中国 テレビドラマが長すぎる件 話数を40話に抑えたいらしい

中国のドラマは長い。そう思う人は多いらしい。
長くても面白ければ頑張った甲斐があるが、新京報の分析によると長ければ良いというものではないという。
こういうのをちゃんと分析してくれるのがありがたい。
以下大体の内容。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2020-04/17/content_781501.htm?div=-1

演技派を集めて話題になったドラマ《新世界》に対し、一部の視聴者から展開が遅すぎると批判的な声が上がった。豆瓣の口コミ評価がスタート時の8.2点から5.7点まで下がったことで、話数が長いドラマ(例えば新世界は全70話だった)の「注水」っぷり(長いわりに内容が薄い)が話題になった。

今年になって国家广播电视总局は《进一步加强电视剧网络剧创作生产管理有关工作的通知》を発表、テレビドラマ・ネットドラマの話数が40話を超えないような制作(推奨する長さは30話以内)を提唱し、「注水」(本筋に関係ない話で盛る)や「拉长」(無駄に長い)には大いに反対すると表明したところ、ネットで賛同の声が上がった。

ドラマの長さと質は、口コミ評価とどのような関係にあるのだろうか。
新京報は2019年から現在に至るまでに放送された注目度の高かったドラマ103作品に対し、話数と豆瓣の口コミ評価について分析をしてみた。わかったことは反比例、つまり話数が多いドラマほど口コミ評価が低いということだった。

以下分析内容。
ドラマ103作品のうち、7割近くが40話~70話。40話以下は33作品で約3割。
一番多かったのは40話~50話で全体の35.9%を占めた。
また60話以上あったのは9作品でほとんどが古装剧だった。

60話以上のドラマに対する口コミ評価の平均値は5.29。
50話~60話の平均値は5.82。
40話~50話の平均値は6.16。
30話~40話(該当ドラマは14作品)の平均値は6.71。
30話以下(該当ドラマは19作品)の平均値は7.02。

40話~70話の平均値は5.93となり不合格と見做される反面、40話以下のドラマ33作品の平均値は6.71と高く出た。

話数の多いドラマに対し視聴者はなぜ低く評価するのかというと、だらだら長いのが不要だからだ。長いのに内容がスカスカでは、展開も遅く、見ていてもつまらなく感じてしまう。
近年「注水剧」は業界で常態化している。例えば《香蜜沉沉烬如霜》がその例で、製作契約では36話だったのが50話分撮影し、放送するときには63話になっていたという。ドラマが薄いと倍速で見るかまたは途中でやめてしまうことになる。ネット配信の倍速視聴が人気だというのも頷ける。新京报が視聴者にアンケートを取ったところ、倍速にする理由は「展開が遅くて倍速でも理解できるから」という理由が「時間が無くて効率を上げたいから」を大きく上回った。

ドラマ評論家の話によると「注水剧」が生まれる原因は、スター俳優の高額な出演料が製作コストを引き上げることと、テレビ局・動画配信会社が話数を基準とする伝統的な購入方法を続けていることであり、解決は難しいという。
ただ近年「分账剧」(版権所有者が製作を他に委託しリスクや利益を分配する)が結果を出しており、古い制作方法が無くなれば「注水剧」も無くなるだろう。視聴者から支持される、長さに関わらない良い作品が利益を生み出すことができる。

ということで《新世界》を見てみた。
民国時代の北平。かささぎの大好物、老北京の世界がリアルに再現されていた。まるで北京の街なかで撮影しているみたい。ずいぶんお金をかけていると思う。最初の2話はストーリー抜きにして、画面の世界に浸っていられだけで幸せだった。(最初からテンション上がる中国ドラマはかささぎにとって少ない)
そのあと頑張って20話まで見たのだけど、盛り上がらないし、感情移入できなかった。何でだろう。このペースで70話は確かに長すぎる。せっかくの老北京ドラマなのに最後まで見ないで感想を言ってごめんなさい。手打ちの炸酱面は美味しそうだった。
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