北京で勇気十足

アクセスカウンタ

zoom RSS 2015 大学入試 北京のトップ(状元)は女子

<<   作成日時 : 2015/06/25 17:44   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

大学に入りたい人は、年に一回の高考gaokao(普通高等学校招生全国统一考试)を受験する。全国一斉に行われるのだけど、実際は、実施日が2日間で済む省もあれば3日かかる省もあるそうだし、出題も同じ省もあれば違う省もあるそうだし、受験科目も違う省もあるそうだし、合計点も省によっては違うのだそうだ。

北京で大学入試を受ける場合。
国語150点・数学150点・外国語150点・文科综合300点(政治・历史・地理)・理科综合300点(物理・化学・生物)の5科目がある。文系希望なら文科综合を選択し、理系希望なら理科综合を選択する。数学は文系数学と理系数学に分かれているそうだ(想像するに日本なら数Vを範囲にするかしないかって感じなんだろうか)。
4科目受験して満点は750点。
今年は6月7日に国語と数学、8日に文科综合or理科综合と外国語が実施された。
受験者総数は67816名だった。

23日。今年の北京の入試結果が発表された。そして最高点を取った受験生を今年の“状元”(トップ合格者)として実名で大々的に賞賛している。ラジオの司会者も「すごい娘たちね〜、うらやましすぎるわ〜、ウチの子もそんなにできたらよかったのにな〜」って言っていたし、新京報では顔写真付きで大きく取り上げていた。すごく賢そうな顔してる。

文系受験のトップも理系受験のトップも、今年も女子だった(去年も女子だった)。北京の女子、強いなあ。こういうニュースは読んでいて元気が出てくる。

●蔡雨玹さん。文系のトップ。 699点。
点数はそれぞれ:语文 142点、数学 150点、英语 135点、文综 272点。
出身高校は北京师范大学第二附属中学(18歳、高校3年生、クラスは第9班)。
・性格:自分のことを“学酥”と呼ぶ。(若い人の言ってることはよくわからないが、要するにがつがつ勉強ばかりしているタイプではないってことらしい)
また自分は《甄嬛传》の安陵容に似ているとも言っている。(ドラマ「宮廷の諍い女」を見ればどんなタイプかわかるかもしれない)記者の印象では、おとなしくて内気そうな女の子。
・数学の出来について:「もし数学が難しかったら一番になれなかったと思う」と言っている。ちなみに一番苦手な教科が数学なのだそうだ。(満点とってる人がそれを言うとは…苦手科目を頑張った成果なんだろうなあ)
・国語の小論文:選択したテーマは“假如与自己心中的英雄生活一天”の方だった。
英雄として誰を取り上げたかというと、周朝の政治家・召伯。(ウィキペディアによると「燕の始祖。武王の殷朝打倒を補佐し、その功積により燕(現在の河北省北部)に封じられた」と書いてある)
《诗经·召南》から引用し、彼女曰く「他巡行乡里的时候,在棠梨树下断案理政,手下的官员都安置得很好,却没有干扰老百姓的生活。”蔡雨玹说,召伯是她心中的英雄,因为每个时代都需要好的政治家。“我觉得现在的公务员应该向召伯学习。”」公務員たるや召伯の政治手法に学ぶべしと結んだのだそうだ。
・普段の成績:校内の学年順位は10位前後だった。一番よかったのが第一回模擬試験の時で学年2位だった。
・受験勉強について:3年生になってから、朝は6時に起床、夜は11時半まで勉強した。歴史と政治の教科書は6回ずつ暗記した。金曜日はクラスで自主的な早朝予習をやっていた。
・趣味:音楽が好きで小学6年の時にピアノ9級を取得(中国では数字が多いほうが上。モシェレスの練習曲とか、アルベニスのマラゲーニャが弾けるレベルなのだそうだ。ちなみに最高は10級)。また運動も好きだそうだ。
文学では中国古典文学・外国文学ともに好きで、最近ではトルコのノーベル賞作家、オルハン・パムクがお気に入り。
・両親の職業:お父さんはお医者。お母さんは学校の先生。功利を求めず、物事を最後までやり遂げる生き方に影響を受けているそうだ。
・どこの大学を希望するか:北京大学と清華大学の“自主招生”枠にも応募している。また国内だけでなく香港の大学にも興味を持っている。もし北京大学から入学許可がでるのなら、ぜひ前向きに考えたい。

●刘智マさん。理系のトップ。721点。
语文136点、数学 145点、英语 147点、理综 293点。
出身高校は中国人民大学附属中学。(17歳、高校3三年生、クラスは第5班)
・性格:“学霸”ではありませんと強く否定。自分のことを「普通班的小菜鸟」という。小学5年の時北京に越してきたがすぐなじんでよく遊んだ。早口でよく笑うさそり座の女の子。今回の成績が北京で一番だったと知ったときは体が震えた。
・学校での様子:学級委員。宿題を忘れる人が出ないように微信で宿題範囲を毎日欠かさず通知していた。内気な生徒も積極的な生徒も巻き込んでクラスをまとめるのがとても上手。英語スピーチ大会、ボランティア活動、学校嘉年华(文化祭みたいなもの?)に積極的に参加した。
・後輩へのメッセージ:同級生や先生とのふれあいを大事にし、楽しい学生生活を送ってほしい。
・普段の成績:学年順位は50位前後。「試験に慣れて、ミスを最小限に抑える」方針で、最後まで先生の指導を受け続けた。
・趣味:ピアノ。好きな曲はリチャード・クレイダーマンの「夢の中のウエディング」。受験がひと段落したら夏休みを利用して「星のセレナーデ」を弾きこなせるようにするつもり。母親の「級取りに拘らない方針」で自由に学んだが、中学生の時はステージで演奏したこともあるほどの腕前。また、小さいころから英語とダンスも好きだった。
・国語の勉強について:高校になってからは国語の先生に詩詞の薫陶を受けた。
「刘智マ偏爱苏轼、柳永、辛弃疾的词,“因为很有风骨”。高三时她还曾以“苏幕遮”为词牌,写作了一首《致知己》,词中写道,“年如梭,岁荏苒。知己难寻,只恨相逢晚。恣意之时难复返,对酒当歌,明月依窗幔。故人离,情泛滥。独对轩窗,醇酒空觉淡。待到枝头花烂漫。具备佳酌,静候君归岸。”」
现代文学では张爱玲の《半生缘》がお気に入り。
・国語の微作文について:3つのテーマから彼女が選んだのは「著名小説からお気に入りの一節を紹介せよ」だった。いい場面を選ぶことさえできればいい点がもらえるはずと考えたから。
・両親の職業:両親ともに电力系统に従事。生粋の理系家族。
・教育方針:子供に一番を求めない。“我们给孩子自主权”。テレビも見せたしゲームも許した。
・どこの大学を希望するか:北京市内で通学したい。まだ決めていないが北京大学か清華大学に行きたい。専攻についてはこれから両親と相談したい。
http://epaper.bjnews.com.cn/html/2015-06/24/node_19.htm
………
なんだかちょっと眼红の気分になってきた。頭のいい子はピアノと文学に強いってことがよくわかった。
今度は《甄嬛传》と《半生缘》を勉強しなくちゃ。ドラマで見るくらいで精いっぱいだけど。
にほんブログ村 海外生活ブログ 北京情報へ
にほんブログ村

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
2015 大学入試 北京のトップ(状元)は女子 北京で勇気十足/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる