「京版“最严控烟令”」と呼ばれる、とっても厳しい禁煙条例《北京市控制吸烟条例》が6月1日から導入されている。その後効果や評判はどうなんだろうか。 半月過ぎたところで、取り締まりの様子が記事に出た。 ・北京卫生计生行政部门が切った違反切符は8枚。3件が企業で、5件が喫煙者個人を対象にしたものだった。 罰せられた企業は朝阳区の酒店と海淀区の单位と大兴区の美容院。区卫生行政部门から「改正通知书」を受けていたにも関わらず直さなかったのでそれぞれ2000元の罰金となった。 “违法吸烟”により5名に“个人罚单”が出された。罰金金額はそれぞれ50元だった。 ・北京市卫计委の報告によると、この2週間で通報電話に4605件の電話があった。そのうち禁煙知識の問い合わせが178件、禁煙政策の問い合わせが2343件、控烟投诉举报が1743件、违法吸烟留言投诉が341件。控烟投诉举报で一番多かった場所は写字楼办公楼、次が餐厅と商场超市だった。 ……… 現在北京市には喫煙の取り締まりを行う「卫生监督员」は千名余りしかいない。それを補うためこのたびボランティアを募集することになった。 2種類ある。一つは完全なボランティアの「控烟宣传志愿者」で、条例の普及活動、違法喫煙をやめさせる活動を行う。もう一つは「志愿协管员」で、専門の研修を受け証書を授与されたうえで「控烟监督执法人员」とともに通報を受けたり、取り締まりに加わる。「志愿协管员」にかかる経費は精算される。 ともに何名募集するかは書いてなかった。 ……… 「京版“最严控烟令”」の実施によって北京の小中高校は全面禁煙になった。それを受けて6月上旬に北京市疾控中心が今までの状況として《北京市中小学校控烟环境调查报告》を発表していた。調査対象になったのは北京市内の小中高校1736校。 ・学校规章に「何人たりとも“全面禁烟”でありそれには学校訪問者も含む」と規定している学校は89.5%だった。(つまり今まで全面禁煙を実施していなかった小中高校は1割あった)。 ・“全面禁烟”にしていなかった学校のうち8.8%の学校が喫煙エリアを設けており、16校が屋外なら喫煙可としており、12校は明確な規定がなかった。 ・“全面禁烟”の割合が高かったのは普通中学で91%だった。职高は89.7%で、一番徹底されていなかったのは小学校だった。郊外区県の小学校で“全面禁烟”している小学校はたったの80.6%だった。 ・少年宮・幼稚園・小中高校の周辺100m以内でたばこ販売している場所は1168か所あった。小中高周辺でたばこ販売している場所がある割合が35.6%、各学校に2か所は存在していたことになる。 たばこを販売している場所で一番多いのが杂货店や便利店で70.1%、次が商场や超市で8.5%、その次が烟草专卖店で5.9%を占めた。79.1%の場所で“吸烟有害健康”標示が無く、72.9%の場所で“不向未成年人售卖烟草”の標示が無かった。 ・小中高校の教員職員の喫煙率は9.4%。そのうち男性教員の割合が33.7%、女性教員の割合が0.2%。学校内の教員職員の喫煙率は北京市全体の成人喫煙率より低かったが、学校は特殊な場所であり青少年に影響しかねないのでこれからも厳しく管理していななければならない。 ・学校医と保健教师の8.3%が、一年以内に自分の学校の生徒が喫煙しているのを見たことがあると答えている。喫煙していた生徒の割合は中学高校で16.3%、小学校で0.4%、职高で53.4%だった。また中心区6区と郊外区県で分けると6.5%と10.7%だった。 ・小学校で女子生徒が喫煙していた例があったことが分かった。また职高学校で喫煙している生徒のうち3割が女子学生だった。 《北京市控制吸烟条例》について:http://33665307.at.webry.info/201505/article_7.html ![]() にほんブログ村 |
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