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zoom RSS 2013年 北京 小学校入学手続きの問題

<<   作成日時 : 2013/06/18 05:03   >>

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中国で面倒なのがお役所手続き。言われたとおりに書類をそろえてきてるのにそれでも不備があるって言われたり。他人が押したハンコに薄いって文句言われたり。事務所に人がたくさんいても「担当者が不在」だから出直すように言われたり。前例がないからって投げ出されたこともある。あがりに届きそうでなかなか上がれない双六地獄。

米原万里さんの著書にソビエト時代の話で「手紙を出そうと郵便局に入ったら、切手を売る係の人が休んでるから今日はできませんって言われ、あれこれ言って見たが結局だめだった」というのがある。不便なのは中国だけじゃなかった…。日本の当たり前が通じない習慣や現状にぶち当たったとき、いちいちストレスを感じていては身が持たない。

………
実は中国人だって苦労してる。今の時期、北京で苦労している人たちの中に、小学校就学年齢の子供を抱えた親御さんたちがいた。特に北京の戸籍を持ってない親御さん。

新京報をざっと読んだ感じ。今年の北京は、新年度に小学校に上がる年齢の子供の数が昨年より2.6万人増えて、17万人に膨れ上がっている。それに伴い学校側の入学審査が厳しくなっている。結果そのしわ寄せが入学手続きが煩雑な北京に戸籍を置いていない子供と父母に及んでしまっている、というもの。

北京市教育委員会が定めた、子供の入学手続きに必要な5種類の証明書の説明。
非北京籍の就学適齢児童が、父母が北京で仕事をしているため北京で就学する必要があるときに準備しなければならない書類とは、@“在京暂住证”、A“在京实际住所居住证明”、B“在京务工就业证明”、戸籍の所在地である地方政府が発行したC“在当地没有监护条件的证明”とD“全家户口簿”の5つである。これら証明書を持って街道弁事処または郷鎮人民政府の審査を経て“借读证明”を発行してもらう。それから北京居住地の区・県教育委員会の定める学校で手続きをとって就学をする。

@暫住証とは。16歳以上で、北京で1か月以上暮らす予定または仕事のために外地からやってきた人が取得する証明書。戸籍簿か身分証(共にコピー可)、それに証明写真を添えて所轄の派出所へ申請すると発行してもらえる。借家に住む場合は更に大家の戸籍簿か身分証も必要。申請書類に問題がなければ当日発行してもらえる。
A在京实际住所居住证明とは。例えば“房屋产权证”や“住房租赁合同”のたぐい。
B在京务工就业证明とは。例えば“劳动合同”、“受聘合同”、“营业执照”のたぐい。
C在当地没有监护条件的证明とは。子供の戸籍が置かれてある所には子供の就学の面倒を見る父母が居ないことを証明する書類。
もし子供が地方から転校する場合はさらに元の学校から借読生になることに同意する証明書をとっておくこと。
D一家全員分の戸籍簿。
以上、@ABは北京で入手するものだが、CDについては自分の故郷に戻って入手してこなければならないから、実はとっても面倒な仕事になる。
戸籍簿による証明はとっても大事。もし子供の戸籍が両親と一緒ではなく、祖父母と一緒であることがばれてしまうと、その子には借読生の資格が認められない。

新聞で紹介していた、北京に戸籍を持っていないZさんの例。Zさんは北京で働いて18年。今年子供の入学手続きのため書類を集めに故郷に行ってきた。租房税も支払った(北京での居住証明に必要?)。仕事を休んでしまったがなんとか期日以内に「非本市户籍适龄儿童在海淀区小学借读证明」を取得するところまで漕ぎつけ、晴れて入学手続きをしに学校に行った。非北京籍の場合はちかくの分校に行けと言われ場所を移動したところ、そこでは160人分もの子供の申請手続きをしていた。いざ書類を提出したところ、書類の不備を指摘され入学手続きができないと言われた。その理由とは。
Zさんは借家にすんでいるのだが(Zさんが借りているマンションは大家さんの職場が確保したマンション。それをZさんが又借りしている状態)、大家さんの会社の事情で房产证の発行が遅れている。しかし大家さんが持つ住房分配通知单を使って所轄の街道弁事処で“借读证明”を発行してもらった。つまり街道弁事処はZさんの子供の入学資格を認めていることになる。それなのに学校では認めてくれない。分配通知单を房产证と同等にみなすわけにはいかないという理由。Zさんは大家さんの会社の事情まで学校側に説明し、学校側の“通融tongrong”に望みをかけているが、もし入学通知書が出なかったらと思うと不安でたまらない。6月末から7月上旬に発行される入学通知書を首を長くして待っているところだ。

また、北京籍のある子供にも提出を求められる書類がある。
今年の場合、子供を含む家族全員の戸籍簿、子供の出生証明、“房屋产权证”、“幼升小适龄儿童信息采集系统表”。

この幼升小适龄儿童信息采集系统というのが、メンドクサイ。今年北京は教育入学段階開展学齢人口信息採集工作の試験対象地域として、入学児童の情報を集めることにした。どういうことかというと、親は指定された期間に指定されたHPにアクセスし、子供のデータを偽りなく間違いなく入力する。それがデータとなってネット上で統一情報となり、一人一人の子供に登録番号を振り分ける。データが統一管理されるため、一人の子供が区を越えて入学手続きを複数の学校で行うことが出来なくなった。これで入学希望の子供の数が正確に管理できる。

しかしながら、保険をかける意味で2つの区で入学手続きをしようとする親が後を絶たない。しかし番号管理ができているので、重複が発覚するとどちらかが取り消されるようになっている。

この“信息采集系统”というネットで登録するというシステム、知らなかった親が居たらしい。今年の入学手続きには学龄人口信息采集表が絶対必要なのに。区によっては再度期間を設け救済処置をしている。

今年は入学希望者の面接試験やペーパーテストを全面的に禁止した。中国では入学手続きの時子供を連れて行かなければならないが、その時教師が子供に、例えば名前を言わせたり数を数えさせたり親の職業を答えさせるぐらいの簡単な話しかけをする程度にしている。

中国の戸籍簿(户口本/户口簿)について。家族分が記載されており、家族で一冊になっている。原本が必要な時は派出所に行って持ってくる(使ったあとはすぐ返していなかったがいずれ返却するのだと聞いた記憶がある)。日本のような謄本は発行してもらえない。ただし裏ワザがあって、派出所で戸籍簿を家族分全ページコピーしてもらい、その上にコピーした日付を記載し派出所の印章を朱肉で朱く捺してもらっておけば、原本と同等にみなしてもらえる。学校の担当者によっては難癖をつけてくる場合があるが、かささぎの場合はなんとかこれで行けた。もし紛失した場合は再発行してくれるらしいがすぐできるのかは不明だし、EMSで原本を送るのも心配なので裏ワザを使った。また、暫住証の手続きのように、ただのコピーでいい場合もあるので自分で何枚かコピーしておく。
戸籍簿の説明はこちらが詳しい。
http://baike.soso.com/v10701180.htm?pid=baike.box
もっと詳しいのはこちら。
http://wenku.baidu.com/view/3916ae0cbb68a98271fefaf4.html

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