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zoom RSS 北京 2016年PM2.5平均値73μg 大気汚染年間報告

<<   作成日時 : 2017/01/07 16:13   >>

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空気質指数(空气质量指数。AQI)は6段階。一级(优0〜50)・二级(良51〜100)・三级(轻染101〜150)・四级(中染151〜200)・五级(重度污染201〜300)・六级(严重污染301〜)。いわゆる“爆表”(ベジータのスカウターが振り切れて爆発したことに由来)はAQIが500を超えたとき。
环境保护部の規定では、AQIが200を超えた状態(五级と六级)を“空气重污染”と呼ぶ。

………
正月になると北京の成績表とも呼ばれる、北京大気汚染年間結果が発表される。新京報より。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2016-01/05/content_616958.htm?div=-1

2017年1月3日、北京市环保局が2016年北京の空気質状况を発表した。
重汚染が発生したのは年間で39日(オゾンによる重汚染は1日で、残り38日はPM2.5による重汚染)。
2016年の北京PM2.5年間平均濃度は73 μg/m3。2015年と比較すると9.9%減少しており、ここ3年では最大の減少率となった。

●2015年と比べ改善が見られた。SO2、NO2、PM10、PM2.5の年間平均濃度を比較するとそれぞれ28.6%、4.0%、9.8%、9.9%下降している。特にSO2の減少幅が大きい。2016年のSO2平均濃度は10 μg/m3だった(SO2の中国国家基準は60 μg/m3)。暖房の点く時期と点かない時期で分けると、無暖房期のSO2平均濃度は7 μg/m3で、暖房期は17 μg/m3。やはり北京では暖房期の影響が大きい。
・SO2は石炭燃焼で発生する。SO2が減少したのは北京とその周辺地区でクリーンエネルギーの大規模導入があったから。現在、北京の年間石炭燃焼総量は1000万トンまで抑えられており、国が示す石炭抑制五年目標を1年早く実現できた。これで北京は南方沿海の無暖房都市のレベルに並んだことになる。
・北京で第一阶段大气污染治理がスタートしたのは1999年のことだった。2004年よりSO2数値目標の達成は安定しだし、起伏はあるものの徐々に減少。その累計減少幅は32%となった。
・PM10について。黄砂や暖房などの要因により、PM10は年間を通して増減幅が大きい。1999年からの累計減少幅は43%。
・PM2.5について。北京は2013年よりPM2.5の正式測定を始めた。PM2.5の濃度は徐々に下降している。累計減少幅は19%。
 
●2016年北京PM2.5年間平均濃度は73 μg/m3。2015年に比べ9.9%の減少。前年と前々年は4%と6.2%であり、減少幅がここ3年で最も大きかった。
しかしながら国家基準である35 μg/m3と比べると、まだ109%もオーバーしている。
2016年北京の空气質指数で基準を満たした日数について。一级(优)が68日、二级(良)が130日で合計198日、2015年より12日増えた。
2016年に重汚染を起こした日数は39日で2015年より7日減り、2013年より19日減った。
重汚染39日のうち、オゾンによる重汚染は1日で、PM2.5による重汚染は38日だった。
PM2.5による重汚染38日のうち、5级(重度污染)が29日、6级(严重污染)が9日だった。重汚染が発生した38日分のせいで年間平均濃度が23ug/m3引き上げられた。全体の3割(31.5%)を占める。
分布図で見ると、南西地区の濃度は102ug/m3、北東地区の濃度は49ug/m3と倍の差が出ている。北京のPM2.5は北から南に向かって段階的に増加する特徴がある。

●2016年北京のNO2年間平均濃度は48 μg/m3。前年に比べた改善率はたった4.0%。中国国家基準を20%もオーバーしている。
NO2は自動車の排気ガス汚染を含む化石燃料の燃焼に起因する。市中心及び南部地区が高い。また駅周辺のNO2濃度も明らかに高い。駅周辺平均濃度が都市部環境の1.5倍も高くなるのは自動車の排気ガスの影響。朝晩のラッシュ((6〜9時、17〜20時)が明らかに高くなる。

●毎年4月〜9月はオゾン濃度が比較的高くなる。オゾンが基準値を超えるのは主に春夏の午後から夕方にかけての時間帯。2016年はオゾンによる重汚染の日が1日あった。

●PM2.5の濃度は徐々に下がっているのに、重汚染の日はなぜ無くならないのか?
北京市环保局总工程师の解説:重汚染の発生は気象条件と密接な関係があるため、短期間で重汚染日を無くすことはできない。一年間で一番気象条件が悪い時のPM2.5濃度と一番気象条件がいい時の濃度とを足して二で割ると、年間のPM2.5平均濃度を11 μg/m3ほどあげてしまう。2013年は11 μg/m3、2014年も11 μg/m3、2015年は13 μg/m3、2016年はやはり11 μg/m3だった。つまり、各年の重汚染日発生数の多さや期間の長さにかかわらず、北京は極端な気象条件によって、PM2.5年間平均濃度が11 μg/m3ほどの影響を受けているということになる。よって、北京が今年さらにPM2.5を減少させるためには、この11 μg/m3を指し引いた62ug/m3という数値のうえで問題分析を行わなければならない。北京は三方を山で囲まれており汚染物質の拡散に不利な気象条件であること、また人口が集中しエネルギー消費が盛んであることから、短期間で大きな変化を求めることはできない。長い過程が必要だ。
《大气十条》に掲げられた目標では、2017年北京のPM2.5濃度は60 μg/m3ぐらいまでに抑えるとしている。

………
オゾン重汚染って、光化学スモッグのことでしょ?
説明は2016年5月22日の新京報より。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2016-05/22/content_636244.htm?div=-1
臭氧通常存在于距离地面30公里左右的高层大气中,它能有效阻挡紫外线,保护人类健康。但是在近地面,臭氧却是一种令人讨厌的污染物,是光化学烟雾的主要成分。
夏季更适合生成光化学污染。由于气温高且紫外线强,机动车排放的污染物中,含大量的氮氧化物和挥发性有机物,在太阳光照射下,会发生一系列反应,生成臭氧。

………
窒素酸化物(氮氧化物)が重汚染を悪化させているのでは、という12月27日の記事。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2016-12/27/content_665967.htm?div=-1
重污染期间硫酸盐的迅速生成,主要由二氧化硫和二氧化氮这两种气态前体物溶于颗粒物结合水后,在北方地区特有的偏中性环境下迅速反应生成的。
氮氧化物不仅仅是形成硝酸盐的前体物,也是硫酸盐的助推氧化物。

………
ちなみに、2016年1月4日に北京市环保局が発表した2015年空気質状況の内容はこちら。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2016-01/05/content_616958.htm?div=-1

2015年の北京PM2.5年間平均濃度は80.6 μg/m3で、2014年より6.2%減少した。だが、国家基準35 μg/m3を130%オーバーしている。
空气質指数で基準を満たした日数は186日で、年間の51%を占める。2014年と比較すると14日増えており、特に一级(优)が14日増えた。
重汚染が起こった日は46日、13%を占める。2014年より1日減った。
SO2年間平均濃度は13.5 μg/m3で、国家基準を優に満たしている。
NO2年間平均濃度は50 μg/m3で、国家基準40 μg/m3に近づいている。
PM10年間平均濃度は101.5 μg/m3。
2014年と比較すると、SO2・NO2・PM10の年間平均濃度はそれぞれ38.1%・11.8%・12.3%下がっている。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
「昔、こんな天気もよくある」と、父はそう言いました
misaka86
2017/01/08 20:52
misaka86様:コメントありがとうございました。太陽の黒点がよく見える冬とか、粒がはっきりわかる夏の霧とか、珍しい体験を私も何度かしました。少しづつでもよくなってきたと北京っ子が実感しているというニュースを読みたくて記事漁りをしています。
かささぎ
2017/01/09 11:50

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