北京で勇気十足

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zoom RSS 博物館の展示物に小銭 

<<   作成日時 : 2015/05/19 19:12   >>

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新京報より。
5月18日は国際博物館の日。それを受けて北京市文物局副局长が北京の博物館の状況について発言した。
現在北京には博物館が170か所ほどあり、訪れる見学者は年間約3500万人に達するという。首都博物館の入場者は1日5、6千人、反面、北京市西周燕都遗址博物馆は1日数十人だけ(房山区にあり無名らしい)。今後は人気のない博物館でもイベントを開き集客に努めていくとのこと。
また、見学者の態度が“不文明”であることを指摘。今年になって国務院が公布した《博物馆条例》には、「公众应当爱护博物馆展品、设施及环境,不得损坏博物馆的展品、设施。若观众有损坏展品的行为,对劝阻不听者,将由执法部门予以处置」と書いてあることを強調した。
さらに、北京市博物馆学会など団体は《博物馆工作规范》に従い、博物館に従事する人々を対象に研修を行い、態度の悪い見学者への対処や文化財の保護管理をしっかりできるようにしていくと述べた。

記事はさらに続く。それは博物館で記者が見聞きしたこと。
例えば北京自然博物館で5月初旬に開催された恐竜展。化石標本ケースの継ぎ目に差し込まれたお金で恐竜の足が見えなくなっていた。ざっと数百元はある。ネットでは「お賽銭箱」と呼ばれた。
ほかにも触ってはいけない標本の毛皮を触る人が後を絶たず結局毛が落ちてしまった。

例えば北京艺术博物馆(場所は西三环近くの万寿寺。入場料10元)。
伝説によると万寿寺は乾隆帝が太后だけのために作らせたもので嫔妃らでさえも入ることが許されなかった場所だという。主殿には数百年前の如来佛・观音菩萨・18罗汉等が今も残っている。
后院には乾隆時代に作られた高さ3mの刻字碑が残っている。周囲を保護柵で囲ってあるが、その刻字碑のまわりには5角や1元のコインがたくさん落ちている。よく見ると刻字碑には無数の傷がついている。ボランティアの話によると多くの来場者がこの碑に向かってコインを投げつけ“祈福”するものだからたくさん傷がついてしまったのだそうだ。警備員もいるがここだけ見張っているわけにはいかないのが現状。

例えば大钟寺古钟博物馆。大钟寺は元の名を觉生寺という。建立されたのは清雍正十一年(公元1733年)で、皇帝が雨乞いしたり、仏事を行う重要な場所だった。ここを利用して設けられたのが大钟寺古钟博物馆。
大雄宝殿の东配殿内には明、清代の鐘が多数展示されている。両側のドア付近には「敲かないでください、触らないでください、騒がないでください、フラッシュと三脚は使用しないでください」と注意書きがある。でも親子連れの父親のほうが拳で叩いていた。藏经楼にも多くの鐘が展示してあるがやはりゴンゴンと音が立つほど叩いている来場者がいた。女性の係員があわてて「これは文化財ですから優しく扱ってください」と注意していた。「ここに展示してある古鐘は一級文化財なのですが、来場者の中には押して揺らそうとする人もいて危ないんです」とのこと。

例えば古代钱币展览馆(場所はコ胜门)。コ胜门箭楼と真武庙の二つの建物を利用して設けられている展覧館で、箭楼は明代正统元年(公元1436年)に建てられたもの。北京に現存する明清内城箭楼のうちの一つ。ここで開催されていた《コ胜门军事城防文化展》を記者が見に行ったところ、展示物を手で触る来場者は見かけなかったが、従業員が会場内でお茶を飲んだりものを食べたりしていた。展示物である古代铁炮には雑巾がかかっていたし、お茶を入れる時にお湯がはねてその展示物にかかったが気にも留めていないようだった。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2015-05/19/content_577520.htm?div=-1
………

それより、この記事で面白かったのは、恐竜の化石のケースにお金を入れてる写真。
中国ってそういえば小銭を狭いところに差し込む癖があるみたい。仏像のガラスケースの隙間とか、木柱の割れ目とか。あれってなぜそうしたくなるんだろう。
インコに聞いてみたら「トレビの泉みたいなものなんじゃない」という。
「でも恐竜の化石にお金って変じゃない」
「きっとあやかりたいんだよ。自分も化石になって未来永劫奉られたいって」
そんなわけないに決まってる。骨を仏様に見立てているとも思えないし、博物館に寄付してるとも思えない。恐竜にチップをあげてるとも思えない。やっぱりただの癖なんだろうか。
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