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zoom RSS 故宮保護13年計画 「歳修」の復活

<<   作成日時 : 2017/02/02 09:31   >>

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国家文物局の批准を受け、北京市文物局が発表したのが「故宫保护总体规划2013年—2025年」。故宮における古建築の修繕、明清宮廷文化の展示、展示公開方法について細かい計画がなされた。

●故宮の保護範囲:紫禁城と端门・大高玄殿・皇史宬・清稽查内务府御史衙门の4か所。総面積は106.09ha。
●故宮の約85%で見学を可能にする。
●沿筒子河東・西・北に位置する南北池子・南北长街・景山前街の改名および道路の拡張を禁じる。道路に歴史解説の说明牌を取り付ける。交通量を制限し、土埃や汚染を軽減する。
●故宮周辺の建物の屋根を「灰瓦坡顶」に統一する。建物の使用目的を住宅・事務所営業所・路面店に制限する。
●この期間中に、故宮の地上及び地下に存在する遺産価値のあるものと景観価値のあるものとを完全に保護する。保護する区域として「保护范围」(地図赤の部分)・「建设控制地带区」(青)・「环境控制区」(緑)の3つがある。环境控制区には世界遺産・故宮に隣接するところとして、不十分な管理規定を補う意味がある。
●中国明清宫廷文化をテーマとし、故宮の公開エリア内にある建築物の歴史的価値と現存する陳列物の統計をとり、礼制文化・餐饮文化・医药文化・手工艺などを重点的に補充する。展示は院落を基準に行い、宮廷元来の構造や配置に従った展示を行う。できるだけ元来どおりの陳列や配置を回復し、宮廷文化に合致する展示を行う。展示条件が良好な文华殿・武英殿・东华门・午门などでは常設の艺术藏品展を行う。芸術分野の館蔵品展示にチケット制度を導入し、見学者に十分に見学できる時間を提供する。また、館内展示と館外展示などにより館蔵品の価値を広める。
●補修状況と今後の方針。今回評定を行った48か所の院区(建福宫花园と院落168か所を指す)のうち、状態が良好なのは114か所で、16か所はすでに構造を失っていた。
ここ数年、故宮は符望阁や养心殿などの院落において修復作業を行っている。2020年までには、南三所の后罩房や景祺阁北小院において、遺跡として残っている建物の基礎跡を研究と保護のため文化財建築物として復元する。すでに残っていない建物や院落については原則復元を行わない。ただし、院落の完全な復元を目指す理由で必要性がある場合は必ず元の場所、形、材料に従って復元する。
●故宮の公開エリアは74.51haで、保护范围の85.02%にあたる。
公開エリアは馆藏文物展示院落と、制限付きで公開する院落と、公众开放展示院落との3種類に分ける。
例えば、午门・东华门・武英殿・文华殿銮仪卫などは館蔵文化財の展示に使う。
建福宫花园・宁寿宫花园・重华宫・英华殿・寿安宫・宝华殿・雨花阁・景福宫・造办处旧址・南三所・上驷院旧址・宝蕴楼などは制限付き(公開時間、見学対象者、人数などの制限を指す)で公開する院落に該当する。
●古い伝統である“岁修”の復活。
故宮保護の目標の一つが、院落と展示を結びつけること。院落と文化財建築の保存状態をランクで分け、期間ごとに「故宫院落岁修计划」を行う。
「岁修」とは。土木建築物、とくに皇家の建築物の保護補修を行うシステムを指し、年ごとに計画を立て建物の修理と保養を行い、安全や外観を保つこと。紫禁城のように巨大で特殊で技術が途絶えてしまったハイレベルの修復に対し、その責務は非常に複雑で重い。補修専門の組織は19世紀中期に途絶えたことや資金使用制度等の理由により、故宮の「岁修」は行われなくなってしまった。2015年12月から养心殿の大規模修理が行われているが、これは百余年ぶりの大修理。部分的修理も35年前のことだった。
以上、新京報より。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2017-01/26/content_669438.htm?div=-1
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