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<<   作成日時 : 2015/09/14 14:12   >>

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9月10日は教師節だった。中国の親御さんは先生に何をプレゼントするか頭を悩ませることになる。教育部は「严禁教师违规收受礼品礼金」の通達を出しているのだけど、実際はそう割り切れるものでもないらしく、何も用意しない生徒は気まずいのだとか、学校前には切り花の出店が出るのだとか、先生はこの日ポケットのない服を着て行く(強引に押し込まれないようにするため)のだとか、親が学校の事務室宛に宅急便でプレゼントを送りつけたとか、生徒がクラス全員で先生に感謝状を贈ったのだがそこに書かれてある言葉が子供らしくてほっこりしたとか、いろんな話が出てくる。

保護者は「送礼压力」というのを感じている。なにかお化粧品か小物かそれとも商品券がいいかしら、それともお祝いのメッセージカードを子供に持たせるだけのほうがいいのかしら、と、勝手を知らない新一年生のママさんが情報交換をし合ったりするのだそうだ。

中国では担任の先生の携帯番号を教えるのが普通だから、その携帯番号を使って、先生の携帯電話料金を肩替りする、という手段もある。(中国では携帯料金の支払い方法はいろいろある。たぶん今ならアプリを使って払うのが一番便利だと思うけど、店頭や銀行で支払いするほか、充值卡というプリペイドカードで払う方法が昔は主流だった)

それから新しいのには「电子红包」というのがある。
微信・微博を使って親から先生へお祝いメッセージを送付するやり方は良くあるが、そのメッセージを送る時に「红包」をつける方法のことなのだそうだ(スマホについてる「微信支付」機能を使うと簡単に相手側にお金を送り届けることができる仕組みなんだそうだ)。
贈り物を受け取ってはならないという教育部の規定を知らない先生はいないのだけど、その親のメンツを考え、どうしたらいいものか考えあぐねる先生も多いという。
「红包って言ったって、たった十数元ですよ、付け届けでもあるまいに」という親や、「电子红包が習慣化すればこれがまた新たな負担になってしまう」と心配する親もいる。

スマホを使ってお金を送る、という方法が良くわからないのだけど、そういえば天津爆発事故の時、微博に「父親が死んだ」と嘘を書き込み同情を買って微博红包で10万元を集めたと言う話もあった。人肉に遭って身元がばれ、最後は公安局に拘留されたのは19歳の女子学生だった。
この時使われたのは、微博の「打赏功能」だった。微博に素敵な文章を載せておき、誰かがそれを見ていいねと思ったらその文章のファンとしてお金を送ることができる、というシステムなのだそうだ。

話がずれた。

中国の教師節。こんなに面倒なのは新学期を迎えたばかりの時期だからなのだと思う。これがもし7月だったら(せめて半年後ぐらい)、親も冷静でいられるし、本当の意味で感謝を伝えることができるのではないだろうか。

教師節の日にちについては、1931年には6月6日と決めたとか、1939年には孔子の誕生日である8月27日に決めたとかいう話もある。その後新中国になって1951年に教育部が教師節を制定するという話があったのだが決まらなかった→文革になって“臭老九”として生徒にボコられるなど先生の地位は落ちてしまった→1981年に教師節が再び検討され1982年にはメーデーと教師節を一緒にして5月5日にしてはと報告が上がり→1984年に全国人民代表大会常委会で9月10日を教師節にすることが決まった…と百度には書いてある。

2014年国務院は《教育法律一揽子修订草案(征求意见稿)》を発表し、教師節を9月28日にしてはどうかと意見を求めた。その理由は孔子の誕生日が551年9月28日だからなのだという。

孔子さまの誕生日は一体いつなのかってことなのだけど、一応、旧暦では8月17日、新暦では9月28日になっている。ただ、百度の詳しい説明によると、孔子の誕生日が新暦9月28日であるという見方については議論があり、いまだ見解の統一には至っていないのだそうだ。
崔东壁の《洙泗考信录》によると《春秋谷梁传》に書かれてあるのが鲁襄公二十一年冬十月庚子つまり現在の8月21日であるとされているし、《孔庭纂要》では8月27日とされているし、ほかにも10月9日であるとか、10月3日であるとか、いろいろな意見があるそうだ。
中国古来の儀式では毎年旧暦8月27日を孔子诞辰としていた。民国時代は8月27日を教師節とし新暦に換算して9月28日であるとした。
“武王伐纣”の日程を解明した上海交通大学科学史系の江教授の計算によると、孔子の誕生日は西暦552年10月9日であるという。
http://baike.baidu.com/link?url=vLx3B-OMJ9Q8AyulVfGiFaLJ07RhWUNK-YlDyfNxXcFGvXxJQNDvR9QBYUKlirGd4Be4sy3hFrsxc8ss_0nrlq

こうやって百度を読んでると、どうでもよくなってきた。論争の過程なんて読む気がしない。教師節をいつ過ごすかではなく、どう過ごすのかってことのほうに関心が高いと思われるが、贈り物の内容を含めた最終的判断は当事者同士でどうぞというやり方が、これぞ中国って感じで面白い。インコの時は手作りのカードを作った。お花を添えてプレゼントするのを知らなくて、インコが悔しがったこと覚えてる。
大学生はどうしてるんだろう。熱心な親が出てきて立派なプレゼントを渡したりするんだろうか。
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