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<<   作成日時 : 2016/11/14 17:15   >>

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新京報10月15日のコラムの大体の内容。
ニトロソアミン(亚硝胺、R2N-NO)について。

中央テレビ等で報道された内容は、「清华大学环境学院の国家环境模拟与污染控制重点实验室が、全国飲用水系の中の亚硝胺类消毒副产物を調査したところ、中国は世界においてニトロソアミンの検出量が最も多い国であることが分かった」というものだった。そのなかでもN-ニトロソジメチルアミン(亚硝基二甲胺。NDMA)の濃度が最も高かった。

流行病学の研究により、ニトロソアミンと消化器系癌とは密接な関係があることがわかっている。これが軽視されているということは、少し前まで大気中のPM2.5が軽視されていたことと同じようなものだ。

過去において、飲用水の中のニトロソアミンは水処理の消毒過程で発生する副産物だと考えられていた。しかし、
ニトロソアミンには発がん性があり、国际癌症研究机构(IARC)ではこれを2A类致癌物に挙げている。
WHOが2008年に示した飲用水中のN-ニトロソジメチルアミンのガイドライン値は100ng/L。カナダとオーストラリアの国内基準はそれぞれ40ng/Lと100ng/Lになっている。アメリカではカリフォルニア州が厳しく10ng/Lと定められている(ただしアメリカ全土で制限値が定められているわけではない)。

中国の水質検査基準の中にニトロソアミンの項目も入れるべきだ。子供や妊婦に対する潜在的危害を小さく見てはいけない。中国の水質汚染は進んでおり、N-ニトロソジメチルアミン以外のニトロソアミンが水源や水道処理水や水道の蛇口から検出される率はアメリカの数十倍になっている。中でも長三角地区(上海浙江江蘇のあたり)の濃度が特に高い。

2007年にアメリカやカナダでは「固相萃取-液相色谱-质谱联用方法」でN-ニトロソジメチルアミンを検査するようになった。この方法だと操作が簡単で精度も高い。中国国内でもこのような検査ができる設備はあるが技術を向上させる必要がある。

都市部に住む人々は家庭に水道濾過装置を付けたり、小区内で濾過処理済みの水を買ったりしており、その経済負担は個人が負っている。水道水基準にニトロソアミンの検査項目を加え、その基準値を守るようにするためには費用がかさむだろうが、皆の健康を保障するのであるから、多くの人々は受け入れるのではないだろうか。全国一斉にするのが無理でも、リスクが高い華東地区と華南地区を先行して導入するのも一つの方法だろう。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2016-10/15/content_655617.htm?div=-1

………
ただ、もたらす危害が大きなものにはならないと反論する記事もある。「量だけを見るのではなく、毒性を議論すべきだ」「動物に対する癌のことはわかっているが、人に対する根拠としてはまだ不十分」という理由。
http://www.sh.xinhuanet.com/2016-10/18/c_135762164.htm

では、どれくらいの量が検出されたのか。過度に慌てるのはよくないという記事。
中国における水道水のN-ニトロソジメチルアミンの平均濃度は約11ng/L。
リスクが高いとされた華東地区と華南地区の一般家庭蛇口から検出されたN-ニトロソジメチルアミンは平均で約18ng/L。
長三角地区の一般家庭蛇口から検出されたN-ニトロソジメチルアミンは平均で約28ng/L。
現在の中国に、カリフォルニア州の基準値を導入するのなら、中国の水道の四分の一が基準値を超えてしまうことになる。WHOやカナダやオーストラリアの基準は満たしている。
http://news.qq.com/original/factcheck/water075.html?isnm=1

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