四川 蔵薬(チベット生薬) 咳に効いた「川貝」

学校では新型インフルエンザがじわじわ出てきている。また新型ではないが風邪をひいたため大事をとって休んでいる子供もいる。最近気温の差が激しいので確かに風邪をひきやすい。
かささぎも先日夜中に咳が止まらなくなって目が覚めた。飲みつけの薬は北京に置いてきてしまっていた。

四川の山奥に旅行に行ったとき、お大仏のような容姿をしたガイドに勧められ蔵薬(チベットの生薬)を買っていた。今こそそれを試すとき。風邪のひき始めによく効くと言うやつ。

飲んだ薬は「川貝」。木の実なのだろう、ころころしている。これを麺棒で一粒潰して(大仏氏はビール瓶でごろごろやるといいと言っていた)白湯で飲み下した。しょっぱい味がした。

で、効果は。
なかなか良かった。肺のほうから喉までぽっぽっと熱くなってきて、気管のかゆみがすっと消えた。咳が収まってすぐ熟睡してしまった。

大仏氏曰く、薬の効果は個人差があり絶対とは言えないが、一度買った客からは「また欲しいから送って欲しい」とお願いされることもあり、そういう場合は注文を受けて送ってあげるようにしている、とのこと。国際便で薬は送ってはいけないからきっと国内のお客さんのことを指しているのだろうが、リピーターは確かにいるらしい。

大仏氏に連れて行かれた高級土産屋(特に建物)で、勧められた四川省阿壩(アバ)州特産の蔵薬は以下のもの。

川貝母:別名は松貝、川貝。功能は「清熱潤肺、止咳化痰(体内の熱を下げ肺を潤し、咳を止め痰をきる)」。使用方法は3~15gを煮て服用するか粉にして飲むか、ひどい咳の場合は梨汁とともに服用する。

天麻:別名は赤箭、水浦、明天麻。功能は「息風、止痙、定驚」。使用方法は6~9gを煮て服用するか、粉にして白湯で服用。

冬虫夏草:別名は虫草、冬虫草、夏草冬虫。功能は「滋肺補腎」。使用方法は3~10gを煮て服用するか、薬酒にしたり、アヒルと煮ていっしょに食べる。

辛夷花:別名は木筆花、望春花、春花。功能は「通鼻竅」。3-5gを煮て服用。他の薬と調合すると効果が高まる。

紅景天:別名は獅子七。チベット名は索羅瑪保。功能は「活血止血、止痛破堅、消積止瀉」。6-12gを煮て服用するか薬酒にする。

鹿角片:功能は「活血消腫」。3-9gを煮て服用するか、粉を飲む。おできに使う場合は、酢と合わせて擂ったものを塗る。

画像

この中でかささぎが買ったのは「川貝」(左)と「天麻」(右)。写真の通り。これで合計100元(≒1350円)支払った。
※「天麻」は子供の頭が良くなるからと大真面目で勧められた。鶏肉なんかと煮てスープにして、月1回食べるといいと言われた。その気になって買っては見たものの、食べてみようか決心はつかない。
※今ではすっかり値上がりしてしまった「冬虫夏草」。阿壩(アバ)ではまだまだ採れるらしい。春になると冬虫夏草を採っている地元の人達の姿をあちこちで見ることができるそうだ。


高級土産屋では、そのほかにも四川省内やチベットで取れた薬も沢山置いていた。
四川産。
霊芝:別名は霊芝草、菌霊芝、水霊芝。功能は「滋補強壮、安神、健胃」。使用方法は3~10gを煮て服用するか、粉にして飲むか他の薬と混ぜて調合剤にする。

朱砂蓮:別名は背蛇生、躲蛇生。功能は「清熱解毒、消腫止痛」。使用方法は1~12gを粉にするかすりおろし汁を白湯で飲む。外用の場合は粉を塗る。

峨参:別名は土田七、金山田七。功能は「補中益気、祛癒生新」。10~15gを煮て服用するか、薬酒にする。

何首烏:別名は首烏、赤首烏、鉄称陀 紅内消。功能は「補肝腎、益精血、潤腸通便」。6~15gを服用するか、水に浸けたものをお茶代わりにして飲むか、丸薬にして服用する。

雪蓮花:別名は大木花。日本語でトウヒレン。功能は「補腎壮陽、調経補血」。6~15gを煮て服用。外科の場合は生の雪蓮花を患部に当てて止血する。

チベット産。
蔵紅花:別名は番紅花。功能は「活血、解郁」。2~5gを煮てから服用、薬酒も可。妊婦の服用は慎重に。

他にも沢山あったが、手元に残っていたビラにはこれしか書いていないのでここまで。薬の功能は原文をそのまま写した。これら薬はきっと北京でも買えるのかもしれないが高いか安いかも良く分からない。(お土産って結構高い値段設定がされてあるときも多い)
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この記事へのコメント

KK
2009年11月28日 07:15
おはようございます。
日本にいる中国人です
これは咳に効きますよ、去年からずっと肺を咳き出しほど咳かいて、一時帰国の機かけで、川貝を日本にもって来ました。
これを2グラムと梨1個と氷砂糖と20分ほど蒸してから食べるのは薬味がなくなって、食べやすいよ。
かささぎ
2009年11月28日 10:33
KK様:私には「川貝枇杷膏」は効きませんでした。効かないので最後は蜂蜜を舐める熊のように大量に飲んでみましたがそれでもダメでした。糖分摂り過ぎが心配だし。でも「川貝」はスバラシイ。最近では面倒になりそのまま噛んで飲み込んでいます(固い!)。お話の「川貝+梨+氷砂糖」の服用法は効きそうですね。さすがです。早速母に教えようと思います。ありがとうございました。またお立ち寄りください。

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