北京 子供向けの雑誌 中国少年報

北京で勉強していた当時の話だが、ある日インコがぷりぷり怒りながら下校してきた。訳を聞くと英語の先生が「サンタクロースはいません、作り話を信じないように」と言ったのだと言う。中国ではサンタも「迷信mixin」と分類されるのだろうか。

子供に聞かれて困る質問は幾つかあるが、サンタクロースもその一つ。当時「おっかあ、サンタって本当はいるんだよねえ」とダメ押しされるたび、かささぎは開き直る。「フィンランドに手紙を出すと返事が来るそうだから、ちゃんといるんだよ」

ちなみに北京の親はクリスマスにプレゼントを贈らないらしい(売り場では商戦をかけているが)。但し子供達同士でカードを手渡す習慣はある。クリスマスの時期になると仲のよいお友達にメッセージを書いたクリスマスカードを送るのだ(クラス全員分のカードを用意する律儀な子供もたまにいる)。

先生の一言って、ときにハッとさせられる。文句を言うつもりはない。こちら側の考えが全く正しいというわけではない、と気づかせてくれるからありがたいと思っている。

たった半年だが幼稚園留学を終えて日本に帰国したばかりの当時にも似たような事があった。インコが保育園の先生に一言いわれた。「そのギャグ古いよ」

インコのやったギャグは「なんでだろう~」って振りつきで歌うやつだったので、親の目から見ても確かに古かった。日本のお笑いの回転は速いからなあ。

今回北京の小学校に在籍していた間、日本文化と触れることはほとんどなかった。北京にどっぷり浸かりたかったから。だがそれはあまり賢い方法ではなかったということに、最近気づいてきた。かささぎもそうだがインコの脳みそも2年前の知識で止まっているのだ。

例えば、かささぎが言う「根性出してしっかり勉強しなさいよ」
インコが言う「わかった!ど根性大根だね!」

例えば、発表会でスリラーを踊ることになった。
インコが言う「途中で『フォー』って叫ぶんだよ。『フォー』ってレイザーラモンのセリフだよねえ」

本人は真面目に話している。この寒さに事の重大さが分かっていただけると思う。やばい。このままでは空気の読めない子としていじめられるのではないだろうか。

そこでかささぎは慌てて小学生新聞の購読申し込みをした(ギャグまで載ってるか知らないけど)。

ところで、北京にも作文新聞とか児童向け雑誌がある。学校で年間購読の注文をとってくれる。始めのころは全然読めなくて捨てるも同然だったが、1年もするとだいぶ分かるようになる。挿絵や写真が面白いらしく、そのうちインコは閑があると読むようになっていた。

インコの本棚から「中国少年報」という雑誌を見つけた。「共青団中央主管」の雑誌。実際にはそんなに固い内容でもない。
ページをめくっていたらコマネチ選手の写真もある。
中国語で「納・科馬内奇(ナディア・コマネチ)」と言う。人名は難しい。
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それにしてもどうしてコマネチのギャグだけは子供にウケ続けるのだろう。

中国少年報のHPはこちら。時間つぶしにはお薦め。
http://paper.ccppg.com.cn/zgsnb/html/2009-07/01/node_41.htm
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この記事へのコメント

るいすい
2009年11月18日 12:23
インコちゃん宿泊学習に行ってこられたんですね~。
それにしても北京にしばらくいると、日本の新しい情報があまり入ってこず、現地化していきますよね(笑)
日本に戻った時カルチャーショックと言うか。

中国のテレビドラマですが、私が一押しするのは『蝸居』です。すっごい面白いです!毎日3話欠かさず見てました。
共働き家庭のマンション購入にまつわる悲喜こもごもなのですが、主人公やその妹の生き方が、中国のネットや新聞でも論争になったくらいです。
私は途中から見たので、ネットで探して初めから見てみようと思ってまーす。
かささぎ
2009年11月19日 11:00
るいすい様:ありがとうございました。蝸居!俳優さんを見ただけでこれは面白くないわけがないと思いました。まだ一話しか見ていないのですが動画の画面もクリアで疲れません。ここは先を急がず、ひとつひとつ一喜一憂しながら見たほうがよさそうですね。妹さんは最後田舎に帰る?お姉さんは念願の家を買う?それにしても、中国のマンション、質の割りに値段が高すぎる…私も「蝸居」族です。

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