北京で勇気十足

アクセスカウンタ

zoom RSS 中国 配車サービス 「網約車」新法 民間ドライバーの条件 配車アプリ

<<   作成日時 : 2016/09/04 18:17   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

新聞を読んでると「新しい法律(条令)について」って記事を見かけることがある。そしてそれらには時々「征求意见稿」(意見公募稿)というしっぽがついていることがある。つまり、法律を決めるにあたりまず“たたき台”を公表し、それについてみんなの意見を募り、より多方面の意見を反映し完成形にしてから最終決定しましょう、っていうやり方。

で、意見がまとまらないとどうしても時間がかかってしまう。
交通运输部が意見を求めていた「专车」とか「网约车」とか「网约专车」と呼ばれる配車サービス営業をどう法整備するかって問題のこと。(この件の征求意见稿は昨年10月に公表されたままになっていた)

ちなみに今の中国で、配車サービスをやっている会社には、中国优步(UBER)と、滴滴出行と、易到がある。ネットではどれが安いとか距離別に比較していたりして、結構定着している感じを受けた。(かささぎ的には知らない車に乗るのって怖くないのかなあって思うのだけど、抵抗ないらしい)
それから北京限定かどうかわからないが、首汽约车というのも配車サービスを行っている。

………
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2016-07/29/content_646103.htm?div=-1
以下、7月29日の新京報の記事より大体の内容。

7月28日、国新办新闻发布会にて《关于深化改革推进出租汽车行业健康发展的指导意见》と、《网络预约出租汽车经营服务管理暂行办法》が正式に発表された。今年の11月1日から施行となる。
なお今までいろんな呼称があったが、今後は「网约车」で統一される。
これら法規で网约车の合法的地位を守ることや、プラットホーム側(会社側)が営業条件・経営規範の要求に従い人の輸送に対し責任を負うことや、プラットホーム側が規範に従った発展ができるように定めた。

今後は网约车を営むプラットホーム側が省级通信主管部门に登録すれば、中国全土で配車サービスの営業ができるようになる。
配車のドライバーをやってみたいなあという人が行わなければならない手続きは簡素化してある。登録するドライバーとその登録自動車が安全基準に達しているのであれば、現地の交通主管部门とプラットホームで申請することで、運営資格を得られることになった。

配車に使用する登録自動車には制限がつけられた。総走行距離が60万qに達した時点で、強制的に資格を失う。また60万qに達していなくても使用期限の制限がつけられ、8年に達した時点で強制的に資格を失う。(もちろんその後マイカーとして乗ることはできる)

登録車の条件:
座席が7席以下の乗用車であること。走行距離を記録する機能の付いたカーナビと应急报警装置を装備していること。車両性能が運営安全基準に符合していること。公安机关で「预约出租客运」の登記を行い「网络预约出租汽车运输证」という自動車の証明書を所有していること。

ドライバーの条件:
車種に適合した運転免許証を所有しており、かつ運転歴が3年以上あること。交通事故や犯罪、危険運転の記録がないこと、麻薬使用の記録がないこと、飲酒運転の記録がないこと、3期にさかのぼってトータル12点の減点記録がないこと。暴力犯罪の記録がないこと。「网络预约出租汽车驾驶员证」というドライバーの証明書を所有していること。

ドライバーが営業するときの注意:
网约车運賃は合理的に定められたものであること。乗客に出租车发票を発行すること。運賃をコストより低い価格にして市場の秩序を混乱させてはならない。許可を得ている经营区域の中で営業すること。個人所有の小型バスを使って相乗りの名義で配車サービスをしてはならない。

処罰:
ドライバーが規定に違反した場合、以下の違法行為に対し50元〜200元の罰金を科す。
「网络预约出租汽车运输证」と「网络预约出租汽车驾驶员证」を所持していない場合。途中で客を降ろしたり故意に遠回りをした場合。規定通りの料金を取らない場合。通報やクレームや不満意見を示した乗客に対し報復行為を行った場合。

安全対策:
网约车のプラットホーム側がドライバー、配車予約者、乗客の情報を収集するとき、ネット予約配車業務に必要な範囲を超えてはならない。
国家機関が监督检查权や刑事侦查权を法に基づいて行使する以外、プラットホーム側はドライバー、配車予約者、乗客の氏名・連絡先・自宅住所・銀行口座やその他アカウント・地理的位置・走行路線など個人情報を、第三者に教えてはならない。具体的な地理座標や地理的特徴物や国家の安全に関する敏感な情報を漏らしてはならない。

网约车の発展が今までのタクシー経営と衝突しないのか:
巡游车(街を回って乗客を見つけるタクシー)と网约车にはそれぞれの特徴がある。どちらが勝ってどちらが淘汰されるのか、それは市場、つまり乗客のニーズ次第。タクシーは街中で手を挙げて捕まえることができるし、運賃は公開された透明性のあるものになっており、過剰に請求されることがないため公平感がある。
タクシー経営については承包金や份子钱の負担を無くし、タクシー運転手と企業側とでリスクと利益を合理的に負担するように改革をする必要がある。タクシーと网约车はともに発展していくだろう。

网络预约出租汽车经营服务管理暂行办法(全文)はこちら。
http://news.xinhuanet.com/politics/2016-07/28/c_129186192.htm

………
8月2日の新京報より。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2016-08/02/content_646537.htm?div=-1
ネット予約の配車サービスについて、《网络预约出租汽车运营服务规范(征求意见稿)》が発表され、また意見が求められることになった。
例えば「ネット予約配車ドライバーが空港まで客を送った後、事前に予約があればその予約客を乗せて帰ることができるが、予約がないからと言ってタクシー乗り場に並んで客待ちをしてはならない」などという規定が載っている。

………
8月3日の新京報より。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2016-08/03/content_646660.htm?div=-1
8月1日、滴滴出行が优步中国の所有ブランド、業務、データなど全資産を買収すると発表したという記事。独占禁止法に反していないか調査があるらしい。

………
8月24日の新京報より。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2016-08/24/content_649326.htm?div=-1
Oさんの会社では、残業や出張で車に乗るとき“滴滴企业版”ソフトを利用することになっている。個人決済ではなく会社払いになっているので便利。この日は残業で遅くなったので滴滴で配車して帰宅した。距離は約4qほど、いつもなら十数元で済む距離だった。
帰宅して滴滴ソフトを立ち上げチェックしたところ、ドライバーの運賃計算がまだ動いているのに気が付いた。慌ててドライバーに電話したが出ない。翌日早朝、滴滴の画面を覗いてみたところ、運賃計算は止まっていたものの延べ7時間運転し続けた記録になっており、かかった運賃は1728.1元と出ていた。
滴滴を利用していて、ドライバーが運賃計算を止めず数元余分に請求されたということは今までも何度かあった。だが少額だし会社払いだし気にしていなった。しかし今回の請求は高すぎる。
新京报の記者はそのドライバーに電話取材した。ドライバーは「济南まで乗せた」とはぐらかし切ってしまった。
そこで記者は滴滴公司に取材した。滴滴企业版のカスタマーセンターは「確かに不透明であるから調査して顧客に報告します」と回答した。
実はOさん、この件では自分から何度か滴滴に問い合わせしたのだが、カスタマーセンターは状況を聞いてくれるだけで何の返答もしてこなかった経緯がある。
そこで記者は最初の取材から数時間後、もう一度滴滴企业版のカスタマーセンターに取材した。すると「事実確認が取れたので、多く入金した分を1、2日中に会社の口座に返金します」「このドライバーについては調査を続けています。故意にやったことが判明した場合はドライバー登録を抹消します」と回答した。

………
8月27日の新京報より。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2016-08/27/content_649738.htm?div=-1
C氏は易到のアプリを使って配車を申し込んだ。選んだ車は陆风X5大车型、行先は自宅。その距離5.8q、所要時間は10分、運賃は20元ちょっとだった。
ところがこのドライバーから電話が来て断られてしまった。予約を解消すると料金が引かれてしまうため、C氏は易到にドライバーのクレームを入れた。そしてほかの車の配車を手配しなおして帰宅した。
翌日C氏が易到アプリを開くと、そこには扣款金额585.71元と書かれていた。「陆风X5从24日晚8时14分接到乘客,25日下午1点半结束行程,时长17个小时,里程共计46.3公里」。
おかしいと思ったC氏はドライバーに確認したかったが、易到のプラットホームでは乗客とドライバーはお互いの連絡先が見れないようになっている。決済が済んでしまうとドライバー本人と連絡をとる方法は一切ない。
そこで易到のプラットホームに2回目のクレームを入れたところ、「要在上报审核后,由相关部门处理」と返事が来た。
その後、易到カスタマーセンタ―は早急に対処すると回答。トラブルがあった日から2日後の夕方5時、C氏は無事585.71元全額を返してもらった。またカスタマーセンターから電話もあり、そのドライバーを処罰するとともに引き続き調査をしていますと報告を受けた。
(ついでの話。C氏が2回目のクレームを入れたとき、前の前のドライバーに遠回りされたことも訴えておいたところ、そのときに遠回りされた12元も一緒に返金されたそうだ)
にほんブログ村 海外生活ブログ 北京情報へ
にほんブログ村

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
中国 配車サービス 「網約車」新法 民間ドライバーの条件 配車アプリ 北京で勇気十足/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる