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zoom RSS 中国 温水洗浄便座 馬桶と虎子

<<   作成日時 : 2015/03/06 17:17   >>

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温水洗浄便座は中国語で「温水洗净马桶盖」とか「智能马桶盖」と言う。
马の桶ってかいば桶みたいだけど中国語ではお便器のこと。なんで「馬」なのか検索してみた。

昔は「虎子」と呼ばれていた。唐になって皇帝の親戚に李虎という人がいて失礼だからと「馬子」に代えたのだという。そのうち民間に伝わり「馬桶」と呼ばれるようになった。「馬」になったのは“またがる”からではないかという話もある。

「虎子」。もとは皇帝が使う玉製のしびんを指していた。いつでも使えるよう宦官が抱えてひかえていたという。高祖が儒生の冠を使っていたがそれではいかんと作られたものだとか、虎を射殺した前漢の将軍が虎型にデザインさせたとか、いわれはいろいろあるらしい。
どんなものかというと、中国国家博物館に陶器のそれがあるという。今度行くことがあったら探してみようと思う。
http://www.cssn.cn/kgx/kgbk/201407/t20140710_1247830.shtml
日本語でおまるのことを漢字で「御虎子」と書くそうだが、由来はここにあった。

ちなみに紫禁城で使われたのは马桶(おまる)であり、皇帝や皇后や嫔妃の使うものは「官房」と呼ばれていた。

………
爆買いは中国でも話題になった。春節期間に日本を訪れた中国観光客は45万人だったとか、買い物の総金額は60億元にのぼったとか。炊飯器は依然人気があったが、今年は便座も人気だったとか。日本では「便座がほとんど品切れになった」と報道されたとか。(そんなにすごかったの?)
春節前に経済評論家で作家の吴晓波氏が《去日本买只马桶盖》という文をネットで発表したことも話題になった。

以下新京報に載った投書の大体の内容。
電化された、インテリジェンスで、お湯で洗って、乾燥までやってくれる便座。こういう製品を買えるのは中产阶级や上中产阶级と言われる、お金もあれば暇もある人々だ。知り合いに自慢するうちネットで広がって、更に多くの人々がそれを買いたいと思うようになった。
しかしながら、結局、中国人が炊飯器や便座をほしがるのはやはり性能がいいからであろう。《去日本买只马桶盖》で呉氏は炊飯器メーカの美的公司の技術者に話を聞いているが、それによると「日本の炊飯器の“内胆”(内釜)が優れており、炊けたご飯は晶莹(光っていて)で、不会黏糊(粒が立っている)で、本当に素晴らしい。日本に行ったとき私の上司も買っていましたよ」と答えたという。
昔自分が大学生だった頃、アイワやソニーの随身听(ウォークマン)が非常に流行っていた。中国ブランドは明らかにダサくて使いにくかった。その後MP3が使われるようになってやっと中国製の電化製品が認められるようになった。
ある人に言わせると、中国は軍艦や空母や宇宙関連など大きいものに手をかけるのだそうだ。だがこれらはコスト度外視で造られるもの。ウォークマンや炊飯器は小さいかもしれないがその技術力は高い。日本の炊飯器が人気だからと言って腹を立てることはない。事実を受け入れるべきである。
中国ではこの30年間、激しい市場競争を経て世界の工場に成長した。パナソニックの便座が寧波で作られているのはコストが安いという理由ばかりでなく、成熟した産業が中国に集中しているからである。もちろん中国と外国の技術の差は縮まっており、技術革新失くしては生き残れない。
………

新京報の便座販売に関する記事を読んでみた。
やっぱり、と思ったが取り付け工事で苦労している様子がうかがえる。また、思った以上に中国のメーカがたくさんあることを知った。品質は本当にピンキリのようで、よく調べて買わないと失敗することもわかった。
中国って、ホント、消費者に厳しい国だと思う。買ったのはいいけど、使えるようになるまで苦労する。トイレの部屋の構造自体日本と違うし、漏電とか水圧とか本当に大丈夫なんだろうか。たとえ便座がたくさん売れたからと言っても中国全体の住環境が日本と全く同じようになったとは言えない。

・サイズと形状。必ずサイズのチェックをすること。「多少違っても大丈夫ですよ」という店員もいるが、便器と便座が異なるメーカの場合、同じサイズの便座を選ぶことが重要。形状が違うと設置がうまくいかない。
・電源。コンセントは三插头(三つ穴)。他から電線を引くのも不便なので電源のないトイレなら設置しない方がいい。
・水源。現在多くのトイレには中水が使われているが、温水便座は水道水に配管する必要がある。すでに内装が終わっているのにもう一度水道の配管をするということは壁の外に管が出てしまい見た目が悪くなる。
・新京報の記者が調べた内容。
便座のメーカには箭牌、TOTO、科勒、东鹏などがある。新京報の記者は南四环にある店を取材、そこでは日本のパナソニック製、韓国製、その他中国製品も置いてあった。
客が店員に「中国メーカがいいかそれとも外国製がいいか」と質問していた。それに対し店員は「外国メーカといっても実際は中国国内の工場で作られたものですよ。ブランドや価格に違いはありますが他に大きな差はありません」と答えていた。
取材をして気が付いたが、多くの客は「買って帰ったらすぐ使える」と思っているようだ。店員は便利さとか除菌だとか熱心に説明するが、電源や水道の確保、取り付け工事が必要なことをきちんと伝えていない。
ネットで調べると、天猫、京东、苏宁易购などで売れる便座の数量は月300件以上になる。その価格は1300〜2900元。購買客の評価欄をみると、工事が大変だったとかサイズが合わないとか使い心地がよくないなど、悪い評価が書かれていた。
・購入や使用上の注意。
漏電に注意。
ノズルに細菌が付きやすいのでよく掃除すること。銀イオンで殺菌するタイプは便利。
多くの無料保証期間は1年、それを越えたら自費修理となる。一般的に5〜10年が寿命と言われる。
九牧や诺维达といった価格が安いメーカもあるが機能がシンプル。
また、メーカによっては数百元のものあるが技術がよくない。
・2014年に上海市消保委が上海で販売されていた便座を調べたところ、27種中(15件は店頭で、12件はネットショップで)16種が基準以下でその不合格率は59.3%だった。
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