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zoom RSS 北京故宮博物院200選 「清明上河図」は大人気

<<   作成日時 : 2012/01/23 04:03   >>

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インコの部活が急遽無くなった。「北京故宮博物院200選」に行ってみる?と聞いたら、中学生はどうせタダだから付き合ってもいいよ、帰ってきてから宿題するから、と言う。それなら早めに見てさっさと帰ってこようと思った。東京国立博物館には9:30ちょうどに到着。で、目を疑った。
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長蛇の列。入館するまで70分待ち、って表示が出ている。
その上、係の人が大声で案内している。「清明上河図」を見たい人は入館してから更に240分並ぶことになるのだと言う。
一体、何のフィーバー?

雨交じりの天気。気温は5度。気持ちが沈んだ。
「清明上河図」って?合計5時間10分我慢しても鑑賞する価値のある絵って?

並んでいるすぐ後ろの人が詳しそうな感じだったので、ちょっと聞いてみた。
清明上河図とは、北宋の首都・開封の街の様子を描いたとても有名な絵で、故宮でもなかなか公開されないお宝です、外国で公開されることなんて今までなかったんです、台湾の故宮博物院にも同じ名前の絵がありますが全然違います、と教えてくださった。
さすが分かっていらっしゃる方は違う。こういう方こそ鑑賞する資格がある。
かささぎには資格が無いと思った。本当に見たい人の邪魔になってしまっている。
でも1400円払っちゃったし(NHK割引100円)、見ないで帰るわけにもいかなかった。ファストパスみたいな整理券がないのが恨めしい。

結局、75分かかってやっと入場。展示室はすでに黒山の人だかり。更に4時間並ぶ気持ちははなっから無い。

だからかささぎは「清明上河図」を見たんじゃなくて、「清明上河図を見ている人たち」を見たわけ。

巻物は広げた状態でガラスケースに入っているのだけど、ざっと見て5、6mある。それを左へ移動しながら鑑賞しているのだけど、たぶん7、8分しか見ていられない。後ろがつかえてるから。

やっと気がついた。あれって、上海万博・中国館の大スクリーンに映された、絵の中で人物が自由に動きまわることで人気を博したあの絵のことなんだって。

ということで、改めて勉強。
この絵は“中国十大传世名画”のうちのひとつに数えられるほど価値のあるすごい絵。北宋の都・汴京(今の開封)の東角子門の前後および汴河両岸の風景や人の往来を描いたもの。中段に描かれた橋の名前は“虹橋”といい、正式な名称は“上土橋”。後段に出てくる高い城門は東角子門と言い、汴京の東南側にあった。
绅士、官吏、下男、商売人、走卒、輿を担ぐ人夫、職人、講談師、理髪屋、医者、占い師、お金持ちのご夫人、行脚中の僧、子供、物乞いなどが描かれている。乗り物は船、輿、ラクダ、牛、馬、ロバ、車が描かれていて、車の種類は、“串車(街で食べ物を売るのに使う一輪車)”“太平車(これも一輪車の一種)”“平頭車(枠のついた荷車)”などがある。
ちなみに中国十大传世名画とは:
东晋·顾恺之《洛神赋图》 、唐·阎立本《步辇图》、唐·张萱・周ム《唐宫仕女图》、唐·韩滉《五牛图》、五代·顾闳中《韩熙载夜宴图》、北宋·王希孟《千里江山图》、北宋·张择端《清明上河图》、元·黄公望《富春山居图》、明·仇英《汉宫春晓图》、清·郎世宁《百骏图》

「清明上河图」は北京の故宮博物院のHPでじっくり見ることができる。
「张择端清明上河图卷」というタイトルの下の細長い写真をクリックするとでてくる。拡大できるので便利。安野光雅氏の「旅の絵本」みたいで、見れば見るほど楽しくなってくる。かささぎのお気に入りは、柱の上にコウノトリみたいな鳥が止まっているところ。
http://www.dpm.org.cn/shtml/117/@/8225.html

ちなみにこちらは台湾の故宮博物院のほう。
「清院本清明上河図」と言う。清の乾隆時代に宮廷画院の画家5人によって描かれたもの。
http://www.npm.gov.tw/masterpiece/enlargement.jsp?pic=K2A001110

さらに、明朝の仇英という画家によって描かれた「清明上河図」はこちら。
遼寧省博物館HPより:
http://www.lnmuseum.com.cn/cpjc.do?method=info&id=35F0832FC5164007BB68B96BC3240DCD


今回の特別展は“200選”というのだからほかにもたくさん“国家一級(国宝に相当)”のお宝が来ている。どこかで見たことがあるのは「蛛网攫猿图」とか「康熙帝南巡图」とか。インコが気に入ったのは鷹が錦鶏を狙っているところを描いた「枫鹰雉鸡图」。

それから、米芾とか王蒙とか徴宗とか、書もたくさん出ていた。ビラに載っているのは黄庭堅の「草書諸上座帖巻」で、見所らしい。みんなとても熱心で、じっくり見ていたのでとっても価値のあるものらしいのだけど、全然分からなかった。

これは学校に配られている子供向けの案内ビラ。龍を探してみよう、と提案している。いろいろな楽しみ方があると思った。
「故宮には180万件を越えるコレクションがある」って書いてある。故宮って好きな人にはたまらないお宝の山。
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