北京 2018年PM2.5平均値51μg 大気汚染年間報告

1月4日、北京生态环境局は2018年の大気汚染年間報告を発表した。それによると昨年同様二酸化硫黄の排出は国家标准の基準値以下に抑えられたが、二酸化窒素、PM10、PM2.5においてはまだまだ頑張らなければならないことが分かった。(ただし、PM2.5については北京が定めた3年目標の数値を満たしている)

以下新京報より。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2019-01/05/content_743605.htm?div=-1

◎2018年における北京のPM2.5年間平均濃度は51μg/m3で、2017年と比較して12.1%下がったものの、依然として国家标准である35μg/m3を46%超過している。
北京においてPM2.5は大気汚染の主要物質であることには変わりがない。

◎2018年、北京の二酸化硫黄、二酸化窒素、PM10の年間平均濃度は、それぞれ6μg/m3、42μg/m3、78μg/m3であり、2017年に比べそれぞれ25.0%、8.7%、7.1%減少した。
・国家标准と比較した場合、2018年北京の二酸化硫黄は国家标准(60μg/m3)を達成している。
しかしながら、依然として、二酸化窒素は国家标准(40μg/m3)を5%超過、PM10は国家标准(70μg/m3)を11%超過、PM2.5は国家标准(35μg/m3)を46%超過している。

◎2018年北京の優良日数は227日を記録した。これは全体の62.2%を占め、2017年より1日増えた。
(優良日のうち一級日数は72日、二級日数は155日)。
・2018年北京の重污染日は15日で、2017年より9日減少した。

◎北京の地区分布別で見ると、PM2.5とPM10は南高北低の傾向にある。また二酸化炭素の濃度は市中心区と南部地区が比較的高い。

◎月別の変化で見ると、気象条件の影響を受けることもあり、3月と11月の数値が高くなっている。
反面、1月、8月、9月においてPM2.5濃度がそれぞれ34μg/m3、35μg/m3、30μg/m3で空气质量年评价标准を満たしている。

◎この6年間で、重度汚染日が43日減った。
2013~2018年において、重度汚染日数は徐々に減少し、2013年の58日から、2018年の15日まで減った。
また、2018年はPM2.5重度汚染が発生しなかった日が195日間連続した。

・2018年の大気汚染基準達成日は227日で、全体の62.2%を占め、2013年と比べると51日増えた。(一級優良日数は72日で、2013年より31日増えた。)

・2018年と2013年を比較すると、二酸化硫黄、PM2.5、PM10、二酸化窒素がそれぞれ77.8%、42.7%、27.8%、25.0%下降。特に、二酸化硫黄の下降率が大きい。

◎秋冬に重度汚染が頻発するのはなぜか。
北京市环科院副院长の話:秋冬は汚染物質の排出が増えるが、汚染物質拡散条件が弱い。
2018年北京の青空は増えている。優良日数は227日だった。11月に重度汚染が3回発生したが、それは北方地区全体で暖房が始まっていることと、この時期汚染物拡散条件が満たなかったこととが重なったから。

◎大気汚染に対し気象条件はどれだけ影響するのか。
清华大学环境学院副教授の話:2017と2018年の大気汚染の改善において、気象条件が影響する割合は3割、“本地”の汚染排出制限が影響する割合は5割、“区域”の汚染排出制限が影響する割合は2割。

◎「3年空气治理目标」は実現できるか?
《北京市打赢蓝天保卫战三年行动计划》では2020年までに北京のPM2.5年間平均濃度を56μg/m3前後にすることになっている。
北京市生态环境局大气环境管理处によると、汚染物質の濃度は全体的に下がっており、良い方向に向かっている。ただし気象条件が悪い月ではその濃度に上下が見られる。
大気の汚染状況は気象条件によるところもあるため、今後も汚染物質排出抑制の努力を継続しなければならない。
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