中国 野味と野生動物市場 七福神

正月早々色相を濁らせるようなことがあったので、日本橋と谷中の七福神巡りをやってみた。一昨年柴又でチャレンジしたときはコースを外れてタイムロスをしたが、今回は迷子にならず巡ることができ自画自賛。

どこもかしこも健脚を誇る先輩方で賑わっていた。グループもツアーも来ていたが、とにかく人が多くて驚いた。
気が付いたこと。お寺の場合は靴を脱いで本堂に入らなくてはいけない場面もあるのだけど、あれってお年寄りにとっては結構ハードルが高い。大勢がわっと集まるなかゆっくり靴を脱ぎ履きしていられないことや、建物が古くて階段が急で狭くて暗いことなど、あちこちにトラップが仕掛けられている。靴脱ぎ場でお手伝いするくらいならいくらでもして差し上げるのだが、階段を転げて落ちていく場面に遭遇したときはマジ肝を冷やした。かささぎも明るい外から暗い本堂に入るとき目がくらんで足元が見えにくくなるので、まずは自分が気を付けなければならないのだけど。

14もの神様を廻ったそのご利益か、いきなり貴重な体験をする機会に恵まれ、幸先のよさに調子こいたが、それも続かなかった。正直な話、新型肺炎のせいで予定が大幅に狂ってしまった。こんなご時世、わざわざ行くこともないと言われそうだが、臆病になるのも負けた気がするので、思い切ってボランティアに行って来た(マスクと消毒液は用意した)。いちいち動揺せず泰然としていて博識をひけらかすこともなく明るく活動している先輩方の余裕がとてもいいお手本になる。

……………
◎中国で、マスクを高額で売った場合。
もともとの売値が200元のN95マスク一箱10枚入りを850元で販売した場合、北京でどうなるかというと。
北京市市场监管局に見つかって行政处罚を受けたが、その内容は300万元(≒4600万円)の罰金を科すというものだった。

◎野生動物を食べることと野生動物市場について。1月23日の新京報より。大体の内容。
今現在感染源は解っていないが、竹鼠(タケネズミ)や獾(アナグマ)など野生動物の可能性が高い。「病毒源头」「野生动物」「野味」が注目ワードに上がっているのは、取材を受ける専門家らが野生動物と関係あるだろうと発言しているからだ。これら報道により、ネットではどんな「野味」(野生動物・鳥類、またはこれらの肉のこと)が売られていたのか騒ぎになっている。例えば活孔雀(生きた孔雀)、活鳄鱼(生きたワニ)、果子狸(ハクビシン)など。うたい文句は「活杀现宰」(生きているのを店頭でシメてご提供します)。
「新型冠状肺炎病毒」感染の原因は、野生動物が人の住む場所に入り込んできたからではなく、人が「野味」を求めるのが原因である。
重要なことは、中国における「野味」の飼育方法や運送方法が、人と接する機会を増やしてしまうだけでなく、異なる野生動物が狭い空間で一緒に飼育されることで伝播し変異が起こることで、最終的に人類に感染する「恶性病毒」になってしまうことだ。野生動物ウイルス感染には長い歴史があるが、最近一番深刻だったのは2003年「SARS疫情」だった。現在の情報では「舟山蝙蝠冠状病毒基因」が一番「新型冠状病毒」に近いと言われ、これは「SARS病毒」とは異なるものの非常に相似している。「SARS病毒」の感染源は「中华菊头蝠」であった。SARSは野生の「中华菊头蝠」に寄生し、中間宿主の「果子狸」で変異を起こし、人類に対する「超级病毒」になった。この研究結果はSARS流行後10年を経てやっと最終的な「大体论定」に至ったものである。だが「中华菊头蝠」と「果子狸」のどちらが元凶張本人なのか断言はできないし、当然ながら人間が距離さえ保っていれば何事も起こらなかった、つまり「野味」を食す習慣が無ければウイルス感染が人間に及ぶことはなかった。
取材によると今回の市場は「海鲜市场」という名称ではあるが実際は「野味」を多く取り扱っていた。「野生动物」が人類にウイルス感染を起こす確率は、最初低くともこのような市場で長期に飼育されているうちに跳ね上がる。「野味市场」が存在する限りこの可能性は残り続ける。我々は2003年あんなに苦しめられたのに、変異と感染のサイクルを断ち切ることができていなかった。
中国人が「野味」を好むのは文化、伝統、漢方医療などいろいろな要素がある。昨今、国内で違法「野味市场」はその規模百億元に上るといわれている。需要の高さから断ち切ることができなかったのも原因だったかもしれない。しかしながら一度このように大規模な流行が起こると経済損失は数千億元になるばかりか、人命を失ってしまう。2003年SARSの後「野生动物市场」の管理制度は短期間で向上した。しかし現状を見るかぎりまだまだウイルス感染防止のレベルに達していないことがわかる。違法「野味市场」が存続してきた事実に対し、今必要なのは予想範疇内の粛清ではない。立法及び法の執行システムの中で必要な改正をやり遂げることだ。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2020-01/23/content_777539.htm?div=-1
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