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zoom RSS 北京 快捷酒店 いいところと悪いところ リネン類に注意

<<   作成日時 : 2016/04/27 17:58   >>

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快捷酒店って。サラリーマンの出張や、学生や個人旅行者向けのお手頃ホテル。ビジネスホテルのようなもの。チェーン加盟もしくはフランチャイズ経営になってるので、同じ名前の看板をあちこちで見つけることができるし、その安くてお手軽な存在がブランドイメージになっている。大型の高級ホテルと違って、一本引っ込んだところにあったり、何かの“単位”だったところを再利用してるような地味さがある。入ってみればわかるが、むかしでいう“国营旅馆”とか“招待所”とさほど変わらないぐらい質素なところもある。

安いからいろんな人が泊まるし雑然としている。先日ニュースでも取り上げられていたが、ブランドイメージがあるからとて、治安がいいとは限らない。

言いたいことは、名前は「快捷酒店(クイックホテル)」とハイカラであっても、そう期待しないほうがいいということ。逆に言えば、これぞ中国って感じが気楽でいい。泊まれればいいという人にはもってこい。シャワーからお湯が出てトイレが流れてテレビが映れば、かささぎには文句を言う理由が見当たらない。

百度の説明。代表的な快捷酒店の名称も紹介されている。
http://baike.baidu.com/link?url=mlQHtpzTE-So1Aw1rqrAQJM2mbWh7QrcB1Tabl402yJyAs70k-_k-MgBbvBP2NsuOnOcK8d-9oC1QyI4Qgls1_

…………
新京報に載ったのは、快捷酒店で使われているリネン類の話。

ホテルに泊まっていて、皮膚が痒くなったという経験はないだろうか。皆はそれを“水土不服”だと(他所からやってきたのだから現地の風土に体が付いて行かないのだと)納得する。だが、実際はホテルのリネン製品がちゃんと洗濯されていないことに起因しているケースがある。
実際、「たった一晩泊まっただけなのに痒くてたまらない。ここには泊まらないで」と微博に書き込まれる例もある。ほかにも「枕に髪の毛が付いていた」「シーツに血液がついてる」「布団カバーが汚すぎる」「バスタオルが黒く変色していて使う気になれない」という不満も上がる。二晩泊まって皮膚炎になったというのもある。

2014年10月に南京市消协曾联合商务执法部门が南京市内の快捷酒店10店舗で普段使っているリネン類を調べたところ、10軒中、9件でPH値の異常が見つかったという実例もある。

中国商业联合会洗染专业委员会秘书长の話:リネン製品が本当に清潔であるのか、肉眼では分からない。ホテルのほとんどが下請けランドリーに出すので、どのような洗濯が行われているのか把握できないことが多い。

新京報の記者が潜入取材したのは丰台区にあるランドリー工場。快捷酒店や小規模旅館の下請け専門。
(環境が不潔とか、取扱いがひどいとか、仕分けが雑とか、労働時間が長いとかいろいろ書いてあるがそれは省略)
特筆すべきは、使われている洗剤。洗濯粉以外に片碱(火碱、水酸化ナトリウム)を加えて洗っていること。「これを入れないときれいにならない」とここの従業員が言う。
また「もし錆汚れが付いているときはさらに草酸(シュウ酸)を加える」「汚れ具合がひどいときはさらに彩漂(酸素系漂白剤)や氯漂(次亜塩素酸ナトリウム)を使う」「最近シュウ酸と次亜塩素酸ナトリウムが切れてしまったのに社長が買ってくれないから、水酸化ナトリウムの量を増やして洗うしかない」とも言っていた。

記者が担当した仕事は、シーツや毛布を畳むことだった。水酸化ナトリウムには腐食性がある。3日間働いたが手が焼けるような感覚があった。

クリーニングの専門家の話:中和剤を加えていないのならアルカリ性のまま。放置しておけばアルカリ焼けしたり劣化の原因になる。水酸化ナトリウムは強力なので、アルカリ性のシーツに寝たら肌が痒くなるだろう。

記者は実際に刘家窑地铁站にあるA酒店にチェックインし、PH測定をしてみた。
・まず蒸留水250mlを汲みPH測定して5.48という数値を確認する。それからここのタオルの端をこの蒸留水に浸ける。1分経ったところでPH測定すると9.09と出た。
・改めて蒸留水250mlを汲みなおしPH測定し数値5.55を確認してから、こんどは枕カバーの端をこの蒸留水に浸し2分ほど待ってから測定した。PH値は8.82と出た。
・また別の日、丰台大成路のB酒店で同様の検査をした。タオルのPHは10.03で、枕カバーのPHは9.90だった。
・更に別の日、記者は北京市の纺织品行业で権威ある検査機関に依頼し、北京西站のC酒店とA酒店のタオル、バスタオル、枕カバーで検査をしてもらった。プロの検査員が出した結果は、C酒店のタオルが10.1、枕カバーは9.8。A酒店のバスタオルが9.9で、枕カバーが9.6。

中国には《公用纺织品清洗质量要求》という規定がある。それによると、洗った後の布製品が濡れた状態でのPH値は6.5〜7.5の間でなければならないとある。
また、北京市《旅店业用纺织品标准》の规定では、洗った後の布団カバー、シーツ、枕カバー、タオルのPH値は6.5〜7となっている。

湖南大学化学化工学院の李老师の話:人間の体液のPH値は7.4。アルカリの強い寝具に触れてアルカリ性微小顆粒が人体の皮膚についた状態で汗をかくと、アレルギーを起こして、熱く感じたり痒くなったり赤くなったりする。
协和医院皮肤科の医師の話:アルカリ性の寝具を長期に使えば皮膚炎をおこしたり、もともと皮膚炎を患っている人は重症化したり、かきむしったり湿疹になったり、接触性皮膚炎をおこしたりする。

http://epaper.bjnews.com.cn/html/2016-04/18/content_631373.htm?div=1
以上、大体の内容。

なお、記事には続きがあって、現在の中国ではランドリー工場の施設基準や洗浄剤使用基準において強制性のある基準が無いこととか、お役所による監督管理が十分ではないことを指摘している。また、現在北京では全国に先駆けて最新式ランドリー工場ができて、リネンサプライサービスが試行されているところなのだが、コスト面では小規模なランドリー工場に押されているのが現状なのだそうだ。
安いところは安いなりの仕組みがあるんだってわかった。

原文ではアルカリリネンを使っている快捷酒店が実名報道されています。

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