北京で勇気十足

アクセスカウンタ

zoom RSS 中国 中東呼吸器症候群(MERS) 広東や北京の様子

<<   作成日時 : 2015/06/06 11:59   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

“中东呼吸综合征”は“MERS新型冠状病毒”で発症する。6月3日の新京報に載っていた説明:
・MERS传染性小于SARS
・症状:中东呼吸综合征患者一般在感染后2-14天发病。可出现急性严重呼吸系统疾病症状,包括发烧、咳嗽、气促和呼吸困难等,多数患者患有肺炎。免疫力较弱的患者可出现腹泻等非典型症状。重症病例在肺炎基础上,可很快发展为呼吸衰竭、急性呼吸窘迫综合征或多器官功能衰竭,部分病例可出现肾衰和死亡。
・世界卫生组织指出,糖尿病、肾衰竭、慢性肺部疾病和免疫受损者被认为属于中东呼吸综合征冠状病毒感染严重病症的高危人员。
・20多个国家和地区报告病例:1150例确诊、431例死亡。
・疫情:多集中在中东 致死率37.5%
……
以下、新京報の記事より。
5月29日。
「韓国でMERS患者に接触した人物が香港経由で广东省惠州市に滞在しておりすでに発熱の症状がある」とWHOが発表したのは5月27日22時のことだった。
●発病した男性の情報:韓国でMERSを発病した人物と密接な接触があり、5月21日に韓国で体調を崩し、25日には38.7℃の発熱があったものの、26日にアシアナ航空723便で12:50に香港入り、その後深圳沙头角から中国に入国した。
韩联社の報道によるとこの患者は44歳の男性。MERS感染者として認定された3例目患者(76歳)の息子であり、4例目患者の弟。16日入院中の父親と数時間面会し19日に発熱等の症状が出始めた。医師からは中国出張を取り消すよう勧められていた。現在韓国の衛生当局はこの男性の妻および医療関係者ら10人を自宅隔離し観察をしている。
●中国側の対応:广东省卫生计生委はWHOの情報に基づき惠州市に指示を出した。惠州市卫生计生部门は28日早朝2時この男性を指定病院に搬送し隔離治療を始めている。接触があった35人は経過観察中で異常は認められていない。患者から採取した検体は同日广东省疾控中心と国家疾控中心に届けられている。
●北京市疾控中心が北京市民に呼びかけた6つの注意:
1・よく手を洗ってください。呼吸器感染症に罹っている人にはなるべく近づかないこと。外出時はできるだけマスクをすること。混雑する場所に長時間留まらないこと。
2・旅行中はよく休息を取り、食べ物の衛生に気を付けてください。室内や交通機関内での換気に留意してください。
3・動物を飼っている場所、食肉処理場、野生動物生息地になるべく行かないようしてください。動物に触れたり、排泄物に直接触れないでください。
4・もし呼吸器感染の症状が現れたら病院に行ってください。なるべくほかの人と接触しないでください。咳やくしゃみが出るときはテッシュやタオルで口と鼻を押さえ、その時のテッシュ等の処分をしっかりし、よく手を洗ってください。
5・入国時に発熱・咳・呼吸困難など急性の呼吸器症状がある人は出入境检验检疫机构に自主申告し、医学検査を受けたり卫生检疫部门の調査に協力してください。
6・帰国後14日以内にもし急性の呼吸器症状が出た場合は病院に行ってください。診断や治療をスムーズにするため、渡航歴や感染した経過を自己申告してください。
●北京市疾控中心の話:国際都市・北京にもMERS発症の危険がある。北京市卫计委はすでに16区县卫计委に対し防疫体制に入るよう指示した。“北京H7N9禽流感市级专家组”のメンバーがMERSの市级专家组メンバーを兼ねる。
最初に運ばれた病院の個室で症例確定と治療を行いながら、北京急救中心に連絡し救急専用車を用意して、指定病院である地坛医院あるいは北京佑安医院に搬送して治療を行う。
MERS発生が確認された2012年、北京市が重視したのは防疫だった。MERS監視観測システムを作り、ウイルス検査の実験室も用意してある。疑いが出た場合に行う検査は6時間で診断できる体制になっている。
感染の最終診断は、国家卫计委の規定に従い、各省市の疾控部门だけでなく中国疾控中心でも検査をしたうえで国家卫计委が定める診断方案にて判断することになっている。
北京ではすでに疑いのある症例に対し検査を行ったが、いずれも陰性だった。
………
5月30日。
国家卫生和计划生育委员会は29日、广东省惠州市で第1例のMERS発症が確認されたと発表した。38名の密接接触者に異常はみられていない。
●発病者の様子:体温は39.5℃、両方の肺の下部に病変がある。感染性肺炎を起こしている。
●MERSに罹らないようにするには:
WHOによると、糖尿病・腎機能低下・慢性肺病患者・免疫力弱者がMERSに感染しやすいとされる。こういった人々が農場・市場・畜舎に行く場合、動物との密接な接触を避けるべきである。特にラクダには注意。
動物に接触する前後の手洗いをしっかりする。感染した動物に触れない。ラクダの尿に触れない。ラクダの生乳を飲まない。加熱不十分のラクダ肉を食べない。
このウイルスの伝染力は強くない。患者と密接な接触、咳の飛沫や体液などで感染する。
………
5月31日。
●接触者たちの様子:广东省卫生计生委の呼びかけに応じたのは、26日アシアナ航空723便搭乗客と、同日15時発の香港国际机场→沙头角のバス(香港车牌号码:PJ2595)、同日16時46分発の沙头角→惠州のバス(广东车牌:粤ZCH70港/香港车牌号码:HN5211)の乗客。自主的に名乗り出て、广东省疾控中心または惠州市疾控中心と連絡を取った。
30日昼には广东省疾控中心と广州市第八人民医院が接触者たちの血液等採取を行っており、検体は検査のため専用車で广州市に送られた。
●患者の様子:体温38.5℃前後、精神状態は安定している。
●ネットで広がった“惠州中心医院のICUが閉鎖された、救急車の運転手が感染した疑いがある”等の情報は事実ではないので信じないように。
●香港の接触者たち:飛行機搭乗客は158人。同クラスだったのが80名で、そのうち発症者の近くに座ったのが29名。その29名中、18名は症状がないものの14日間の隔離観察を行っている。残り11人はすでに香港を離れている。
香港卫生防护中心の总监の話では、接触者のうち3名が病院で隔離されている。うち2人は座席が5列も離れており密接接触者には該当しないが、軽い呼吸器症状が出ている。残り1人はバス乗務員でやはり軽い症状がある。ともに玛嘉烈医院で検査を行っている。
29日夜までに、香港では同機・同バスに乗っていた約200名を確認している。
………
6月1日。
広東では引き続き密接接触者探しと隔離観察を行っている。卫生计生及び公安の情報では、確認できた密切接触者は77人になった。そのうち64人に対し集中隔離観察を行っている。体調不良は認められていない。
●患者の様子:肺の状態から中等度の急性呼吸不全と診断されている。患者の名字が金と明かされた。
●台湾の様子:30日台湾某医院が台北市卫生单位に通報したMERSと疑われる患者(男性34歳)の検体がすでに中央疾病管制署に送られている。結果はまだ出ていない。
●香港の様子:31日に香港特区政府食物及卫生局局长が発表した内容では、密接接触者18名は隔離観察されており、体調不良はみられない。
●ネットに流れた“地坛医院でもMERSと疑われる症例が見つかった。未婚の医師と看護師を対象にくじ引きをして治療にあたっている”という話は、新京報記者の取材で根拠のない情報だとわかっている。
●《广州日报》が30日に報道した“未婚の医師と看護師がくじ引きをして治療にあたっている。既婚者は第二弾としてひかえている”という話について。ネットではその勇気ある行動をたたえる声が上がっている。SARSの時もそうだったが、危険を前に自分の責任を果たすのが勇者であろう。人として試されている。
●法律責任について。
報道では、中国行きを取りやめるように言った韓国の医師の意見を聞かなかったとされ、不道徳だとネットで言われている。新京報の記者が北京京润律师事务所の韩弁護士に聞いてみた。
それによると、感染している可能性を知りながらも防護手段を取らず中国に入国した後に起こった出来事に対し金某は法律責任を取らなければならないとのこと。
「まず民事責任があります」。传染病防治法により、单位および個人が規定に違反して伝染病を伝播し流行させ他人の健康と財産を害した場合、民事責任を負わねばならない。よって金某が中国大陸と地区でMERSを伝播した場合賠償責任が生じる。
「それから刑事責任です」。金某には“以危险方法危害公共安全罪”の嫌疑がある。刑法では、毒害・放射能・伝染病病原体などを用いた場合で重大な結果にならない場合は3〜10年以下の懲役と定めている。もし金某が故意であり、自分が重い伝染病にかかっているのを知りながら隔離治療を拒絶していたとすれば、以危险方法危害公共安全罪の嫌疑で刑事責任を問われる。刑法では、伝染病病原体あるいは他の危険な方法で他人を重傷、死亡に至らしめたり公私財産に重大な損失をもたらした場合、10年以上の懲役・無期懲役・死刑に処すと定めている。
さらに、“过失以危险方法危害公共安全罪”の嫌疑もある。刑法では3〜7年以下の懲役、状況が軽い場合で3年以下の懲役あるいは拘留に処す。金某に故意が認められなくても自分が重い伝染病であるとわかって入国したのであれば、相応の刑事責任を負わなければならない。
民诉法において、侵权行为に対する訴訟は、その権利が侵された場所または被告居住地の裁判所で行うと規定している。刑法においては、中華人民共和国の領域内で起こったすべての犯罪に対し、特別な法律規定がない限り、すべてこの法を適用するとある。よって韓国国籍であっても民事刑事ともに我が国はこの違法行為に対する管轄権を持っている。
●金某はどうやって中国に来たのか?
金某の妻は取材に対し「夫は仕事がとても忙しく、どうしても出張しなくてはいけなかったのです」と答えている。韓国の保健福祉部のスポークスマンの28日の報告では、初期調査において当該男性は密接者に挙がっていなかったと認めている。だが同時に当該男性は密接な接触があったことを故意に隠しており事態を大きく至らしめたことも認めている。
当該男性は25日に2度目の治療を受けたとき、自分の父親がMERSに確定されたことを否定していた。また医者が出張をやめるように言ったのを聞き入れなかった。
診察をした医師も男性がMERS患者に密接接触したことを25日に分かっていながらすぐに関連部門へ報告を行わなかった。報告したのは男性が出国した27日になってからだった。
………
6月2日。
●密接接触者の様子:対象者は67人になったがそのうち10人との連絡ができていない。
●患者の様子:発熱はそのまま。肺の浸出液が増加しているが容体は安定している。
●深圳市卫计委によると、現地の密接接触者4名のうちの1名が金某の通訳をした中国籍男性(31歳)だという。深圳市宝安区に住所がある人物で、惠州にいた26〜27日にかけて一緒に食事をしたり宿泊したり会議に出席していた。すでに深圳市第三人民医院で隔離している。残り3名も医学観察を続けている。この密切接触者4名について検体検査が行われ、いずれも陰性と診断された。
●北京の水際対策:北京市出入境检验检疫局によると、北京国際空港旅检处では体温測定や表記入などで水際チェックを行っている。規定では肺炎症状があり38℃以上の発熱があり、呼吸困難が生じ、腎臓機能が低下している人で、中東渡航歴がある場合もしくは中東渡航歴があり発症した人物に接触していた場合は、必ず申告しなくてはならない。
………
6月3日。
●患者の様子:体温38.2℃、肺の下部に浸出。精神状態は良くなり容体も安定しているが楽観できない。
●密接接触者について:78名に増えた。確認の取れた69名に対し集中隔離観察を行っている(飛行機の密接接触者29名を含む)。バス乗客9名とはまだ連絡できない。
●北京出入境检验检疫局からのお願い:着陸する前に機内放送で渡航歴や病人と接触してないかどうか申告するように呼びかけを行っている。発熱や咳などがあればすぐに申告をしなければならない。检验检疫人员の確認がなければ乗客や荷物を降ろしてはならない。乗客は入国の折に自主的に申告すること。
●惠州人民医院のくじ引きについて:惠州人民医院にはSARSや鳥インフルのときの経験がある。医护人员の状態は正常であり影響は受けていない。金某の飲食習慣を考慮し韓国料理を提供している。金某は電話で韓国の家族と連絡を取ることができる。中国語韓国語対話表を使って簡単な意思疎通ができる。
くじ引きの件だが、当時ICUの看護師が不足したため他の科から動員しようと募集したところ応募が多すぎたのでくじ引きで決めたのが本当のことだそうだ。看護師は4時間交代で看護を行っている。
●MERSが発症している国に行く場合に注意すること。
・尽量避免在人群密集的场所长时间停留
・勤洗手,未洗手前避免用手直接接触口、鼻、眼
・不吃未彻底煮熟的食物、未削皮的水果等
・避免与急性呼吸道感染病人密切接触
・尽量避免接触单峰骆驼、蝙蝠等
………
6月4日。
●患者の様子:食欲に回復が見られる。情緒不安定。体温は38.4℃。咳がある。右肺に少量の浸出。
●密接接触者の様子:広東省で3人(すべてバスの乗客)と連絡がついた。78名のうち連絡が取れたのは72人、すべて集中隔離観察をしている。バス乗客6人とはまだ連絡できない。
●广东省卫计委は惠州市中心人民医院に防護服300セットと、150個のゴーグルと、4つの消毒噴霧器を惠州市中心人民医院に提供した。病院では臨床に携わる1587名全員に対しMERS隔離防護措置や個人防護技術の訓練を行った。
●在中国韓国大使館の新闻官は、WHOが発表している通り今のところ韓国に旅行に行っても何も問題はないと話している。
………
6月5日。
●密接接触者の様子:78名全員と連絡がついた。75名は集中隔離観察中、体調不良はみられない。残り3名はすでに出国しているためそれぞれの国家・地方に通報。
●患者の様子:病状は重い。精神的に疲れており情緒不安定。
●北京の様子:北京市卫计委によると、すでに出入境等部门と共同でMERS联防联控システムを立ち上げた。北京全市の病院や医療機関で原因不明の肺炎が見つかった場合、患者を隔離観察し、スピーディな検査と報告を行う。
●香港の様子:飛行機で金某の席に近かった韓国籍男性は6月1日に香港卫生当局に隔離された。
………
6月6日。
●MERSウイルスについて:5日の中国疾病预防控制中心の情報によると、中国では核酸検査と“高通量测序方法”の遺伝子配列測定を終えており、結果をアメリカのGenBankに伝えていたという。その分析結果によると今回のウイルスは中東で発生しているMERSコロナウイルス流行株と高度に同源であり、遺伝子学による分析ではサウジアラビアのものであると初期推定された。このウイルスに感染しやすい変異があるかはっきりとした証拠は現在見つかっていない。
●旅行社の反応:韓国政府は警戒レベルを「注意」から「警戒」に引き上げた。中国の国家旅游局は韓国旅行に対する指示を出していないが、北京の旅行社の多くが希望者を対象とした韓国旅行の無料キャンセルを始めた。韓国ツアー自体は行われており、現地の流行状態によって観光ルートを変更していくという。
にほんブログ村 海外生活ブログ 北京情報へ
にほんブログ村

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
中国 中東呼吸器症候群(MERS) 広東や北京の様子 北京で勇気十足/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる