北京 新型インフル 小学校 健康チェックと隔離室

テレビをつけると日本の新型インフルのニュースばっかり。いや、「ばっかり」なわけがないのだが、どうしても「日本の…」がいやおうなく耳に入ってくる。今回の事で、日本の観光は大打撃とか、経済回復の見込みが遅れるだろうとか。中国はかなり注目しているのである。なぜなら、日本で起こることは中国で起こってもおかしくないから(これは香港の教授が言った言葉)。

北京には今現在「発熱門診」を設けた病院が96か所ある(2級医院56か所、3級医院40か所)。37.5℃以上の発熱がある人は疑いの対象としてここで篩い分け検査を受ける。
ニュースと説明はこちらで:
http://news.sina.com.cn/c/2009-05-15/020817816592.shtml

ちなみにウチに近い病院(例のぐん病院)も「発熱門診」があった。良かった。

北京で一人目の患者が出た時、温家宝総理は17日に地壇医院にその患者と病院スタッフを慰問した。テレビ電話だったが患者と和やかに話すそのさまは、「病気になっても大丈夫。隔離された患者にも国はきちんと対処する。差別や偏見を怖がって水面下に隠れないで欲しい」とアピールしているように取れた。
詳細はこちらで
http://www.gov.cn/ldhd/2009-05/17/content_1317064.htm

新聞には、一般的な衛生指導(手を洗えとか、具合が悪い時は無理して仕事に出るなとか、部屋の空気を入れ替えようなど)も書いてあるが、一番目に付くのはいかに抵抗力を上げるかという報道だ。

SARSの猛威が過ぎた後、中国の、公園、道端、、空き地などあちこちで、一気に健康器具が増えた。
中国では公園の遊具は子供用もあるが、大人用の健康器具がより一般的。お年寄りがかなり愛用しているように見える。流行病にはまず抵抗力からだと痛感したのだろう。
(抵抗力さえ高ければ本当にウイルス感染しないのかは素人にはわからない)
かささぎもたまにやるが、結構楽しいものだ。
新聞には「有酸素運動」が抵抗力を高める、とあるがそうなのだろうか。


12日の新聞。国家中医薬管理局が発表した「A型H1N1」インフルエンザ中医薬予防方案
これを食べて予防をしよう、というもの。

二白湯:ねぎの白いところ15g、大根30g、香菜コリアンダー3g。適量の水で沸かし、熱いうちに飲む。
姜棗薄荷飲:はっかの葉3g、生姜3g、なつめ3個。生姜は千切り、なつめは割って種を取り、はっかの葉と共にカップにいれ、沸騰した湯を200~300ml注ぎ、5~10分蓋をして蒸らし、冷めないうちに飲む。
桑葉菊花水:桑の葉3g、菊の花3g、葦の根(ロコン:漢方薬材料)10gを沸かした湯でお茶のように入れて飲む。
薄荷梨粥:はっかの葉3g、皮をむいた洋ナシ1個、種を抜いたなつめ6個、水は適量。これらを煮てろ過しておく。アワかお米50gを煮て柔らかいお粥にし、ろ過しておいた湯を加え、再度火を通し、熱いうちに食べる。
鮮魚腥草(=生のどくだみ)30~60gを、にんにく汁と酢であえて食べる。
鮮敗醤草(=生のおみなえし)30~60gを、湯がいてから、にんにく汁と酢で和えるか醤油をかけて食べる。
鮮馬歯莧(=生のスベリヒユPortulacaceae)を、湯がいてから、にんにく汁と酢で和えるか醤油をかけて食べる。
⑧赤小豆(あずき)と緑豆を適量煮て食べる。
⑨緑豆60g、袋に入れた生甘草6g、生薏米(=生のハトムギ)20gを煮てスープにし、甘草を取り除いてから服用。
⑩口や鼻がひどく乾いたら、ごま油を綿棒に浸し、患部に塗る。

最初のほうはできそうだが、生のどくだみを食えといわれても無理だ。
スベリヒユはおいしいと新聞に書いてあるが、本当だろうか。よく道端にはえているただの野草ではないか。
これを見て、試そうと思う日本人はいないだろうが、野草、いや漢方で大真面目にインフルに立ち向かおうとする中国の考え方を知ってほしい。

漢方薬でいえば、「香り袋」を作って抵抗力を上げようというものもある。漢方の香り袋なんて商魂ある人なら実際に作って売り出しそうな気がする。でも臭そう。かささぎは漢方薬の店に入っただけでだめなタイプだ。

他には、ヨモギと菖蒲の葉を煮て、消毒剤として使うというもの。配合や煮る時間は忘れたが、それを霧吹きに入れて空気に撒くと、空気の除菌になるのだそうだ。これなんかも中国版漢方ファブリーズとして使えそうではないか。

八角茴香(トウシキミ、スターアニス)がウイルスに有効だという噂があり、大量に購入する市民がいるらしい。
だが、これには、直接的にインフルを予防する功能はない上、大量摂取は中毒を起こすので盲目的に信じないように、だそうだ。

マスクは「N95専用マスク」というのがあるらしい。ウイルス95%をシャットアウトできる。
街ですぐ買えるのかは、試した事がないので分からない。


ここまで書いて、たった今学校のお迎えから帰ってきた。
校門に19日付けの衛生局からの張り紙がはってあった。

各学校では朝9時と午後2時に学級担任が健康チェックをする。発熱37.5℃以上が認められた子供は、校内に臨時に設けられた隔離室に入ること。またその状況をすぐ校医に報告。学校側は隔離室、手洗い場、トイレの消毒をしっかりする事。学校で隔離された生徒(又は教員)はその後病院に行くか、家で隔離状態を保つ。熱が下がって2日たったら登校できる。異常が見られた場合はすぐ病院へ…
などと書かれてあった。


この小区の保安の青年が、新型インフルのビラを配っている。学校からも貰っているから、もう4枚目だ。
写真はエレベータ前の張り紙。
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