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<<   作成日時 : 2016/11/12 11:47   >>

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中国でも電話やメールやインターネットを使った「电信诈骗」「网络诈骗」と呼ばれる振り込め詐欺の被害が深刻。

9月の新京報の記事。中国において、迷惑電話8件のうち1件が詐欺目的でかかってくる電話なのだという。
ネットなら、例えばQQチャットで友人の名を騙り高額な買い物の支払いを肩代わりするよう誘導してくる手口があるという。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2016-09/08/content_651481.htm?div=-1

10月の新京報の記事。中国の詐欺師は5.4日の時間をかけて人を一人騙している計算になるという。また電話を使った詐欺の成功率は0.1%なのだそうだ。(詐欺師が電話を介してターゲットを物色する作業と、引っかかったターゲットを誘導しお金を振り込ませるまでにやりとりする電話の往来回数を合わせると1000回だという意味らしい)
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2016-10/28/content_657276.htm?div=-1

电信诈骗の事件は数知れず。その中でも特に取り上げられるのは“徐玉玉事件”。被害者は大学進学が決まっていた18歳の女の子。手口は日本の還付金詐欺に似ており、彼女の場合は奨学金受け取りのためATMに行くよう指示され、銀行カードを“激活”するために口座のお金を振り込むよう誘導された。捕まった詐欺団は福建等の貧しい土地の出身で平均年齢26歳、一番若いのは19歳。3年以上の懲役で、主犯格は8年ぐらいになるだろうとのこと。気の毒なのは被害者の女の子がショックで倒れそのまま亡くなってしまったことだった。

なんで彼女は騙されてしまったのかというと、ちょうど前日に本物の教育部門から奨学金の電話を貰っており、翌日かかってきた劇場型詐欺電話をその話の続きと思ってしまったから。
なんで犯人が彼女の電話番号を知っていたかというと、犯人は高校生データを1件あたり0.5元で1800件分、QQチャットを通じて購入していたから。
なんでネットで個人データが買えるのかというと、データを盗んで商売にしているハッカーがいるから。今回逮捕されたハッカーは山東省の2016年大学受験申請システムをウイルス感染させてデータを盗んでいた。

今年1月から9月にかけ、公安が検挙した电信网络诈骗案件は7.7万件、捕まった犯罪者は4.3万人に上っており昨年同時期に比べ2.3倍に増えた。“徐玉玉事件”のような悲劇を繰り返さないよう、11月には「网络安全法」が公布された。
http://www.legaldaily.com.cn/index/content/2016-11/08/content_6868806.htm?node=20908

天涯观光小姐からのコメントの一部。いろいろ教えて頂いた。非常感謝。
●今年12月1日からATMを利用して他人名義の口座に振り込みをする場合、入金が反映されるのは24時間後になる。騙されたことに気付いてから取り消し手続きをするまでの猶予時間としてまる一日設けられる。
●电信诈骗が始まったのは台湾が先。今でも多くの中国人が台湾詐欺師の犠牲になっており、なけなしの年金や学費が狙われる。台湾詐欺師はアフリカ、東南アジア、東欧などから中国に詐欺電話をかけてくる。中国でも詐欺の手口が模倣され、詐欺師の村まで存在する。
こんなこともあった。ケニアで捕まった台湾詐欺師が中国に送致。
http://baike.baidu.com/link?url=1BvjBoXGv0TYgehhYQUO4BO4OMimYsQhSGdPWMnEAUP7r5Ee4pm73ayvUDjJ2D59a8fX0SUdQhyNHWp8BYt7QQYkbT_fW7bgVDPdYpWmygv06SEDmcNsYGhYXD3NkKeC3_AU3MECnP0Y92rWw19bkjoDfOzQMMxB1K9911Rqqrm
日本語ニュース。http://www.recordchina.co.jp/a133309.html

中国人を狙う台湾詐欺師は10万人いるという報道もある。电信诈骗の20%が台湾詐欺師が中心となる詐欺集団によるものだというデータもある。

中国には詐欺村が存在するのだという。驚くような話だが、新京報で挙げられている地名は福建省安溪县だった。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2016-09/01/content_650428.htm?div=-1
少なくとも十数年前から安溪县が电信诈骗高发地であると指摘されていた。2004年の《瞭望周刊》では「我国手机短信诈骗的“大本营”」と呼ばれていた。
电信诈骗は九十年代に台湾で始まったことから“台湾式诈骗”と呼ばれていた。今世紀初め、台湾警察から逃れるため台湾詐欺師は拠点を大陸に移し福建に居ついた。そのうち一部の福建人が手口を模倣し2003年ごろから家族ぐるみで詐欺を働くようになり、电信诈骗は中国に土着化した。
詐欺を働く者たちは家庭が貧しかったり学校を中退している例が多い。仕事に就けず価値観が麻痺しており、「物を盗むより良い」「詐欺で稼ぐのは恥ではない」などと思っており、手を染めた当初はびくびくするがそのうち慣れてしまい詐欺が成功すると得意になるのだという。

内容追加。11月現在、振り込みをするときに“防诈骗提示单”を記入させる銀行が増えている。詐欺に遭わないようにするための公安局主導の措置。ただし個人情報を記入したくないため拒否したことで逆にもめるケースもある。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2016-11/05/content_658458.htm?div=-1

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