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zoom RSS 中国 天舟1号打ち上げ 天宮2号ドッキング 宇宙ステーション

<<   作成日時 : 2017/05/17 08:45   >>

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4月に行われた宇宙補給船「天舟1号」の打ち上げと、宇宙実験室「天宮2号」とのドッキングと、宇宙ステーション計画について。新京報より大体の内容。

http://epaper.bjnews.com.cn/html/2017-04/21/content_678809.htm?div=-1
4月20日19時41分、宇宙補給船天舟1号(货运飞船天舟一号、Tianzhou-1 Cargo Spaceship)を搭載した長征7号遥2運搬ロケット(长征七号遥二运载火箭)が海南島にある文昌航天発射場で打ち上げられた。約596秒後、補給船天舟1号はロケットとの切り離しに成功、予定の軌道に入った。
地上393qの軌道では、昨年9月に打ち上げられた宇宙実験室天宮2号(天宫二号)が周回している。このたび打ち上げられた天舟1号は、この天宮2号と自律的ランデブードッキングや推進剤補給テストを3回にわたって行うほか、宇宙空間応用技術実験を行うことになっている。天舟1号と天宮2号は接合したまま2か月間軌道を周回する。その後天舟1号は約3か月間軌道を周回し、すべてのテストが終了した後、軌道を離れて安全海域に落下する予定。また、天宮2号はそのまま単独で周回を続け、テストや応用実験を重ねることになっている。
・ドッキング技術について:これまで中国が行うランデブードッキングは技術上その作業時間に2日かかっていた。今回の天舟1号は、自律的ドッキングを急速に行い数時間で完了させるテストを実施する。この急速ランデブードッキングが実現すれば、宇宙船の飛行を確実なものにし、ドッキング時の軌道制御などで消耗されるエネルギーを削減することができる。
・天舟1号について:宇宙補給船は中国有人飛行「3段階発展戦略」における宇宙ステーション計画の重要部分。補給船は2011年に計画化され、中国航天科技集团公司五院载人航天总体部により研究が進められてきた。この補給船は2013年に天舟と命名された。天舟1号は宇宙ステーションの建設と運用のために作られた補給船で、貨物モジュールと推進モジュールで構成されている。全長10.6m、最大直径3.35m、最大積載重量は6.5トン、船体を含めた総重量は13.5トン。天舟1号ではイーサネット技術が初めて使われ、宇宙ステーションのネットワーキング技術検証を行う。航天科技集团八院が開発した高速通信处理器を搭載。
・長征7号遥2運搬ロケットについて:2016年に打ち上げられた長征7号運搬ロケットの積載重量は12.4トンだったが、今回打ち上げに使った長征7号遥2運搬ロケットの積載能力は14トンまで引き上げられている。
・推進剤補給技術について:現在、推進剤の補給技術を持っている国はロシアとアメリカだけ。そのうち宇宙空間の軌道上で補給を実現できたのはロシアだけだった。欧州宇宙機関、カナダ、日本などが積極的に研究を進めている分野であり、国際競争が展開されている。

……………
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2017-04/23/content_679004.htm?div=-1
4月22日12時23分、宇宙補給船天舟1号は宇宙実験室天宮2号と無事に自律ランデブードッキングを成功させた。天宮2号にとっては昨年2016年9月15日に打ち上げられて以来、初の自律ランデブードッキングとなった。
天舟1号は何度も軌道を変えながら22日10時02分に自律制御状態に入り、“自主导引控制方式”で少しづつ天宮2号と接近し、北京航天飛行制御センター(北京航天飞行控制中心)によって最終確認が行われた後、天舟1号がさらに天宮2号に接近し、12時16分に天舟1号と天宮2号のドッキングリング(对接环)が接触し、プログラム通りにドッキング機構(对接机构)が接触し、ハード結合(刚性连接)して複合体となった。
これより、天舟1号と天宮2号は複合体としての飛行段階に入り、推進剤補給などのテストを行う。また、天舟1号と天宮2号はあと2回ランデブードッキングを行うことになっている。3回行う目的は補給船の自律的急速ランデブードッキングの技術能力などの検証にある。
神舟8号の有人飛行が“第一代”のドッキング機構だとすれば、このたびの天舟1号は“第二代” ドッキング機構と言える。神舟と天宮の重量はともに8トン級。重心に沿って動く両者を偏りのない位置に補正しなければドッキングすることはできない。難易度の高い操作ではあるが、宇宙ステーション建設時に必要なドッキングに比べればまだまだ軽量級ともいえる。8トンから180トンまでさまざまな方法のドッキングを実現させ、宇宙ステーションの建設に役立たせねばならない。大型モジュールのドッキング技術の完成は宇宙ステーションの建設に必須。航天科技集团八院の技術者たちは数多くの研究を重ね、このたびの“第二代”ドッキング機構の成功を果たした。

…………
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2017-04/29/content_680115.htm?div=-1
4月28日国务院新闻办新闻发布会にて、中国载人航天工程办公室は「中国の宇宙実験室の実験はすべて順調に終了した。我が国の有人宇宙飛行は宇宙ステーションの時代を迎える」と発表した。
2010年9月に党中央は有人宇宙ステーション計画を批准。宇宙実験室段階と宇宙ステーション段階との二つに分けて行うことが決定された。宇宙実験室の目標は貨物の輸送と補給、宇宙飛行士の中期滞在、地上支援・保障などの技術の向上にある。宇宙科学実験や技術テストを行い、宇宙ステーションの建設と運用のために基礎を固め経験を積む。
2016年の長征7号打ち上げ、天宮2号の飛行、神舟11号有人飛行、そして今回の天舟1号の飛行。これで宇宙実験室段階として計画された4つの飛行計画をすべて完成したことになり、中国有人飛行二つ目の計画は完全に達成された。
・宇宙補給船について:天舟1号は中国の宇宙ステーションにおいて重要な位置を占める。今回は天宮2号に物資と推進剤を送り届けるとともに、廃棄物を運ぶ。
ロシアの補給船プログレスの積載量は2.3トンで、アメリカの補給船シグナスの積載量は2.7トン。それに比べ天舟1号の最大積載量は6.5トンであり、現役の補給船の中で一番大きい。
また、積載比率においても天舟1号が高い。積載比率とは最大積載量に対する満載時の補給船総重量の比率のことで、補給船の積載能力を意味する。例えば欧州宇宙機関のATVの積載量は7.7トンあるが満載時の総重量は21トン近くにもなり、積載比率は0.3にしかならない。それに比べ天舟1号の積載比率はほぼ0.5。
・国際協力について:中国は1992年に有人飛行計画を立ちあげて以来、ロシアと良好な協力関係を築いてきた。中俄载人航天合作联合委员会を設置し、両国は有人飛行領域で多くの協力を行ってきた。また、中国は開放と協力の原則を掲げ多くの国々や地区と幅広い協力を進めている。欧州宇宙機関、フランス、ドイツ、イタリア、ロシアなどと交流してきた。例えば、欧州宇宙機関と有人飛行について協力をどう強化するか協議を行った。月軌道宇宙ステーションは世界と中国の専門家らによる研究対象の一つであり、アメリカ、ロシア、欧州、中国はみな月軌道宇宙ステーションモジュールを利用し、有人月探査や月資源開発を実現することに向けて力を注いでいる。
中国は宇宙ステーションを建設後、他の国々と実験資源を共有する。発展途上国を含む国々に対し宇宙ステーションの実験資源を提供することについて、昨年中国は国際連合宇宙局と合意に達している。 
・今後数か月にわたり天舟1号が行う実験とは。中国载人航天工程空间应用系统总设计师の解説:
天舟一号货运飞船上安排了微重力对细胞攝B和分化影响研究、两相系统实验平台关键技术研究、非牛顿引力实验检验关键技术验证以及主动隔振关键技术验证这些科学实验和技术试验。中国科学院、国内相关科研院所以及内地和香港的高校等12个科研团队参加了这次研制实验。
其中,微重力对细胞攝B分化影响研究是在微重力环境下对干细胞攝B分化以及细胞结构功能的影响,在国际前沿重点方向上开展八项研究。
“我们期望对胚胎干细胞、肝干细胞、多能干细胞、骨细胞、成骨细胞等这些细胞微重力下攝B和分化的规律有一个深度的认识。这些研究成果将来可以应用于地面和太空的干细胞组织工程,再生医学、人类的生殖以及骨质流失的预防和干预等等方面。”
・中国が建設する宇宙ステーションについて:中国は2019〜2022年頃に有人宇宙ステーションの建設を行う。国際宇宙ステーションの重量は200トン,ミール宇宙ステーションは100トン。それに対する中国の宇宙ステーション本体の重量は60トン、加えて宇宙船や補給船の重量が90トン。必要に応じて3つのモジュールを付け足すことができる。ISSは20世紀後期に開発されたものだが、中国は21世紀の技術をもって世界第一流の建設を行う。
中国の宇宙ステーションには新型のプラットホームを付け、その上に大型光学施設を作り、ハッブル宇宙望遠鏡のように天体観測の研究に役立てる。そのプラットホームは宇宙ステーションと同じ軌道で飛ばすことができ、必要時に宇宙ステーションと接合する。
・中国の宇宙飛行士について:有人飛行の核心は宇宙飛行士。宇宙ステーション時代の到来にともない宇宙飛行士への要求が高まる。宇宙空間に留まる時間が大幅に伸び、現在指す中期間とは1か月のことだが、将来は3か月、6か月もしくはそれ以上に長くなる。健康を保ちながら仕事や研究や訓練を行うことになる。宇宙ステーションの建設では宇宙飛行士の船外活動が大量に増えることが予想され、そこには大きな挑戦が求められる。宇宙ステーションでは、空间生命科学、生物技术、微重力流体物理、燃烧科学、空间材料科学など8分野の研究を行う。宇宙飛行士はある程度の規模のチームを組む必要があり、今も2期にわたって飛行士の募集が行われている。年齢の問題もあるため、選抜を継続的に行い、若い飛行士を育てるようにしなければならない。

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