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zoom RSS 大変!! 前門の新成削面館が閉店? 年間賃貸料1150万円

<<   作成日時 : 2015/03/07 08:44   >>

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前門の大通りの一本西側に引っ込んだ道(粮食店街という細い通り)はとても素敵な場所だった。なかでもイイ感じなのが新成削面馆。
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新京報に記事が載っていた。それによると、この食堂は60余年の歴史があるという。70年代は“前門に残った国営食堂3軒のうちの1軒”としてとても人気があった。(きっと糧票もつかっていたんだろうなあ)
改革開放後、営業形態が国営から個人の請負に変わった。このたび契約期間が終了を迎える。賃貸料が支払えない場合は3月末をもって営業が終了となる。賃貸料は年間で60万元、今の商売では払い切れない。

長さ50米ほどの糧食店街にあるこの食堂。古くて簡素な平屋建てで、小ぶりな入口の上には、色の褪めた看板がかかっている。その看板には今も“国营新成削面馆”と書いてある。
门帘をくぐって中に入ると、そこは70年代の“国营”食堂の世界。白壁の下半分は緑色に塗ってあるし、その壁には黄色い紙に赤字で書かれたメニューが張ってある。北京っ子が愛する二锅头は計り売り。油じみのついた古くて大きなそろばんを今も使っている。売り上げはぼろぼろのブリキ箱へ。この箱も60年以上使ってるよ、と店の张大婶は言う。

この店ができたころ、看板メニューは削面(刀削麺のことだと思う)だった。今では麺や餃子、家常炒菜などを出している。十数元も払えばお腹いっぱいになる。なじみ客が多く、彼らはメニューも見ずに炖肉刀削面やおかずを頼んでいる。「ここの味は普通だが値段が安い。自分の家で食べてるようなものだよ」とのこと。

昼にやってきたのは還暦を超えた刘大婶 。一人で餃子一皿(15元)とヒレ肉炒め(30元)と二锅头一杯を頼んだ。食べきれなかった分は持って帰るという。刘大婶の思い出は50年代にさかのぼる。ここで“改善生活”(ちょっと特別感を味わう)しにおばあさんに連れられてきた。一杯の牛肉面に舌鼓を打った。当時は国営食堂だった。
そこまで話した時、なじみの客がひとりやってきて肉まん10個を注文した。厨房では作り置きしない、それは客に蒸かしたてを出したいからなんだよと刘大婶が解説してくれた。あの客はここの味が好きだから。肉まんは手間がかかるんだけど、その苦労もあと何日かだねえ、と言う。
刘大婶はここ大栅栏で育ったがその後離れてしまった。半世紀経って戻ってきたときには、当時の面影はなくなってしまっていた。この食堂以外、昔のまま残っている店はほとんどない。

王大爷は80歳を超えている。今日はわざわざ朝阳区からやってきた。店内に入るなり、ああここは変わってませんね、と言った。19歳から働き始め当時は集体宿舍に住んでいたが、年越しになるとここにやって来て牛肉馅水饺を食べたものだった。その味が今も懐かしい。この店の向かい側にあった铁皮粥(どんなものか不明)や恩元居炒疙瘩は無くなってしまいましたね、と言っていた。
(※恩元居炒疙瘩は跡取りが后海孝友胡同で店を開いているらしい。)

夕方になると続けざまに客が入って来た。通りがかりについ懐かしくなって入店したとみえ、少しばかり注文した料理を食べながら、十数年前の思い出話を始めた。张大婶がここは3月いっぱいでしまっちゃうんですよと教えてあげると、口々にそれは本当ですかと尋ね、それなら閉店前にもう一度来なきゃねと言っていた。

以上新京報より。
家賃がそんなにするとは驚いた。北京には金持ちがごろごろいるだろうから、誰か何とかして存続させてくれないかなあ。
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