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zoom RSS 雄安新区 2030年 白洋淀と温泉 違法な不動産売買に注意  

<<   作成日時 : 2017/05/30 18:00   >>

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突然発表された国家戦略、河北省雄安新区の建設。人口200〜250万人規模の都市建設を目指す。日本の筑波の例を挙げる記事もある。(白洋淀を霞ヶ浦に見立てるとますます雰囲気が似てくるような)

2017年4月2日
中共中央と国务院の正式通達によって、河北雄安新区が設立されることが発表された。これは重大かつ歴史的戦略としての選択であり、深圳经济特区および上海浦东新区に続く全国レベルの新区に相当するもので、千年大计であり国家大事である。
北京の非首都機能を分散させ、北京・天津・河北省各都市の構造および空間を調整し、優れた都市構造を構築するのが目的。
雄安新区の計画範囲は河北省雄县・容城・安新の3県およびその周辺区域。北京・天津・保定に近く(北京から120qの場所)、交通の便がいいこと、生態環境が優れていること(白洋淀水系がある)、開発が進んでおらず発展できる空間が広くあることから開発条件に秀でている。初期開発面積は100㎢、中期開発面積は200㎢、最終的には2000㎢の範囲になる。(大阪より大きく東京より小さい)
今年2月に习近平は河北省安新县に出向いて实地考察を行っていた。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2017-04/02/content_676775.htm?div=-1

4月3日 雄安新区ができる三つの県について。
●容城県:北京まで120q、天津まで120q、保定まで50q、面積 314㎢、人口26万人。
2006年“中国男装名城”として全国纺织产业集群试点に選ばれる。浙江义乌や诸暨とともに全国三大衬衫生产基地と呼ばれ、業界では“南石狮、北容城”の誉れが高い。2015年服装业完成产值246.5亿元。
・白沟鎮:北京周辺では最大の小商品集散地。買い物天国とも呼ばれる場所。
・地热田:華北地区を代表する地熱田がある。レジャー観光産業の発展が期待される。
・白洋淀:華北地区最大の湿地。水域は一万亩ほど。
・バッグとぬいぐるみ生産で有名:各種バッグは世界20か国に輸出される。ぬいぐるみ産業も盛んで工場は1170か所、1万人が働いている。
●雄県:北京まで108q、天津まで100q、保定まで70q、面積 524㎢、人口約38万人。
・中国温泉の里:地熱田面積320㎢、温泉埋蔵量821.78億㎥、水温が高く埋蔵量も多く、2010年に国土资源部から“中国温泉之乡”と命名された。
・中国古地道文化の里:65qにおよぶ宋辽古战道がある。有名な杨六郎镇守の瓦桥关遗址がある。2007年に“中国古地道文化之乡”や“中国古地道文化研究中心”と命名された。
・中国塑料包装産業の基地:プラスチック包装・制革・ゴム制品・電化製品・ケーブル産業で有名。塑料包装行业については广东奄埠や浙江龙港と並び称される全国三大塑料软包装基地であり、2008年に“中国塑料包装产业基地”と命名される。
・中国仿古石雕文化の里:雄县仿古石雕は宋辽边境贸易に始まり、明代中期に仿古产品の市場として栄え今に至る。現在は仿古石雕を中心に仿古瓷器・木雕・竹雕・角雕・铸铜・古砚などの模倣製品(アンティーク)を扱い、年間売上は3.5億元。
・北方最大の骨董品市場:骨董品売買の歴史は500年以上。
・ゴム製品:雄县大步村は風船生産に特化した村。全国の80%以上を占める。北方最大の安全套生产企业もある。
●安新県:北京まで162q、保定市まで45q、石家庄まで187q。面積 738.6㎢、人口 39.3万人(汉、满、蒙、回、壮など15の民族が住む)
・有名観光地の白洋淀:華北平原最大の淡水湖白洋淀がある。(総面積366q、そのうち85%が安新県に属す)
・華北最大の靴生産基地:靴の生産で有名、“南温州、北安新”と呼ばれる。
・華北最大のダウン製品集散地:安新は河北省政府が認める羽绒生产基地。国优や省级ブランドを持つ企業がある。
・華北最大の金属リサイクル品集散地:電気分解による金属回収からケーブル生産や精密機械機器製造まで一体化しており、华北最大的废旧有色金属集散地となった。
●雄安新区にはどういう計画がなされているのか。
面積 起步区:约100平方公里、中期发展区:约200平方公里、远期控制区:约2000平方公里
街の設計。绿色生态宜居新城区、创新驱动发展引领区、协调发展示范区、开放发展先行区、创新发展示范区
地図もこちらで。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2017-04/03/content_676822.htm?div=-1

4月4日 
北京や天津は大きくなりすぎた。京津冀の3つの土地が協力しあって発展するためには新しい発展が必要になった。
雄安新区を新設し北京における非首都機能を周辺地域に分散させることで、北京が罹っている大城市病を解消し、北京城市副中心とともに北京を支える二つの翼を形成する。
地方の発展を促進し、河北経済を推し進め、人口密集地における新様式を追求し、全国を牽引し、世界レベルの都市群を構築する。
まずは白洋淀の生態機能を修復と保護が前提になる。白洋淀生体機能の修復とは、華北平原生態環境全体に着目し、流域全体の環境を改善させること。京津冀地区の水源管理を重点的に行い、水環境管理の基準を引き上げる。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2017-04/04/content_676866.htm?div=-1

4月5日 突然のニュースに湧いた現地の様子。
2017年4月1日午後6時、新华社が発表したニュースにより、河北省雄县、容城、安新3县および周边地区はてんやわんやになった。
・村人の梁さん「ニュースが流れたとたん、微信群のコメントが大量に寄せられて爆発しそう」「実は昨年より、村ではいろいろ不思議なことが起こっていた。このニュースですべてわかったよ」「例えば昨年8月、河北省直轄もしくは北京市と河北省の共同管轄の“白洋淀市”ができるらしいと噂が流れた。村の発展は歓迎するし、村人用のマンションができたらいいなあぐらいに思っていた。これは千年に一度あるかないかのチャンス。夢のようだ」と笑った。
・去年より、県政府は居民戸籍を凍結していた。同じ镇の出身同士の結婚の場合は戸籍の移動が認められたものの、異なる镇の戸籍は凍結され動かすことができなかった。現在の状況は、外地への移動は認められるものの、入ってくる移動は認められていない。
当時は、政府がなぜそんなことをするのか訝しがっていた人びとも、今回の発表を聞いてみな腑に落ちた。まるで北京の戸籍と同じ扱いに、自分の身分が高くなったような、一夜にして大金持ちになったような気持ちになる人もいた。「車も家も貯金もないけど、俺には雄县户口がある」とネットでつぶやく者もいる。
・河北日报によると、4月1日午後、通知を受けた雄县县委书记と县长は慌てて石家庄に出向き、河北省委が開いた全省领导干部会议に出席した。そこで発表されたばかりの《中共中央、国务院关于设立河北雄安新区的通知》が伝達された。
4月2日上午10時半、雄县は不動産管理緊急会議を開き、すべての不動産売買の全面凍結を決定した。また、県政府は担当部門を設け、不動産業を営む企業や仲介業者を集めて会議を開いた。
4月3日と4日、河北省委书记と河北省委副书记は雄安新区となる現地にいた。雄安新区筹委会临时党委书记も同行した。容城县にある奥威大厦が雄安新区筹委会が置かれた場所で、そこでは厳しいセキュリティーが敷かれ部外者の立ち入りを一切禁止している。
・河北雄安新区設立のニュースとともに、巡警たちも忙しくなった。1日夕方6時に「一切の休暇を取り消す。全員持ち場へ戻れ」と通知が出た。この小さな町はいきなり車両と人であふれかえり、道路は渋滞した。雄县警局は警官数百名を動員、24時間体制で警備を続けている。外地ナンバーを付けた車で溢れ、事故があちこちで起こった。ひどいときは一時間で20件発生した。
・雄县のホテルオーナーも寝ている暇が無くなった。2日早朝より電話が鳴りやまなくなった。シングル80元だったが220元に値上げした。他のホテルも開業以来の大忙しで、100元の部屋が688元まで値上がりした。
●新华社報道より。
・4日夜、河北雄安新区筹委会からの情報によると、雄安新区設立をうけて炒房人员が早速新区の不動産価格を吊り上げたなどと一部メディアが報道した件について、雄安新区筹委会は「マンションは住むためのものであり、投機するためのものではない」という考えを厳格に貫き、安新・容城・雄县では土地・建设・房地产交易に対し法に基づき抑制と管理を行うとした。
・河北雄安新区筹委会の話:「收取定金」「意向金」などという形を変えた名目で「“五证”不全商品房」を売買する行為はすべて違法行為であり、このような形で売買された不動産は法律の保護を受けません。皆さんは自己を守る意識を高め、違法な手口の宣伝や販売活動を簡単に信じたり、広げたり、関わったりしないようにしてください。
・雄安新区は房地产调控政策を厳格に実行する。二手房や小产权房の違法取引を厳しく取り締まり、違法建設を厳しく取り締まり、非正規仲介業者による違法売買・過大広告・価格吊り上げなどの行為を厳しく取り締まる。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2017-04/05/content_677000.htm?div=-1

4月14日 200万〜250万人の都市づくり
世界では多くの国々が“大城市病”の解決のため、他所に飛び出す方法をとっており、今のところ有効的な方法として成功を見ている。世界の大都市のそばには“伴城”がある。アメリカニューヨークにはニュージャージー、サンフランシスコにはサンノゼ、イスラエルのテルアビブにはハイファがあり、日本の東京には50q離れたハイテク産業の科学都市、筑波がある。
首都北京にとって、北京城市副中心と雄安新区は二つの翼であり、東側と南西側から首都の発展を支える力になる。
河北省にとって、雄安新区建設と2022年北京冬季五輪開催は、建設を推し進める契機となる。
2016年6月から雄安新区は规划区域として、マンションなど不動産、計画、土地、プロジェクト、戸籍などにおいて凍結が行われ、新区を作るための前準備が始まっていた。
雄安新区には全く新しい住房政策が執られる。大規模な不動産開発は厳しく禁じられる。专家咨询委员会の専門家の話によると、国は全く新しい不動産改革の道を模索すると同時に不動産価格を抑制している。市民のマンションに対する期待に応えるとのことだ。
户籍改革・医疗改革・公共服务改革・深化行政管理体制改革・实行大部门制和负面清单管理・探索投融资体制改革・加强对外合作促进贸易便利化・建立与国际接轨的城市管理规则和体系…これら体制机制改革が新区の制度を保障するだろう。
3年後の2020年、新都市のひな型が見えるようになる。雄安新区の主要交通網が作られ、起步区では基礎インフラと産業形式が基本的に出来上がる。
5年後の2022年、北京冬奥会とともに京津冀主要都市のつながりが強まり、北京中心区と一緒に発展を遂げ、起步区の基礎インフラがすべて完成し、新区の中心部が基本的に出来上がる。
13年後の2030年、低炭素、インテリジェンス、産業に優れ住みやすい、活力に溢れた新しい街が誕生し、自然と人間が共存する都市として名を馳せるようになる…。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2017-04/14/content_678024.htm?div=-1

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