北京で勇気十足

アクセスカウンタ

zoom RSS 中国 放生(ほうじょう) ハト

<<   作成日時 : 2013/11/17 13:16   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

北海公園で見かけた光景。鯉をビニール袋に入れて持ってきたおばさんが池のほとりでその鯉を逃がしてあげる。あれって、放生しているのでしょう?東南アジアの旅番組で見かけるやつ。
放生って中国でも昔からある。西太后が大々的に鳥を逃がす話(そして宦官たちが山に入ってまた捕まえてくるという裏話がオチになってる)、本で読んだことがある。

………
新京報に載った投書より。

合肥市のとあるカップルが結婚用にビデオと写真を撮った。その小道具に使ったのが100羽ほどのハト。ハトを放して放生とし、その飛んでいく姿に二人の“百年皆老”を祈念するというシナリオだった。ところが計画通りにはいかなかった。周囲の人々が殺到したから。
“这是菜鸽,可以吃。”というのが言い分。
この行為が不道徳じゃないかとネットで問題になった。

白居易の詩にも「莫道群生性命微,一般骨肉一般皮。劝君莫打枝头鸟,子在巢中盼母归」とある。命を慈しむ心は大切だ。しかしながら、今回の件に関してはもっと理論的に考えてみるべきじゃないだろうか。
科学的根拠のない放生行為はかえって命を粗末にしていることになる。カップルたちは良かれと思って食用鳩を放したのであろうが、食用に飼育されたハトは上手に飛ぶことままならず、仮に人間に捕まらなかったとしても生き延びていくことは難しかったであろう。よく西湖で鳥や亀や魚を放す僧や信徒を見かけるが、これら動物は捕まえられてきたものなのである。動物たちの気持ちを考えると複雑だ。

昨年の事だが、北京人が承徳の田舎までやってきて、いろんな種類の野鳥と総重量250s分もあったという大量の蛇を放生したという話があった。蛇たちはあたり構わず出没し、地元農民たちは恐怖に陥ったという。結局殺すしか方法がなかった。特筆すべきは、こういった動物たちの中には業者によって捕まえられたものも含まれており、中には何度も捕まえられて、放生商売に貢献させられている。

ですから、放生をするお考えがある方に申し上げたい。科学的熟考をお願いします。

………
フランスでもエジプトでもハトを食べる。ベトナムもそうらしい。北京っ子は家庭では頻繁に食べないだろうが、上海料理を売りにしている(特にハト料理が有名)北京の某老舗レストランはすごく混んでいた。地域差はあるだろうが中国でもハトは大事な食材。

この投書を読んでいくつか分かったことがある。
いったん人の手を離れてしまったものは、捕まえていいという割り切りかたとか。
生態系に対する考え方も中国ではまだまだ個人的判断に任せられているようだとか。

なかでも一番感心したのは、その現場に居合わせてハトを捕まえた人々。だって、一目で食用鳩って見破ったんだもの。これって目が肥えてるというか、食材に対する知識が半端ないってことではないだろうか。

今年の春、H7N9問題に絡んで新京報が書いた家禽市場の記事にもあったが、中国人が生きた家禽をわざわざ買うのは、消費者の自衛策であり合理的な理由があるのだそうだ。確かに生きている状態を見れば一番安心だし騙される可能性が減る。消費者は買い物しながら食の知識を増やしていく。それって食育?

かささぎは無頓着だから出されたものは何でも食べた。中国のレストランで時々ボーイに質問する亭主のやり方にはついていけない。難癖をつけているようで見苦しい。だけどあれも中国では自衛策。日本ではありえないけど。

最近バナエイエビが悪者になっちゃったようでちょっと同情する。
にほんブログ村 海外生活ブログ 北京情報へ
にほんブログ村

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
中国 放生(ほうじょう) ハト 北京で勇気十足/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる