台北 國立故宮博物院90周年 白瓷嬰兒枕 士林官邸

國立故宮博物院に地下鉄とバスで行きたいと思ったのだけど亭主がめんどくさそうにするものだからタクシーを拾った。途中タクシーの運転手さんが指さして「向こうに官邸がありますよ」と言う。「え?」と聞き返すと「老蔣の」と言う。らおじゃん、か。台湾なんだなあってって思った。

その士林官邸、今検索してみた。
「もとは園藝管理所。國民政府が台湾に移転した後、1950年に先總統蔣中正先生がここに官邸を置いた。士林官邸は臺北市民が入れない神聖神秘な場所になっていた。民主化が進み1996年に厳戒な警備を解いて一般公開した」そうだ。バラや蘭の花が有名な公園らしい。どんなものか、ちょっと立ち寄ってくれば良かった。
詳しくはこちら。
http://pkl.gov.taipei/ct.asp?xItem=140236&CtNode=8968&mp=106011

で、朝の渋滞に遭いながら國立故宮博物院に到着。観光客がほとんどいなくて拍子抜けした(隅で気功をやってる法輪功の人たちはいたけど)。
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で、階段をおっちら登っていくと「故宮九十生日快樂」と書いてある。北京の故宫博物院も今年90周年をお祝いしてるけど、台湾もおんなじなんだって気が付いた。
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中に入ると予想以上に混んでいた。というか大盛況。(団体客がバスで建物の下まで乗り付けているのに全然気が付かなかった)。一般參觀券は250ドル、学生割引はあるが台湾が発行する学生証の提示が必要だそうだ。

で、とりあえず順番に見学。中は撮影禁止。
人気の展示物の前は人だかりになっているが、流れがあるので待っていれば見ることができる。大陸のような押し合いにはならない。「静かにしましょう」という表示を掲げて立っている見張り係が大勢いるのも効果があると思う。
ガイドさん付きの見学者も多くいた。ガイドさんの声はマイクを通じてイヤホンで聞けるようになっているから周りの人の迷惑にならない(そばにいておこぼれを聞くこともできない)。

行ってみて初めて理解できたのだけど、台湾の國立故宮博物院はすごい。一番最初に見たのが清朝の行政文書の展示だったのだけど、そこでもう打ちのめされた。すごく興味深い。だけどレベルが高すぎてついていけなかった。また、装飾品や調度品は精緻でまばゆかった。すすけてなかった。書画もそうなのだけど近くからじっくり見ることができて良かった。素晴らしい鳥の絵もたくさんあって心の中で絶叫していた。絲織畫もまるで描いたもののように細かくて感心した。一つ一つが立派過ぎて溜息ばかり。本物の説得力って違う。いままでかささぎは中国の文化をナメていたような気がする。

参観券にも印刷されてある「白瓷嬰兒枕」。子供の形をした枕。北京故宫博物院にもそっくりなのがあるのは有名な話。台湾のはチョッキに模様がついていて、北京のは模様が付いていない。
これ、比較の写真。
http://tieba.baidu.com/p/888195102?pid=9713315057&see_lz=1

インコが蘇軾の書を見つけて「おぉっ」となったのだけど、よく考えたら上野の展示でもっと大きな蘇軾を見ているような気がする。

去年上野でやった國立故宮博物院の展示。実は今回、あの時のリベンジ。あの時は期間限定なのを知らずに行ったものだから「翠玉白菜」がもう終わっていて「玉人與熊」になっていた。たかが小っちゃい白菜じゃないか、そう負け惜しみを言っていたのだけど、今度は「翠玉白菜」も「肉形石」も当然見れると思っていた。

で、3階。力尽きた。「翠玉白菜」と「肉形石」を見るためにずらりと廊下に並んでいる列を見て気持ちがくじけた。かささぎには白菜の縁がないみたい。遠くから様子だけ眺めてきた。

例のパターンだが、かささぎはあそこで「翠玉白菜を見た人」を見た、ってわけ。

「清院本清明上河圖」は見れた。人がいないので好きなだけ見ていられた。暗くしているのは傷まないようにしているからなのかしれないが、老眼鏡で一生懸命見てたら目がしょぼしょぼした。精緻にも程があるじゃないか。

館内は禁煙。吸煙區はあるらしいがその表示を見つけることもなく亭主は頑張っていたのだけど、時間が経つにつれてイライラし始めた。目が「帰りたい」って言ってる。可哀そうなので昼過ぎで切り上げて出てきた。例のごとくタクシーで帰るかバスに乗るかで揉めていたら、法輪功の人が新聞片手に寄ってきて親切(の押し売り、新聞を手渡すのを忘れない)に案内してくれて、このバスで士林站まで行けますよ、って尻を押してくれた。このバスは降りるときだけタッチするのだけど、観光客は知らないからいちいち運転手さんに怒られていた。士林站まで10分ぐらい乗って、10ドル前後だったと思う。車内の電光掲示は大きく出るので降りるタイミングは分かりやすい。

反省。もっと勉強してから行けばよかった。朝8時半に行ってエレベータで上まで登って先に白菜に並んでしまえばよかった。もう台湾に行くことはないだろうと思っていたが、こうやって思い出してみると残念なことばかり。もしまた行くことがあるなら、予習をしっかりして一人で朝から頑張って見たい。

お土産の「朕知道了」マスキングテープ、迷ったのだけど結局買わなかった。面白いのだけど使い道がない。
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國立故宮博物院の日本語HP:
http://www.npm.gov.tw/ja/Article.aspx?sNo=03001502
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この記事へのコメント

kyon2
2015年04月20日 08:10
2008年に大陸からの観光訪台が解禁されてから
故宮博物院の入場者数は右肩上がりで増大。
それ以前に比べると2.5倍に増えているそうです。
5年前に行ったきり、混雑に辟易して最近は
行っていません。手元には台湾観光協会から
いただいた無料参観券が10枚も残っているのですが。

なお、毎週金曜土曜は18:30から21:00まで
延長して開館されており、団体予約ができない
(団体は予約義務付け)仕組みになっているため
比較的空いているそうです。
かささぎ
2015年04月20日 18:08
kyon2様:コメントありがとうございます。ナイトミュージアム、いいですね。大陸の大都市戸籍では団体旅行だけでなく個人旅行も簡単になったそうですから、台北に行く総数がますます増えているのかもしれません。私はとりあえずHPの虛擬博物館を覗いて、いつ行くかもわからない今後の見学のために勉強しようと思っています。もしまた台北に行くことがあったら真っ先に故宮博物院に行きたいと私ですら思うのですから、きっとリピーターがどんどん増えちゃう博物館なんでしょうね。無料券いいですね。

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