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zoom RSS 中国 茅盾の直筆原稿

<<   作成日時 : 2017/04/12 20:01   >>

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茅盾って一冊も読んだことがない。中国国家博物館で蝋人形になっているほどの大作家なのだから、読まなきゃダメだって思うのだけど…難しそう。面白いですか。

新京報に載ってたのは、「茅盾手稿案」。実際に起こっているもめ事だった。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2017-03/14/content_674306.htm?div=-1
大体の内容。
「鲁迅书稿手稿」や「钱钟书书信手稿」でも裁判沙汰はあった。今度は茅盾の手稿<直筆原稿>を巡り、南京市六合区法院で裁判が行われている。
それは茅盾の孫3名が、茅盾の直筆原稿を競売にかけた競売会社Jを訴えたから。

競売にかけられたのは茅盾が1958年に執筆した「谈最近的短篇小说」という評論文の原稿。1958年の「人民文学」第6期で発表された。
この原稿は当時の慣例として人民文学杂志社に保存されているはずだった。
それがJ社により2013年秋に公開展示され、翌2014年1月5日に競売にかけられた。44回の激しい往来の末1207.5万元(≒二億円)の高値で落札された。これは中国文学作品の直筆原稿落札価格の新記録だった。ちなみに落札されたのは30ページ(9000文字)。

アメリカ在住の孫嫁の話:茅盾亡き後、一部の原稿以外そのほとんどを国に寄贈することを親族で決めてある。私たちが原稿や資料を競売に出すわけがないのは周知の事実。
直筆原稿が残っているはずの雑誌社に問い合わせたところ、いつの間にか紛失したといわれた。
J社に問い合わせたところ、すでに落札されているといわれ、出品者と落札者の詳しい情報は教えてもらえなかった。それで我々に対する権利侵害を停止し、謝罪を行い、賠償金50万元を支払うように求めた。

法廷には出品者であるZ氏が出廷。2000年に徐州在住のL氏から38000元で購入したものであり、そこに違法行為はなかったと証言。
J社が提出した証拠資料には、当該原稿の落札者はY氏だと記載されている。だが、Y氏は競売に参加する前に規定の保証金を払っていなかったこと、落札成立後に金がないことを理由に支払いを行わなかったこと、そして原稿は結局Z氏に返還されていたことが分かった。一連のY氏の行為に対しJ社は理解を示しており、責任を問わない態度であることも分かった。

これをうけて原告側はY氏に対する訴訟も申請した。Y氏は裏でつながっていて違法な競売に加わっていたのではないかはっきりさせるのが目的。

親族側の主張:直筆原稿の内容はすでに発表されたものであるが、書道作品としての権利は残っている。
J社はいろいろな宣伝を展開し「茅盾の直筆は儲かる」という強いイメージを残した。これにより茅盾の直筆原稿を収集整理、発表する作業をしている茅盾の子孫に対し大きな損害をもたらした。
「著作权法」に基づき、作者が生前未発表だった作品に対し、作者が発表しないと明確に示している場合、作者が死亡して50年間は、その出版権は相続人または受贈者が行使することができることになっている。(茅盾が亡くなったのは1981年)
この原稿には雑誌に発表された文字としての内容のほかに、作者が言葉を凝縮し紙の上で形作る過程が表れており、それが高い芸術価値をもたらすのであるから、貴重な書道作品にあたる。
書道作品に対する被告の行動は、茅盾の親族が所有する複製権、展示権、情報ネットワーク送信権、出版権を侵害している。
J社の主張:当該原稿は書道作品ではない。競売は「拍卖法」に従い行われた。当該案件で履行される「拍卖法」は「著作权法」と解釈の衝突がある。「著作权法」で保護する書道作品には明確な定義がある。

書道作品の見解については、開廷前に双方の弁護士が数名の書道家を呼んで、茅盾の原稿が書道作品にあたるかどうか分析している。

桐乡茅盾纪念馆の馆长の話:この直筆原稿は芸術的価値、収蔵価値ともに非常に高い。文章の内容および直筆の価値からして一級コレクション間違いなし。
茅盾纪念馆に収蔵されている茅盾の作品は500幅あまり。だが一級コレクションとなるとその数わずか3幅しかない(この3幅はすべて茅盾の息子や孫が寄贈したもの)。

………
素人の感覚ながら、この人、字、うまいと思う。掛け軸にしたらどうかしら?
それにしても著名人の墨蹟として資料的価値については触れないんだろうか。

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