広東省 渦励振が起こって大きく揺れた橋の話

今年の春節聯歓晚会を見たとき、人工島の「白海豚岛」(中国版海ほたる)がとってもきれいだったので感動した。その時珠江口伶仃洋に架かる「港珠澳大桥」も調べた。この橋を通れば、珠海市から香港国際空港まで一本道で行けるんだ。そのまま進めば香港迪士尼乐园にも行ける。いいなあと思った。

このたびニュースになったのは同じ広東省にある「虎门大桥」。1997年竣工の悬索桥(吊り橋)で、珠江に架かっている橋。广州市南沙区と东莞市虎门镇を繋ぐ。長さ4.6㎞、幅30m、片側3車線。かなり大きな橋。
なんでニュースになったのかというと、大きく揺れて騒ぎになったから。
新京報より大体の内容。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2020-05/08/content_782457.htm?div=-1
5月5日午後~6日昼頃にかけて、20時間にわたり、複数回、橋に抖动现象(揺れる現象)が起こった。揺れの発生により橋と付近海域を封鎖、通行禁止にした。専門家によるとこの揺れは涡振(渦励振うずれいしん)と呼ばれるもので、橋構造には大きな影響はないとのこと。
5月5日14時ごろ振動が起こった。動画でもはっきり見えるが車が普通に走っているなか、突然、橋が起伏し始めた。
6日、广东省交通集团有限公司の専門家チームが初期的見解を発表した。それによると橋が“振动”した主な原因は、橋の端に沿って水马(水充填式の仮設防護柵)を並べて設置したことで、钢箱梁(箱桁橋)の气动外形(空力特性)に変化が起こり、風が吹く特定の条件の下で、涡振现象(渦励振現象)を起こしたものとのこと。
广州市气象局によると5日当時、橋周辺には強い風が吹いており、特に15~17時の間は風力が6~7级の強風だった。18時頃には5级まで下がった。
仮設防護柵を撤去した後は大きく揺れることはなかったが、翌日6日にも、5日ほどではないが振動が再発生した。
武漢市にある「鹦鹉洲长江大桥」も今年4月26日に上下に揺れる現象が起こっていた。「まるで車酔いしたような感覚だった」という証言がある。この時の振動も強風によるものであったが、ふり幅は計算範囲内で、橋梁構造に異常はなかった。
2010年5月、ロシアの「伏尔加河大桥」でも波打つように起伏する振動と、耳をつんざくような音が発生した。その後専門家が検査をしたがひび割れはなく無損壊だった。
日本の东京湾大桥(たぶんだけど、東京湾アクアライン橋梁部のことを指していると思われる)でも涡振现象が起こり、車が上下に揺れたことがある。
…………
香港って地震が無いって聞くし、広東省もきっと地震は心配していないと思う。まさか風であんなに揺れるなんて思わなかった。これは確かに慌てる。それにしても車の多さに驚いた。ちなみに歩いては渡れない。
https://haokan.baidu.com/v?vid=5027666240682262355&pd=bjh&fr=bjhauthor&type=video
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