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zoom RSS 中国 ドラマ 紅高粱(紅いコーリャン)  サルエルパンツ?  

<<   作成日時 : 2014/12/29 09:20   >>

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ドラマ《红高粱》(紅いコーリャン)が始まったと知って見てみたのは2か月前のこと。このドラマのオープニング一番に出てくる文字が“献给抗日战争胜利70周年”。あっと思った。来年は終戦70周年なんだ。

そういえば新京報の記事にも、盧溝橋にある中国人民抗日战争纪念馆が増設工事をやってるって書いてあった(这15100平方米的改扩建工程中,将涉及展陈区域6190平方米、藏品区域2368平方米、公众服务区3298平方米、业务与科研区1210平方米,以及配套服务区833平方米、设备1240平方米。抗战馆内会添建一座台湾展厅)。
そーゆーことなんだ。来年はいろんなイベントがありそうだ。
平和はいいなって噛みしめたい。安心できる知恵を見たい。

さて、ドラマ《红高粱》なのだけど、実はあまり真面目に見なかった。最初のほうは編み物しながら音だけ聞いていた。全部で60話、すんごく長いのだけど、何度か同じようなシチュエーションの中だるみがあって、飽きてしまうところがあった。(こうにちを打ち出したいのなら、最後の10話で十分ではないだろうか。)

男主人公・余占鳌(朱亚文クン)が県長の朱豪三(于荣光氏)に捕まって裁判を受けるのだけど、必死に怒鳴る『冤枉〜!!』というセリフが最後はギャグ風に聞こえてきて可笑しかった。
女主人公の九儿(周迅さん)の家の門の前で、家に入れろと騒ぐ余占鳌のシーンが何度かあるのだけど、入れろ入れないのやり取りはもはやコント、お約束芸になっていた。
九儿が朱豪三の“干女儿”になったり、やめたり、またなったり、やめたり…ってのもオカシイ。
頭の回転の速いはずの九儿がこれまた急に子供に執着しだした淑贤と女の争いを繰り広げたり、单家と淑贤のために耐え続けた思慮深いはずの罗汉が高粱畑を荒らされたことで取りつかれたように感情的になったのも、なんかついていけなかった。人物像にブレがあるというか、話に筋が通ってないというか。
余占鳌はやっぱり土匪にならなくても良かったんじゃないかなあ。なんか歯がゆさを感じる。めんどくさいからいっそのこと张俊杰について共産党に入党しちゃえばいいのにと思った。
ラストシーンは、仕掛けておいた大量の高粱酒が大爆発するのだけど、まるで爆薬並みの威力だった。高粱酒があんなに危険だとは知らなかった。ガソリンスタンドに貯蔵した方がいい。

かささぎは萧岱青氏が大好きなのだけど、最後までワルなところが見たかったなあ。
今回一番心に残ったのは于荣光氏が演じる朱豪三だった。今まで《狼毒花》や《侦探成旭》や《锄奸》を見たけど正直あまり好きじゃなかった。でも今回の于荣光氏は良かった。最初の登場シーンからしてキマっていたし、九儿と話している時だんだん能弁な九儿のペースに巻かれていく可愛げとか、そんなやり取りからも垣間見える愚直なプライドも伝わったし、登場人物の中で一番ブレていなかったと思う。彼がいなかったなら最後まで見れなかった。だけどあのガタガタ荒野を手作り木製車イスで進むのは一寸キツイのでは。夫婦愛の感動シーンも気になって浸り切れなかった。

そもそもこのドラマは若い子向けにできている。北京ラジオでも取り上げていたが、人物の服装がかなりファッショナブルだった。
なんでみんなおしゃれなマフラーを巻いてるの。巻き方もまるでモデルさんみたい。
なんでみんな“吊裆裤”サルエルパンツを穿いてるの。流行させようとしてるでしょ。(当時穿いていたズボンは伝統的な“缅裆裤”なのだけど、もっと今風の垢抜けたお洒落デザインになってる)

このドラマでは勢いだけで酒を飲むのをやめさせるくだりがあったりして、社会的影響に配慮しているのかなあと思った。かささぎが一番恐れてるのは罗汉が殺されるシーンなのだけど、原作《红高粱家族》と違っていたからかささぎ的には助かった。(あれをそのまま再現したら子供たちが夜泣きする。かささぎもうなされる。)
张艺谋監督の映画では高粱酒が血の色をしていたがドラマでは普通の透明なお酒だった。高粱酒の“秘方”はオシッコだったがドラマでは“碱”になっていて衛生的なイメージに。

ドラマの主题片尾曲《九儿》を歌う歌手の声がすごいインパクトがあって関心するのだけど、じつは歌詞も凄い。ドラマを毎回見るたびにこの歌が最後に流れるのだけど、最終話を見終わった余韻でこの歌を聴くと、特に「九儿我送你去远方」という歌詞のところで、背中がぞぞっと寒くなる。幽霊に連れて行かれそうな恐怖を感じる。

ところで。かささぎは高粱酒というものを飲んだことがない。どんな味がするのだろう。
と思って調べてみたら、 「红星二锅头酒」というお酒にも红高梁が入っているのだそうだ(大麦と碗豆も使われているが)。かささぎはのん兵衛ではないが「红星二锅头酒」は好き。北京っぽいし小瓶の形がすごくかわいい。
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話がずれた。最後に何を思ったかっていうと、《红高粱家族》を最後まで読んでみようかなってこと。莫言氏の作品はもういいやって思っていたのだけど、やっぱり頑張ってみる。
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