“少説両句”なゲゲゲの女房 「怪怪怪」 中国妖怪事典

「ゲゲゲの女房」というドラマを見たとき、これこそが「少说两句」のお見事な活用法ではないかと思った。いつ芽が出るか分からない夫を、黙って支えるのは並大抵なことじゃない。耐え続けたからといって必ず成功できるわけじゃないし。不安が常に付きまとう中で、心の平穏を保ったまま夫を信じ続けた奥さんは本当に立派。凡人かささぎには絶対無理。

このドラマを中国人に見せてみたい、どんな感想を持つだろうか、って思った。
以前中国の「憨媳当家」というドラマの話を書いた。これでもかと繰り広げられる激しい夫婦喧嘩に至っては、「この嫁は怖すぎる」と引いてしまう人もいると思う。超対照的な二人の嫁。

「ゲゲゲの女房」って中国語でどう言うのだろうと検索したことがある。
ドラマを見ていれば何故「ゲゲゲ」なのかその理由は分かるのだが、知らない人にとってはあまりにも奇怪な響き。中国語にどう翻訳されたのか興味が湧いた。(ちなみにかささぎは子供のとき「ゲゲゲの鬼太郎」が大嫌いだった。理由はただひとつ、怖いから)

で、検索で出てくるのは「怪怪怪的妻子」とか「怪怪怪的媳妇」とか。確かに妖怪漫画家先生の奥さんのドラマではあるけれど、確かに音も「げ」と「guai」で似てるけど、でもあの奥さんは決して「怪」な性格なんかじゃない。
もうひとつ「咯咯咯的老婆」と表現しているのもあるが、これもどうなんだろう、なんか笑いが止まらない人みたい。

ちなみに「ゲゲゲの鬼太郎」は「怪怪怪的鬼太郎」とか「鬼太郎」と訳されている。
百度の説明。
http://baike.baidu.com/view/1304599.htm

鬼太郎っていう言葉に中国人は誤った連想をしないだろうか。
日本鬼子という、萌えキャラが話題になったが、新奇でわくわくするようなイメージがどんどんできたらいい。

日本語の中では漢字表記・ひらがな表記・カタカナ表記でそれぞれ表現したい気分が全然違う。この微妙さって外国人に分かってもらえるのだろうか。中国で見たドラマで女優・泉ピン子さんが「泉品子」と出ていてはっとしたことがある。ともさかりえさんが「友坂理惠」であり、サザエさんは「海螺小姐」だということは最近知った。

いきものがかりは「生物股长」で、西野カナは「西野加奈」で、和田アキ子は「和田秋子」で、コブクロが「可苦可乐」で、五木ひろしは「五木宏」。(ちなみに郷ひろみは「Hiromi Go」でいいらしい)

画像

インコが図書館から水木しげる先生の「中国妖怪事典」という本を借りてきた。先生によると「日本の妖怪の起源を中国に求めると井上圓了ではないが、確かに70%位にはなる」のだそうだ。天狗ももともとは中国からもたらされたものなんだって。
この本には妖怪がたくさん載っているが、漢字が難しいので紹介は諦める。ご興味のある方は是非実際に手にとって見て頂きたい。大人になって改めて水木先生の絵を見てみたら、とっても楽しかった。もう怖くなかった。

「ゲゲゲの女房」は辛抱強い女房。夫を信じ続けた妻。
C先輩も勇敢に信じ続けた人だった。いつも家族のことばかりだった。誇り高い人で、自分に厳しい人だった。最後の最後まで本当にかっこよかった。こんなすばらしい人と出会えたことが凡人かささぎにとっては奇跡としか言いようが無い。ご冥福をお祈りします。衝撃があまりに大きすぎて空でも見ていないと気持ちが潰れて来ちゃうけど、弱音を吐くと絶対叱られるから、我慢する。
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