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zoom RSS 新入生確保を巡る北京大学と清華大学の争い

<<   作成日時 : 2015/07/01 00:21   >>

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新京報より大体の内容。
年に一度の新入生採用の季節がやってきたが、新入生取り合いの口喧嘩がネットの世界で勃発したことが話題になっている。主人公は超名門の北京大学と清华大学。この二つの大学の入学事務局の四川省担当者同士が微博でお互いの不法行為をなじりあった。
舞台となった微博は今は削除されている。
北大と清华はそれぞれ見解を発表した。北大の担当官は「募集過程に発生する不道徳行為に全面反対」「生徒達が自分に合った大学に進学できることを望む」とコメントした。
一方清华は「募集はルールに則って行われるべきであり、すべての大学の入学担当官は受験生の意向をよく汲み取って保護者と受験生に尽くすべきだ」とコメントした。

●招生办公室…アドミッションオフィス。省組織にもあるが、ここでは各大学の入学事務局のことを指す。大学側は名門高校に特化した担当官をおいたり、各省ごとの招生组を設けたりする(ホテル等に駐在事務所を設けて活動している)。今年の出願表の提出締め切りは6月29日になっているが、事前に入学説明会を設けて希望者に対応したり、特に高考の成績が良かった生徒には個別に訪問して勧誘をする。
●招生人员(招办老师)…大学の入学担当官。

口喧嘩の経緯。
北大の入学事務局が微博の公式ページで「この数日微信や微博で新入生確保戦争の話が多すぎる。どこかの大学のやり方は特にひどい。嘘や隠し事はいけないし、学校や保護者に圧力をかけるのもいけない。金を積むやり方に断固反対する」と意見表明した。
北大の四川担当班も「某大学の四川担当班は、受験結果が四川省上位10位以内でかつ北大を希望している生徒に対し『北大はあなたの希望学部の枠を用意できていないのに大丈夫だと嘘をついている』と電話をかけて騙している」と公表し、「将来の北大生に対する迷惑行為をやめてほしい」と書き込んだ。
それに対する清华の四川担当班の反応は早かった。すぐさま「願書表に清华と記入した生徒に対し迷惑行為を働いているのは北大のほうだ」と微博で反論。「清华を希望している2位〜5位までの生徒の邪魔だてしてるのはあなた方のほうだ。金を積んで生徒を誘うのを止めなさい。己の欲せざる所人に施すことなかれと言うだろう。生徒に選択させなさい。政策を無視し金で釣るなんて教育上宜しくない」と書き込んだ。
北大四川担当班も負けてはいない。すぐさま「過去5年間であなた方が金でかっさらった唐某や郭某のことをお忘れか?はっきり言っておくが金で北大を買おうとしてもそうはいくか!」と反論した。
…と罵り合戦の後、3時間後にこの微博は削除された。

この罵り合戦について清华の四川担当班のメンバーの一人は「メンバーの中にちょっと酒が入って好き勝手なことを書いた者がいたが、注目されるほどのことではない」と言っている。
北大の四川担当班の任先生は新京報の取材に対し「一円たりとも使ったことはありません、どうしてそんなことになるんです?」と否定している。

実はこのような入学募集に対する疑惑は以前からあった。2013年に北大の入学事務局がわざわざ発表した内容は「願書表提出期間中に北京大学が巨額の奨学金を用意して生徒を勧誘することはありません。教育者として良識、責任、信頼を守っています」というものだった。

21世纪教育研究院の熊副院长は「このような傾向は数年前から存在していました。両校の入学事務局ともに優秀な生徒を確保しようと、統一考試の成績の良かった順に家庭訪問を行っているのです。こうなっては表舞台ではなく舞台裏での競争になってしまいます」「教育部は今年初めに26条からなる“招生禁令”を発表しています。その中には募集過程で“预录取”(青田刈り?)を行ったり、高額の奨学金を約束して学生を集めてはならないという一文もあります」「もしも本当に大金を積んで学生を集めたり、政策に反する行為を行っているのであれば、両校とも規律違反していることになります」と話す。
※教育部“26个不得”禁令:
http://learning.sohu.com/20150225/n409150101.shtml

中国最高峰の両校がなぜこんなことになってしまうのか。熊副院长は“高考制度”全体に問題があると指摘している。
「現在の大学受験は統一されているため、社会はその点数の良し悪しばかりに注目しています。大学も然り。優劣は点数順で決まってしまいます。よって有名大学間の競争も激しくなる一方で、今年になって事が大きくなってしまったというわけです」「現行の“自主招生制度”が不十分だということなのです。大学側はこの制度を活用したいと思っているのですが実際は制限が多く活用されていません。よっていい点数の学生から取り合いになってしまいます。“高考”と“录取制度”の両方に改革が必要です」

今回の一連の報道で、一般市民は清华と北大による“状元”争奪戦の手法を垣間見てしまった。
例えば重庆晚报の報道。重慶市の高考文科で一番を取った刘楠枫さんに対し「高考查分系统」がまだ開示されていない時点で、北大の入学事務所重慶担当者が「一位おめでとうございます」と電話を入れていたことが明らかにされた。
その時刘さんは成都に出かけており帰りは列車に乗る予定だったのだが、北大側はわざわざお迎えの車を出したのだという。逆に4時間も余計にかかってしまったそうだが。
例えば羊城晚报の報道。広東省で高考理科トップ10に入った叶彤さんを巡って、北大の担当者と清华の担当者が共に叶さんのいる广州执信高校にやってきて、争奪戦を繰り広げたことが明らかにされた。

2011年には复旦大学でも騒ぎがあった。大学側はHPで「复旦大学の教員を名乗る偽者が受験生に電報を出し『事前に交わした“预录取协议”が取り消しとなりましたので、どうか他の大学を志望してください』と誘導してくるケースがあるので、受験生の皆さんは騙されないように注意してください」と呼びかけたことがあった。
この件では、復旦大学の足を引っ張ろうとしているのは上海交通大学だと主張する人もいたため、上海交大側は「当校の新入生採用募集は正しく行われています。偽の教員になりすましてよその大学と受験生が交わした協議を取り消させるようなことをやっておりません」と微博で反論していた。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2015-06/29/content_584701.htm?div=-1
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