北京で勇気十足

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zoom RSS ぴぴは幸せの青い鳥なんだろう

<<   作成日時 : 2017/04/17 23:03   >>

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娘のインコが可愛がっているのがセキセイインコのぴぴ(屁屁pipi)。

2月になってインコは受験で落ち込んでいた。ちょうど同じ頃、セキセイのぴぴが羽を膨らませたりして様子がおかしくなった。

病気かもしれないから早く病院に連れて行ってってインコは言うのだけど、かささぎは躊躇した。というかそんなことないって否定したかった。だけどやっぱり様子がおかしいので渋々病院に連れて行くことにした。

受験勉強で一番つらい時期。心配事を少しでも軽くしてやるのが親の役目なんだろうが、それでも渋ったのは、とり病院の先生が怖いから。先生、癖が強いんじゃ。

勿論いい飼い主には菩薩様の如く穏やかに接している。でも悪い飼い主には般若の面相で激怒する。ちっちゃい命だからって安く見るんじゃないよって、鳥の代弁者の立場で𠮟り飛ばす。罵倒という銃弾を機関銃で打ち込まれているようなもので、被弾した側は少なくとも数時間は立ち直れない。

診察室に入ると、先生は私の顔を覚えていてくださったようだった。当然悪い飼い主として。

かささぎ:卵が引っかかったときには大変お世話になりました。
先生:ああ、あの時の急患か。その後検診に一度も来ていないよね。
かささぎ:(返事に窮して黙る)
先生:名前は?
かささぎ:ぴぴです。
先生:たいてい名前はぴぴなんだよ!苗字はなんだって聞いてんだよ!こらあっ!
というわけで、いつもの洗礼を受けた。先生、やっぱ癖が強いんじゃ。

そのあとで、問診と診察を受けた。ダメ飼い主の運命で、今回も説教地獄に突き落とされた。でも怒鳴られるのも3回目なのでさすがに耐性がついた。

肝心のぴぴの状態は良くなかった。それからは真面目に通院したが、あれよあれよという間に腹水が溜まり、止まり木に止まれないほど悪化した。最悪の状況も考えておくようにと先生に言われた。

かささぎの頭の中では「落鳥」と「落榜(中国語で不合格の意味)」という言葉がぐるぐる巡った。
なんとしてもぴぴを生かさなくては。ぴぴが死んだら、インコの受験も失敗する。そう思った。

二次試験の時には、どうしようか迷ったのだけど、結局ついて行くことにした。で、先生にぴぴの入院をお願いした。先生からは不測の事態が起こったら携帯に電話しますと言われ、ああ本当に状態が悪いんだなあと暗い気持ちになった。

その時、先生はぴぴの顔をこちらに向けて、ぴぴの心の代弁を始めた。
先生:アタチと受験とどっちが大事なのよぉ!
かささぎ:(反応できず固まる)
先生はこちらを見てにたりと笑った。ご自分でも会心のギャグだと思ったのではないだろうか。
皮肉たっぷりの笑顔だったけど、かささぎは心の中で大笑いした。きっと大丈夫、って思えた。

結局、ぴぴはまだ生きている。大量に溜まった腹水を抜いたり、投薬を続けたりといろいろ治療はしているが。
最近また腹水が溜まってきた。病理診断も受けたが、はっきりとしたことはわからない。癌ではないが肝臓が悪いのではないかということだ。ということは、劇的に完治することもないだろう。
それでもインコを泣かせたくないから、かささぎはせっせとぴぴの治療に通うと思う。
ということで、まだ当分中国に遊びに行けそうにない。

大げさな言い方になるが、あの時ぴぴは我が家の悪い気を一身に引き受けてくれたのではないだろうか。そう考えると粗末にできない。もしかしたら幸せの青い鳥なのかも。11歳おめでとう。

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