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zoom RSS 中国 銀聯カードの市場独占 カード業界自由化

<<   作成日時 : 2016/11/30 01:21   >>

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昔は牡丹カードや長城カードだった。そのうちあれよあれよという間に銀聯カードになった。クレジット機能のほかデビット機能がついている。中国の紙幣は破れていたり、手垢まみれでしっとり感がでるほど傷んでいたり、時に偽物が混じっているリスクもあるから、カード払いのほうが便利なんだろう。スーパーでもよく使われていた。

キャッシュカードとしてATMを使ったり、クレジットカードとして使ったり、デビットカードとしてPOS機のあるところで買い物ができたり、インターネットや電話を介して公共料金の支払いをしたり、携帯電話料金のチャージができたりする。

いい点は、海外で買い物したとき、為替手数料(货币转换费)が全くかからないこと。
それから、ATMでお金を引き出す時の手数料が安いこと。(中国でキャッシュカードでお金を降ろす場合、よその省に行って降ろすと手数料が多くかかる。ただしキャッシュカードにも種類がたくさんあり「ひと月何回まで無料」などのサービスが付いているカードもある)
使うごとにポイントが付くなど特典がある。キャンペーンもいろいろあって例えば某スーパーで〇元買い物するごとにその場で〇元還元しますなど。

………
銀聯カードの記事。スイッチカードが無くなることと、銀聯の独占時代が終わると言う話。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2016-11/26/content_661709.htm?div=1

海外で買い物する中国人が重宝するカードとは、银联払いもできるし、VISAやMasterCardでも支払いができるという“双标信用卡(スイッチカード)”。中国ブランドと国際ブランドの両方が付いているこの種のカードは中国で14年間発行され続けてきた。

新京报の记者が取材したところ、“双标卡(スイッチカード)”はもうじき発行されなくなることが分かった。
すでに工商银行、建设银行、民生银行など多くの銀行は発行しないことを表明し、今後は银联のロゴだけがついたICカードに代えていくとした。
だが、招商银行や平安银行はまだ通知を受け取っておらず、現在も“双标卡”を発行し続けている。

“双标卡”というのは、一枚のカードに二社のカード発行会社のロゴが付いているもので、中国でよくあるのは银联+VISAの組み合わせか银联+MasterCardの組み合わせ。

報道によると、中国人民银行はその会議上で、国際決済企業(VISA,MasterCard等)は中国において“银行卡清算牌照”を取得するまで外貨でのみ決済を行い、国外の実店舗や国外のネットショップでのみ使用するものとし、中国国内での使用範囲は外汇管理局が定めた返済業務などに限ると明示した。国内のいかなる形式の取引もすべて違反行為とみなす。

専門家が話す“双标卡”が使えなくなる2つの理由。
“双标卡”は特殊なものであり、特定期間に出現するいわば変種ともいえる。クレジットカードにはその会社のカードはその会社が決済するという原則があり、一枚のカードに二つのブランドが付いていてはいけない。例えるなら中国移动を利用しているなら中国联通に通話料を払わないのと同じことだ。
もう一つの理由は、国内のカード決済市場がもうじき自由化されるということ。将来、VISAやMasterCardなどの国際決済企業が中国国内で人民元建てカードを発行できるようになるため、“双标卡”の存在が必要なくなる。よって“双标卡”は徐々に歴史の舞台から消えていくことになる。

もともと2014年10月29日に開かれた国务院常务会议で、カード決済市場の自由化について、条件の符合する外資企業に対し中国国内で银行卡清算机构の設立申請を認めることに決まっていた。これはつまり银联だけで市場を独占していた歴史が変わることを意味する。

いままでは海外旅行の時カード一枚でよかったが、今後は二枚用意する必要がある。银联カードは日本や韓国東南アジアでは使いやすいが、ヨーロッパでは使えないところがあるからだ。VISAやMasterCardは全世界で使えるので、银联が使えないところでは国際ブランドのカードを使うことになる。

今後有効期限を迎える“双标卡”は二枚のカードに切り替えて発行される。

银联カードの歴史。
中国银联ができるより前にすでにVISAなどの国際ブランドが中国に進出し、中国国内の銀行と提携しクレジットカードを発行していた。
2002年3月。80社余の金融機構が共同で中国银联を設立。
2002年12月。招商银行が银联とMasterCardの中国初の“双标卡”を発行。誕生したばかりの银联が国際ブランドと提携したのは業務拡大するため。
2003年。银联の国際化が始まる。
2004年。银联の国際化が進み、香港マカオでの業務が始まる。徐々にアジアや欧米に広がる。
2007年。银联のカード発行数が爆発的に増え始める。
2009年年末。银联カード国外発行数が700万枚を超える。国内(香港マカオ含む)発行数は20億枚を超える。
2010年6月。VISA側は、VISAカード提携銀行が中国国外で使われるVISAロゴ付の“双标卡”を扱うとき、银联システムを使ってはならないと要求した。银联側はそれに反発、国内銀行は一時VISAロゴ付“双标卡”の発行を拒絶した。
2010年9月。アメリカは、中国人民银行が2001年に導入した措置のせいで、人民元建てカードが中国银联に独占されており、これは外国企業に対する不当な差別であるとWTOに提訴した。
2012年7月。アメリカ側の根拠が不十分であるとWTOの裁決が下っている。

以上、大体の内容。

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