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zoom RSS 中国 2015年十大生活流言 生活に関する噂 イチゴやライチ

<<   作成日時 : 2016/01/18 16:51   >>

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2015年度十大生活流言が発表になった。
間違った理解によって広まったものなので、それを否定し正しい解釈を付けている。

宵越しのお茶やおかずが体に悪いという話は中国でよく聞いたものだが、そのおかずの説明や、中国ではとっても身近なロングライフミルクの解説があったので読んでみた。ライチの皮の話も勉強になった。

1・食べ合わせが悪いと具合が悪くなったり中毒を起こしたり、最悪死に至る。
二種類の食べ物を同時に食べると、それらに含まれている化学成分によって、非常に少ない確率ながら拮抗作用による化学反応が起こる。だがそれは健康に害を及ぼすほどではない。よく言う“食べ合わせ”のトラブルだが、実はそのほとんどが不衛生なものや不適切な調理によって起こっている。それに、一種類の食べ物であっても過度に摂取したら具合悪くなるだろう。

2・午後もしくは夜間に食事を摂らなければダイエットできる。
長時間空腹のままだと体重調節ホルモン2種類のバランスが崩れる。食欲が出たり飢餓感が増したり胃を動かしたり胃酸を分泌する“脑肠肽”が急速に増加することで、食欲が減退したり脂肪細胞を抑える“瘦素”が大幅に減少し、結果太りやすくなってしまう。

3・正常な人には3〜5sの宿便があり、肥満者が便秘している場合は7〜11kgにもなる。
「宿便」は医学用語ではなく、広告販売に見られる概念である。一日に摂取する食物が全く吸収されなかったとしても便が6s以上溜まるわけがない。一時的に大腸壁に残ったとしても、腸壁の圧力センサーが大脳に働いて排便信号を出し便意をもよおすようになっている。故意に我慢さえしなければ体内に大量に溜めることは不可能である。

4・前の晩に作ったおかずには亜硝酸塩が大量に発生し、食べるとガンになる。
実験した例がある。作りたてのおかずを冷蔵庫で保存したものを分析したところ、検出された亜硝酸塩(亚硝酸盐)は3〜7ppmだった。この数値は加工肉残留基準30〜70ppmを大幅に下回っている。ガン発症の原因は複雑なものであり、微量の亜硝酸塩が体内で硝酸アンモニウム(硝酸铵)に変化することでガンになると確定することはできない。

5・赤身肉・食肉加工品でガンになる。
世卫组织が「肉类加工品は1级致癌物に分類されており“十分な医学的証拠と動物実験によりガンを誘発することが証明された”」と発表した。実際は食肉がガンを引き起こす危険または作用は非常に低く、摂取量を抑えれば大丈夫である。よって赤身肉の食用をあきらめる必要は全くない。

6・ロングライフミルク(常温奶)の栄養価は低い。
牛乳には豊富なカルシウムとタンパク質が含まれている。ロングライフミルクまたは低温殺菌牛乳(低温奶)はいずれも熱消毒加工をしており、栄養やビタミンが若干失われることがあっても、人体に対する影響は非常に低い。よってロングライフであれ低温殺菌であれ、栄養価であれ健康効果であれ、それらに差はない。

7・イチゴにはアセトクロール(乙草胺・acetochlor)という除草剤が残留しているので食べるとガンになる。
普通の状況であればイチゴ畑にアセトクロールを使う必要がない。中国ではアセトクロールの残留量を厳しく規定している。残留が認められている食品には玄米・トウモロコシ・大豆・落花生・菜種油があるが、規定によりその残留量は非常に低く限定されている。なお今のところ、国际癌症研究机构およびアメリカ国家毒物学研究项目の発ガン性リスク一覧にアセトクロールは載っていない。

※日本の基準:http://www.fcg-r.co.jp/pesticide/linkpes.cgi?
※中国で問題視された経緯:http://www.guokr.com/article/440213/
アセトクロールイチゴ報道に疑問点が残っていることや、仮にイチゴを食べたとしても体重50sの人なら一度に292.6トン食べなければ急性中毒には至らないなどと書いてある。

8・アルカリ性食品を摂るとガンを防ぐことができる。
人体の体液はいろんな種類があり、そのPHもそれぞれ異なる。一種類の体液の一時的なPHを根拠に体質が酸性だアルカリ性だと論じるのは科学的ではない。それに食べ物で体液のPHを変えることはできない。腫瘤にもいろんな種類があり誘発原因もそれぞれ異なる。今現在、医学において、人体のPH値と腫瘤誘因とに関する科学的論拠は存在しない。

9・食品添加物イコール毒薬。
正規の食品添加物において、その成分と添加量は厳格な科学実験の論証を経て決められたものである。使用する目的は食品の状態や栄養を長く保つことであり、正常な範囲で食用するのであれば健康を害することはない。添加物による食品事件のすべては、違法業者が規定量を守らず量を増やしたり、使用法を間違っていたり、法に背いて非食品添加物を加えたことによって引き起こされている。

10・ホルマリン(福尔马林)に浸したライチを食べると、手足口病になる。
中国の农业标准规定によると、ライチを摘み取った後に、さらし粉水溶液(次亜塩素酸カルシウムの溶液。中国語で漂白粉)あるいは指定の杀菌剂に浸すことが認められている。だがその薬品の中にホルマリンは含まれていない。手足口病というのはウイルスが引き起こす伝染病であり、主に感染者の分泌物や便や汚染された物に接触することで伝染する。ライチに使われる薬品は手足口病に全く関係しない。

※ライチは新鮮さが売りなのは確か。時間をおくと皮が変色してくるのは中国で暮らしたことのある人なら知っていると思う。
※中国で問題視された経緯と詳しい説明:
http://www.guokr.com/article/440407/
「ライチは保存がきかない果物であり、昔から一日で色が変わり、二日で香りが変わり、三日で味が変わると言われている」「ライチは微生物が発生しやすく腐りやすいことから、化学试剂に浸して清浄するのは新鮮さを保つために採られる非常に一般的な方法である」「標本をつくるわけではないのでホルマリンは使わない」とある。
では、中国の农业标准で認められている処理とはどういうものかと言うと:
・収穫したリュウガンやライチはさらし粉水溶液で洗浄することが認められている。また規定の杀菌剂に浸す処理も認められている。残留濃度が国で決められている範囲に収まっているのであればなんら問題はない。
・氷温貯蔵したライチに対してもさらし粉や杀菌剂の使用が認められている。
・ライチの皮は黒くなりやすいため、亜硫酸ガスで燻蒸して色止め処理をすることも認められている。

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