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zoom RSS 「愛哭鬼小隼」(泣き虫ハァちゃん)という本

<<   作成日時 : 2013/05/16 17:53   >>

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新京報には時々図書の紹介記事が載るのだけど、それには中国国内の本だけではなくて、外国の本も含まれている。せんだって載っていたのは《爱哭鬼小隼》という本。日本の本で原題は「泣き虫ハァちゃん」。心理学の有名な先生が書いた本なんだって。
百度の説明は以下の通り。
http://baike.baidu.com/view/9707597.htm

興味があったので早速読んでみた。日本語で。
基地の話なんか自分にも心当たりがある。子供って崖っぷちとか川っぷちとか、要するに大人が来ないような場所が好きなんだよねえ。面白かったのでインコにも読ませた。「だからやっぱりお兄ちゃんが欲しいんだよう」って責められたら面倒だなって一瞬思ったのだけど、はたして中三にもなるとそういうことは言わなくなっていた。黙って、さらさらっと読んでくれたので、あぁ良かった。

「どんぐりころころ」の歌詞。確かにちょっと苦手だった。かささぎには「そのどんぐりは立派に育って大きな木になったんだよ」なんて気の利いたことを言ってくれる人はいなかった。近所には農業用のため池がいくつもあったのだが、今思えば、池に恐怖感を持っていたのはあの歌のせいだったかもしれない。

ハァちゃんは昭和初期の話。当時の世相がちらちらと垣間見える。こういうのって中国人は気にしないのかなあっていつも思うのだけど、窓際のトットちゃんの例もあるし、いい本はやっぱり受け入れられるってことなんだろう。かささぎ的には、北京の子供たちにも基地を作る楽しみを是非味わってみてほしいと思う。(ちなみにインコは公園の灌木の下を掘り下げた、竪穴式住居みたいな基地を持っていたことがある)

………
本と言えば。
インコが教えてくれたのだけど、先日中学校の国語の先生が「夜と霧」の話をしてくれたのだそうだ。それで、クラスの中でこの本のことを知ってる子が結構いたのだそうで。今時の中学生ってすごいなあ。(かささぎ、金瓶梅の『このすべため』なんてセリフで喜んでる場合じゃなかった…)。中国でも読めるのかなあと思って検索してみたら、中国語のタイトルは《活出意义来》または《追寻生命的意义》でちゃんとあった。中国でも人気あるのかなあ。
時々思うのだけど、日本とか中国とかの本の感想を中国人に聞いてみたいなあ。政治や経済の話をするより楽しそうだと思う。

………
そういえば。
中国の大手ネット通販でも違法コピー本が扱われていた、と記事になっていた。正規の価格に比べ異常に安い海賊版の本が売られるようになると、本家本元の出版社が設定した価格では買い手が付かなくなってしまう。実際値崩れを起こしてしまい、出版社では大損害になるのだそうだ。こういうのって…出版社だって困るかもしれないが、実は消費者だって困る。ニセモノをつかまされるのはあなたが無知で無防備だからよって言われているようなもの。ホント消費者に厳しい社会なんだから。
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