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zoom RSS 中国留学生 留学先とシステム 

<<   作成日時 : 2015/07/22 20:22   >>

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高考の成績が発表された。志望校の合格ラインに届かなかった学生の中には海外留学を検討し出す人もいる、というわけで、新京報には留学に関する記事(半分宣伝かも)が載った。
中国人ってよく留学するイメージがある。アメリカで誘拐事件を起こした中国留学生のニュースもあったし、なんとなくだけど、留学先はアメリカあたりが多いのかなあと思っていた。

この記事では留学先としてオーストラリアやアメリカ、カナダ、イギリスなどが紹介されていた。留学にはいろんなパターンがあることも分かった。フィンランドの大学は留学生でも学費が無料って話には驚いた。

…………
●今すぐ(2015年9月〜2016年春の留学を目指す)したい人。
英語力がある人で、留学先の大学の有名無名を問わず、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ヨーロッパ方面の大学に今すぐ留学したい人向けには:
「双录取」(条件付入学。受け入れ大学がその生徒の成績を見て入学を認めること。Conditional Offer。TOEFLやIELTSのスコアが大学側の条件に達していない場合、先に英語コースで学び、再度TOEFLやIELTSで基準点を満たしてから本科に進む)や、「桥梁课程」(パスウェイプログラム)や、大学の予科入学、などの方法がある。タイムラグを最小限に抑え留学を果たすことができる。

◎アメリカ留学。
@この秋絶対留学したい人向け。
・面接と高考の点数で入学できる大学。面接さえ通ればすぐ学部で学ぶことができる。たとえばイリノイ工科大学など。
・条件付入学や語学学校で一定期間学んでから、大学の学部課程に進む方法もある。
A来春の留学まで待てる人向け。
・選択肢はもっと増える。トップ30に入る有名大学での春季募集は少ないが、トップ30でない大学ならほとんどで春季募集をかける。今すぐ英語の準備を始め、いいスコアを取っておけば、春には学部に在籍できているだろう。

◎オーストラリア
・高考の成績で直接入学できる。
・中国で在籍していた高校の成績証明で入学できる。ただし大学のランクは落ちる。早いところでは来年2月から始まるので、今すぐIELTS対策を始めること。
・トップ8の大学に入りたいのであれば、予科入学から始めることになる。予科開講は7〜10月に集中するので、9〜10月の申請にまだ間に合う。
もしIELTSのスコアを持っているのなら留学申請から出国までが早い。
もしIELTSを受けていないのなら、来年2、3月まで待って予科入学の申請をする方法がベスト。半年の時間をIELTS対策に使える。予科で求められる点数は一般的に6.0点。満たないと予科課程が長くなってしまう。トップ8の大学進学を望むなら国内の語学学校に入学してスキルを磨くべき。
・英語に弱い人でも留学はできる。“四星级学校”や“三星级学校”(オーストラリア8大学以外の大学?)にも予科コースがある。
・IELTSのスコアが良くなかったら、専門学校に進む選択肢もある。

◎イギリス
・今秋入学は間に合わないため、来年春季に始まる海外本科・予科課程の申請がベスト。今年7〜8月に入学申請資料を準備し、進学先の大学を選定し、中国国内の語学学校で対策を講じながらIELTSを受ける(海外予科で求められるスコアは5〜5.5点)。9月頃には留学先の入学通知が届くので、「留学保証金」を用意しておくこと(ふつう30万元ぐらい必要。日本円で約600万円)。12月までにはビザが下りるので、順調であれば来年春季の学部課程もしくは予科課程に入学できる。

●高考成績と入学時期。
◎アメリカ
一部大学では中国の高考の成績証明で入学が認められる(IELTS等のスコアは必要ない)。7月中に申請しなければならないが、9月入学を急ぐ人には向いている。イリノイ工科大学、サンフランシスコ大学、マサチューセッツ大学アマースト校・ダートマス校・ボストン校・ローウェル校。

◎カナダ
高考の成績だけで入学申請を受ける大学は少ない。
来年春季入学を目指すなら、アルバータ大学、サイモンフレーザー大学、ヴィクトリア大学などがある。

◎イギリス
・イギリスの大学の入学申請において、高考の成績証明の提出は普通求められない。しかし近年中国からの留学希望者が激増し、それに伴い一部大学は高考の点数で入学可否を判断するようになった。
・イギリスの大学では一般的に春季入学と秋季入学がある。ランカスター大学、シェフィールド大学、マンチェスター大学、グラスゴー大学、サリー大学、ニューカッスル大学など。

◎オーストラリア
入学申請時に高考の成績証明が必要な大学は26校。
オーストラリア国立大学、シドニー大学、クイーンズランド大学、ニューサウスウェールズ大学、モナシュ大学、西オーストラリア大学、アデレード大学、マッコーリー大学、南オーストラリア大学、シドニー工科大学、ウェスタンシドニー大学、クイーンズランド工科大学、ボンド大学、ロイヤルメルボルン工科大学、ウーロンゴン大学、ディーキン大学、エディスコーワン大学、ラトローブ大学、セントラルクイーンズランド大学、マードック大学、スインバン大学、ビクトリア大学、カーティン大学、サザンクイーンズランド大学、タスマニア大学、チャールズダーウィン大学。

◎ヨーロッパおよびアジア方面
・スイスのホテルマネージメントスクール、シンガポールの“私立本科学院”、日本の語学学校に入学するのであれば高考の成績証明は必要ない。クラス開設時期も縛りがないため、入学申請を提出し面接試験で合格すれば、一番早い場合で今年11月の入学に間に合う。
・オランダのインホーランド応用科学大学への入学申請には高考成績(400点以上に限る)とIELTSスコア(5点以上に限る)が必要で、早ければ来年2月には入学できる。

●来年9月入学をじっくり目指す人。どうしても一流大学に留学したい人。
・留学を志す学生のレベルは最近向上の一途。高考の点数が550〜600点の学生もざらにいる。こういった学生が留学を一年後に設定するのは、どうしても世界のトップ校に入学したいという希望があるから。
・アメリカ等の国家において、トップ大学には「双录取(条件付き入学許可)」や「衔接课程(コンバージョンコース)」のシステムがない。よって周到な対策が必要。
・来年秋季入学を目指すのであれば、準備時間は十分にあるので、TOEFL・IELTS・SATの準備をしっかり行うことができる。
・アメリカ留学のためのスケジュール。7〜9月の間に留学したい大学を決め入学申請のための資料(成績表や信用カード、銀行の残高証明など)の準備、推薦状やエッセイの用意、9〜12月に申請書や資料を提出、同時にTOEFLやIELTSのスコアを伸ばす。11月〜翌年2月に申請資料の追加を行ったり最新スコアを提出、2〜4月に入学の可否通知が届く。
・SAT試験は10月、11月、12月に行われる。TOEFL試験の実施回数はもっとある(一番理想的なのは9月にTOEFLを受けて、10月にSATを受けるパターン)。11月中旬に申請資料がそろえば、早くて今年12月中に入学許可が下りることもある。
また一部大学の入学申請の締切は1月なので、そういう場合は先にほかの申請資料を郵送し、スコアの結果は後から追加郵送することもできる。

●北欧の大学に学部入学したい人向け。
・前身は「清华大学北欧本科项目」と言う、現在は瑞典中国文化教育协会(SCCEA)の主催により北京清北欧华教育咨询有限公司が運営している北欧留学を目指すシステムがある。
現在はスウェーデンやフィンランドなど北欧の大学の本科入学を目指して設けられた一年コースがある。授業はすべて英語。教授陣はスウェーデン人と中国人で構成。授業も生活も清华大学内で行われる。一学期目はIELTS対策。二学期目はコンピュータ基礎、基礎商業研究、学術交流の課目がある。奨学金もある。
・今年は中国全土を対象に学生を30人募集する。対象は高校卒業生で高考の点数が各省・市の最低本科录取分数线を超えていることと、英語の成績が及格线を超えていること。IELTSやTOEFLのスコアを持っている者を優先、文芸や体育の特长生あるいは市级以上の三好学生なども優先する。
・北欧での留学は授業内容がとてもいいのが特徴。スウェーデンの各大学の授業は国際的にも認められている質の高い授業になっている。学費は1年あたり6万〜9万人民元(日本円で120万円〜180万円)。生活費用は年間5万人民元(≒100万円)ほど。
・フィンランドの大学の学費は全額免除になっている。生活費用はスウェーデンと同じくらい。

●留学した学生や、もうじき留学する学生の様子:
◎Aさん。中学の頃の夢は音楽留学だったが、親の意向で国内の大学進学を目指す。しかし高考の成績が一本线に届かず有名大学への進学に失敗。無名大学には行きたくないし親は再受験を望まなかったので留学の道を選ぶことにした。留学仲介機関の顧問の指導もあり、アメリカの春季入学を目指した。必死に勉強してACTで29点取った。TOEFLのスコアも上がった。10月に入学申請を出し、最終的にロチェスター大学の音楽学部に入学を果たした。
「留学のためには普段からいろんな方面を学ぶことが大切です。高考受験の時のように単語3000個丸暗記、といったことではありません」

◎B君。2014年に高考受験。現在カリフォルニア大学ロサンゼルス校の入学許可が下りたばかり。
高考の点数が悪く有名大学の進学を断念。再受験も考えたがいい結果が出るとは限らないと思い、高考の結果発表1週間後には留学志望に変更した。高考の英語の点数は142点だったことや、高校で社会活動や論文大会に参加していたこと、生徒会の役員を務めていたことから、国外の大学入学に有利だと考えた。
ただTOEFL等受けたことが無かったため、留学は翌年の秋季を目標にした。補習塾のTOEFLクラスに入り1か月後に受験し106点取った。その後ACTクラスに入り1か月後にACTを受験。さらにその後自力で2週間勉強しSAT2を受けて2390点取った。高三の時より勉強した。
留学先について、大学の総合ランクは考慮しなかった。数学をしっかり学びたいと考えていたので、数学のランクの高い大学を選ぶようにした。十数校に申請したうち、半分の大学からofferを受け、最終的にカリフォルニア大学ロサンゼルス校を選んだ。
「皆さんに言いたいことは高考で失敗しても、自分に能力がないと決めつけないでほしいということです。自分を信じて頑張ってほしい。海外留学は高考と違って何度もチャンスがあります。スコアが上がれば自信が付き積極的になれます。自覚を持って時間を管理し計画的に学習すれば、先生がいなくても努力の結果を出すことができます」

◎Cさん。中高の成績は良くなかった。もともとアメリカのドラマが好きだったが、徐々にオーストラリアへの興味も深くなった。高考の点数が低かったら海外に留学したいと考えていた。
高2の時には「新东方モナシュ大学国际预科」(新東方という会社は語学学校や学習塾を経営している)の存在を知っていた。
「オーストラリアの本科は3年制ですから、先に予科に1年入学しても卒業が遅くなるわけではありません。もし中国国内で予科を終了しておけばもっとスムーズになると考え、新东方モナシュ大学国际预科に入りました。
授業はすべて英語ですし形態も高校と違うので戸惑いました。1クラス十数人しかいませんが私に合っていました。文系を選択したので、英語や数学のほかに経済や会計の勉強もしました。数学は高校の数学より簡単でした。経済と会計の勉強は初めてなので知らない単語が多くて苦労しました。最初のころは夜に中国語で補習してくれるので助かりました。1年後には成績も上がり自信も付きました。結果、希望通りにメルボルン大学への留学が決まり、会計学を専攻することになりました。
国内の予科クラスから海外留学を目指す人へ言いたいことは、出国後は自分の力に頼るしかないので、たとえ予科クラスが楽だと思っても油断せず努力してくださいということです。親の意見に押し流されず、留学の希望を持ち続けてください。」
※新东方蒙纳士大学国际预科项目:于2012年由新东方教育科技集团与澳大利亚蒙纳士大学在中国独家合作开设, 可申请澳洲八大名校。

●留学する前の心構え。
留学をする際はなるべく信用のおける経験豊かな留学教育機関や予科クラスを選択すること。
留学申請や予科入学を正式に決定する際は、自分の英語レベルをはっきり認識しておくこと。予科クラスの中には学生の焦る気持ちを逆手に取り、時間を短く設定して募集をかけているものもあるが、結果、大学側の求めるスコアまで伸びきれず、予定していた学部の本科入学に間に合わないということもあるので、自分の伸びしろを過大予想しないこと。
中国国内には予科クラスがたくさんあるが、そのほとんどが英語のレベルアップを目指すもの。しかし留学の最終目標は英語力の向上のみならず、学部に入学し学位をとり卒業することであり、大事なのは学術的思考力や、学術的研究技術・能力の向上にある。これらは中国国内の高校の学習で欠落している部分であるから、予科に入った時点で英語だけでなく学術的能力の向上に努めるべきだ。
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