北京 大興国際空港 ターミナル中心部から先端まで600m

大興国際空港。2019年9月25日正式開港。総工費800億元(≒1兆2千億円)。羽を広げた鳳凰に例えられる外観。美しい曲線が特徴。「五指廊」といってコンコースが5本放射状に延びた構造(でも上から見ると6本。あれは手首?)。扎哈·哈迪德さんによる設計(ザハ・ハディドさんの建築物は北京なら银河SOHOも有名)。

大興国際空港について勉強する。新京報記事の一部より。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2019-09/26/content_766419.htm?div=-1
ターミナルビルの面積は70万㎡。ターミナルビル単体としては世界最大。
ターミナルビルの下には16本のレールが通っている。
滑走路は現在4本(最終的に6本に)。縦3本横1本の配置は中国初(滑走路使用効率を上げるための設計)。乗降用エプロンは268か所。
ターミナルビルの構造は地下2階地上5階。 
4階:出発ロビー(国際・香港・マカオ・台湾)
3階:出発ロビー(国内)
2階:到着ロビー(国内)
1階:到着ロビー(国際・香港・マカオ・台湾)
地下1階:鉄道駅ロビーおよび国内線セルフチェックインエリア
地下2階:鉄道駅ホーム
搭乗口は82か所。ターミナルビルの先端は5本に分かれていて、ビル中心から先端まで600m弱、歩いて8分ほどかかる。

※5階はレストランを主とする総合商業エリア。
※ターミナル各階の細かい説明は、東部・中部・西部ごとの説明になる。
https://baike.baidu.com/item/%E5%8C%97%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E5%85%B4%E5%9B%BD%E9%99%85%E6%9C%BA%E5%9C%BA/12801770?fr=aladdin
1階
東部と西部:商业区・机场巴士售票处・安检・充电区・乗り継ぎ口
中部:国際線到着出口・中国海关・中国边检・免税店・ターンテーブル8か所など
2階
東部と西部:母婴室・自动步道・娱乐区・商业区・充电区・快递业务区など
中部:トランスファーデスク(国内・国际)、中国海关・免税店・ターンテーブル8か所など
…………

大興国際空港を利用するときに参考になりそうなこと。
新京報より一部。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2019-09/05/content_764345.htm?div=-1
・地下2階の鉄道ホームから来る利用客や、自家用車・タクシー・バス等などの利用客がターミナルに入ってすぐ搭乗手続きできるように、自動チェックイン(中国語:值机)エリアまでの動線が短い。
・鉄道利用者なら、B2Fの駅ホームからエレベータでB1Fへ上がれば、そこは国内線チェックインエリア。そのまま安全検査を通って搭乗待合エリアに進めるようになっている。
・自家用車の人は、駐車場の通路からターミナルの3Fと4Fに行けるようになっている。3FにはVIPエリアおよび国内線安全検査エリアがあり、国内線利用者は3Fの安全検査を通って2Fの国内出発到着混合ロビーに進むようになっている。
・タクシー利用者は4Fからターミナルに入る。
・自動チェックイン機と自動荷物預け機を400台用意。並ぶ時間は10分を超えない計算。セルフチェックイン率は80%。
・顔認識システム(人脸识别技术)もある。安全検査や搭乗手続きを顔パスで。
例えば、东航の乗客がセルフチェックインをするとき、自動チェックイン機の説明に従って顔認識をすれば、乗客の搭乗情報(便名・機種・搭乗口番号・目的地天候・搭乗口閉鎖時間・搭乗口まで歩いて何分かかるかなど)が表示される。このシステムでは4名まで同時に識別できる。
・乗り継ぎについて
国内線利用客については「国内線混合エリア」と称し、国内線の出発客と到着客が同じフロアを利用できる設計になっている。出発客と到着客の双方が商業施設やサービスを利用しやすくするため。
乗り継ぎは2Fで集中管理。場所は国内線混合エリアと国際到着エリアの間にあり、ここで検査・通関手続きができる。
乗り継ぎ所要時間は、国内→国内で30分、国際→国際で45分、国内⇔国際で60分、世界有数の速やかさ。
…………

顔認証チェックインについて。
新京報より。http://epaper.bjnews.com.cn/html/2019-10/06/content_767159.htm?div=-1
身分証も、QRコードも不要な顔パスチェックイン。乗客は顔パスで自分の搭乗口を知ることができる。搭乗口もそのままで。VIPルームならARグラスをかけたスタッフがVIP識別を行い機内の座席まで手配してくれる…。
顔パスサービスができるのは5Gネットワークを応用するから。チェックインから荷物預けまで20分で完了。
…………

スタッフと対面でチェックインもできる。
新京報より。http://epaper.bjnews.com.cn/html/2019-09/26/content_766436.htm?div=-1
・南航、国航、联航などでも顔認識の自動チェックイン機を設置している。機械の案内に従って搭乗手続きをスムーズに行える。
・有人のチェックインエリアもある。場所はB1Fと4F。例えば南航のカウンターには乗客用ディスプレイが付いていて、身分証のデータ入力をスタッフに任せてもいいが、自分でもできるようになっている。
・ターミナルの形は手を広げたような“五指廊”構造であり、中心部から先端までの距離は600m、一番遠い搭乗口まで歩いて8分ほど。 
・カフェは星巴克・喜茶・瑞幸咖啡・CoCo・Costaなど、中華は庆丰包子铺・西部马华・鸿毛饺子など、レストランは麦当劳・肯德基・必胜客・蓝蛙・好利来・满记甜品など。
北京稻香村大兴机场店も営業。
…………

北京大兴国际机场は“新世界七大奇迹”の一つ。
新京報より。大体の内容。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2019-09/27/content_766510.htm?div=-1
なぜ“奇跡”なのかというと、ここにはたくさんの世界一があるから。
・空港ターミナルに直接高速鉄道が乗り入れている。
・免震構造(中国語:隔震支座)を取り入れた世界最大の建物であること。
・無接合構造一体化(无结构缝一体化)という工法で建てた世界最大の建物であること。
・出発ロビーと到着ロビーがそれぞれ二階構造(4階が国际出发区、3階が国内出发区、2階が国内到达区、1階が国际到达区)という、世界初のターミナルであること…などなど。
だが、大兴机场はグルメ空港であることも特筆すべきだ。今現在、約80店舗のレストランが入っている。規模で言えば、街のショッピングセンターやフードコートより大きい。品質は北京市内と同水準、価格設定は首都机场と同様。買い物も便利で、大型ショッピングモールと同様。今現在300以上の店舗が入っている。
2019年6月、世界最大の旅行観光情報出版社Fodor’sが空港の評価を行ったが、ロンドン・ヒースロー空港と東京・羽田空港はショッピング部門のツートップ。アメリカニュージャージー州のニューアーク・リバティー空港はグルメ部門で一位だった。国際空港としてショッピングやグルメのブランドイメージが必要。大兴机场で予想される年間利用者数は1億人。ビジネスチャンスは大きい。飛行機で旅をするのはもはや“家常便饭”。大兴机场は中国の新しい顔として多様化国際化を進め中国のレベルや姿勢を示していく。

※ “新世界七大奇迹”とはイギリスのメディアが評価した建築物7か所のこと。他にはロンドンのクロスレールや、メッカのアブラジ・クダイホテルや、サウジのキングダムタワーが入った。中国からは港珠澳大桥と北京(大兴)新机场が入っている。
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