造的,四个灯的,只能收本市与冀东的收音机。冠家首先遵命,昼夜的开着机器,冀东的播音节目比北平的迟一个多…
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日本軍占領期の北京の食料事情

四世同堂に描かれる当時の北京の食糧難の様子。 第73章 「夏天 日本人一道命令,北平所有的面粉厂与米厂都停了工,大小的粮店都停止交易。存粮一律交出,新粮侯命领取。天津,石家庄,保定,却建立了极大的粮库,囤积起粮食,作长期战争的准…
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中国 戦時中使われていた軍用手票(軍票)

「四世同堂」の第22章。 「学校开了课,可是瑞宣并不高兴。各线的战事消息都不大好,北平的街上增加了腿短的男女,也开始见到日本的军用票。」 7月7日盧溝橋で軍事衝突が起こったあと、7月27日には日本居留民全員が公使館区域…
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北京大学「紅楼」の悲しい歴史 当時の警察と監獄

小説「四世同堂」にはキツイことも結構書いてある。 どこまで事実でどこから創作なのか、その線を探すのが素人には難しい。 小説の中で信じられないと思った話に「北京大学が“監獄”になっていた」という話がある。 銭默吟は日本の憲兵に、祁瑞宣は日本人の指示でやってきた中国の兵士に捕まっている。家にやってくるから逃げることもできずに捕まっ…
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老北京 路面電車の歴史と路線 その他交通事情

今の北京にはトロリーバスはあるけれど、路面電車は見当たらない。 でも四世同堂には路面電車が出てくる。盧溝橋事件のあと北京市内に引っ越してきた日本人家族の子供だって、朝のラッシュの路面電車へかばんを背負ったまま突っ込んでいくほどだから、すっかり一般市民の足として定着していた様子がわかる。 19章「瑞宣的路,最好是坐电&#…
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1937~45年の北京が知りたい。  瀬戸内寂聴さんの北京ばなし

北京の街は魅力いっぱい。急速な発展により最近の北京の街はすっかり変わってしまったとも言えるけれど、それでも昔ながらの胡同が根こそぎ無くなってしまった訳ではない。それに故宮や北海公園や天壇公園など歴史的に重要なエリアは昔の姿かたちのまんまで残されている。 京都が昔の姿を留めているように。 北京市内も空襲を受けなかった。 19…
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老北京 果物(沙果、蟠桃、大棗など)…老舎の「四世同堂」

大都市・北京には昔から各地の果物が集まってきた。清朝末には、“两大一小”といって、前門・果子市(南市)と、徳勝門内・果子市(北市)との果物専門大型市場2か所と、規模は小さいが名の知れた果子市が東直門にもあった。またほかにも、特定の果物を扱う市というのもあって、例えば安定門外にはナツメ市場、阜成門外にはスイカ市場などがあった…
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中秋前后是北平最美麗的時候…老舎

老舎の「四世同堂」。やっぱり気になったので図書館に行ってきた。読むのが大変だから日本語訳を探したのだけど見つからなかった。仕方ないので中国語の本。でもドラマで予習済みだから、なんとなくページが進む。といってもまだ上巻だけなんだけど。 この物語の中に、ときどき北京の生活の様子や風景の話が入る。 例えば第二十九話。 『在往年,…
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中国 ドラマ「四世同堂」でタイムスリップ 剃頭職人の道具“喚頭”とは

「老北京」って聞いただけでわくわくする。なにかいいドラマがないかと探してみたら清末から民国時代、最近の北京の話までいろいろ出てきた。 「龙须沟」「狼烟北平」「最后的王爷」は前に見たことがある。 「皇城根儿」「五月槐花香」「鸽子哨」はまだ見ていないがとっつきやすそう…
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北京 鮮魚口 天興居 力力餐廳 便宜坊烤鴨店

「正阳门」を背にして歩くと右側からは「大栅栏」の通りに入っていける。左側には「鲜鱼口」の通りがある。だけどずっと封鎖されたままだった。 この「鲜鱼口」という地名が変わっている。なんで“魚”なのかというと。 この地は明の…
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北京 テレビ番組「紅色地図」6 八宝山革命公墓と太監廟

北京テレビの特集「紅色地図」の続き。 7月17日放送。 宋庆龄故居。場所は、后海の北岸。 王府に手直しをしたこの建物は、1961年に周総理の考えで用意された。宋慶齢が住んだのは1963~81年の18年間。 2009年に文物庫が公開され、孫文が彼女に結婚プレゼントとして贈ったドイツ製のピストルなど、…
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北京 テレビ番組「紅色地図」5 国家広電総局491台(無線局)

北京テレビの朝のニュース番組「北京您早」の中のコーナー「紅色地図」の続き。 割と理解しやすい話もあれば、とても難しい話もある。 もし聞き間違いがあったらごめんなさい。 詳しく見たい方はこちらで。 http://space.btv.com.cn/schedule/SCHE1256282420791602 7月2…
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北京 テレビ番組「紅色地図」4 東昇平浴池など

北京テレビの番組「紅色地図」の続き。 6月17日放送。 黑山扈战斗纪念碑。場所は、海淀区の百望山森林公园の山頂。 ここにいた游击队が、1937年に正式に国民抗日軍となった。 ある日パイロットの姿が見えるほど低く飛んできた日本軍の飛行機を機関銃と小銃で撃ち落…
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北京 テレビ番組「紅色地図」3 歌の記念館、焦庄戸地道戦遺址など

北京テレビで放送中の“红色地图”。 6月1日の放送。 斯诺墓。場所は、北京大学・未名湖の南側。 エドガー・スノーが一二九運動に参加できたのは事前に地下党が教えてくれたから。 燕京大学で教鞭をとっていた当時の贝公楼(1926年建)が残っている。(今は办公楼と呼ば…
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