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zoom RSS 鳥インフルエンザH7N9と野鳥・渡り鳥 

<<   作成日時 : 2013/04/16 15:20   >>

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鳥に飛ぶな、渡るな、と言うわけにもいかないし。

新京報より。16日。

◎ガン・カモ・チドリ・シギ(中国語:雁鸭和鸻鹬)と東アジア・オーストラリア地域フライウェイ
中科院動物研究所動物疫病研究組の話。現在中国で発生しているH7N9感染は渡り鳥の“東アジア・オーストラリア地域フライウェイ”上で見つかっている。渡り鳥の観測、特に重点的観測を行っているガン・カモ・チドリ・シギ類は、今現在河北地方などに留まっている。今後は天津や秦皇島などの地域に移動してゆくだろう。ただし、鳥インフルエンザが渡り鳥から直接ヒトに感染する確率はとても低い。

※中国を経由する渡り鳥のフライウェイは全部で3つのルートがある。
今回問題になっているのは、この図でいうと黄色の「5」のこと。
画像


◎渡り鳥と鳥インフルエンザの関係について
中科院動物研究所動物疫病研究組の話。この度のH7N9ウイルスの遺伝子は、東南アジアからやってきた野鳥と中国上海・浙江・江蘇のニワトリ群との遺伝子が組み換わったものである。今のところ見つかっている感染例すべてが我が国を経由する東アジア・オーストラリア地域フライウェイで発生している。

◎“哨兵候鸟”(ガン・カモ・チドリ・シギといった水鳥を指す)は北上中
研究組の話。この度の鳥インフルエンザウイルスの主な宿主は水禽である。そこでガン・カモ・チドリ・シギを重点対象として観測している。今のところ、浙江等から河北まで北上してきている。北京地区にも飛来してきたが既に停留ピークは過ぎた。
鳥の観測は主に越冬地、繁殖地、中継地で行う。今は河北地区でサンプリングしており、今後もほかの動物学者とともにさらに北上して検査を行う予定。

◎渡り鳥がウイルスを運んだと断定はできない
研究組の何さんの話。渡り鳥と鳥インフルエンザの伝播には関係が認められる。H7N9は東アジア・オーストラリア地域フライウェイのルートで見つかっている。だが、更に分析をすすめないことには、今の段階で、野鳥がウイルスを伝播したとは断言はできない。それは、今の状態が散発状態であり、流行病学での直接的関連が見られないから。ただし、渡り鳥の移動を要因から排除するわけにはいかない。我々が検査したのはすべて健康な渡り鳥だが、健康な鳥であっても、移動中に家禽やヒトに潜在的な危険をもたらしている可能性がある。野生の鳥類の検査を強化する意義は大きい。

◎気温の上昇とともに落ち着くだろう
南方科技大学のウイルス学専門の賀副教授の話。鳥インフルエンザのウイルスは熱いのが嫌いで環境温度が1,2度上がるだけで活性が下降する。全国各地気温が上昇してきているから、あと2、3週間すれば、発病の状況も落ち着いてくるだろう。なお、北京で大規模な感染がおこる可能性はあまりないだろう。
賀副教授はさらに言う。農業部の情報によると、江蘇・浙江・安徽などで生きている家禽2000羽余りを調べたところ、14羽からウイルスが出てきたそうだ。比率でいえばたった0.7%であり少ないようにも思えるが、しかし、全国規模で考えた場合、感染しているニワトリはもっと多いのではないだろうか。

◎早くワクチンを
賀副教授の話。鳥インフルエンザの脅威は今年の冬にさらに大きくなる。普通、インフルエンザは11月〜2月がピーク。もし今回のウイルスが冬まで生き残っていた場合、もしくは冬になって渡り鳥が南への移動を始めた場合、ウイルスの拡散はもっとひどくなる可能性がある。幸いなことにワクチンを作る時間は十分ある。普通ワクチン製造には6か月前後かかるものだが冬には間に合う。しかし、今回のウイルスの変異は非常に早いので、時間との戦いになる。

◎野鳥はヒトにウイルスを直接うつすのか
研究組の何さんの話。今現在、渡り鳥など野生動物が直接ヒトにH7N9をうつす可能性はとても低い。普通鳥インフルエンザはトリを介して哺乳動物に感染しそれからヒトに再感染する。これを“跨种传播”と言う。今のところ科学者たちは3つのウイルス遺伝子が組み換わってできたもので、その発生源は中国のアヒルと、ヨーロッパ・アジア系の野鳥とにあると考えている。だがどうやってヒトに感染したのかまだよくわかっていない。理論上は中間宿主が必要であり、これはまだブラックボックスである。

◎野鳥を捕獲して殺す必要があるのか
研究組の何さんの話。今、各地で家禽の殺処分が行われているが、感染が起こっている以上、国家の規定に従い処分することは必要である。
しかし、パニック状態に陥って家禽を殺す、例えば町中の家禽を全部殺処分したり、盲目的に野鳥の巣を壊すなどは、行き過ぎた行為である。
科学的根拠に基づき、感染範囲を踏まえたうえで、例えば「3q以内では殺処分を緊急に行え、5q以内では接触しないように」といった具体的な方法で対処しなければならない。
野鳥については、もともと家禽より離れた存在であり、直接ヒトに感染を起こすのは難しいので、捕まえて殺処分する必要はない。鳥の繁殖地や中継地を保護することはかえって鳥インフルエンザの抑制に有利である。
人類が野生動物の生息地に入り込むようになったことで、彼らの生存する場所が狭まり、そして我々人間と接触するようになった。人を守ることは環境を守ること。人類と野鳥はお互いに近づきすぎないようにするべきだ。
 
◎野鳥と接触していいのか
研究組の何さんの話。日頃から野生の鳥やその糞便と接触しないようにすること。もし接触したらしっかり消毒をすること。野生の鳥を調理した料理があるが、ウイルス感染を直接起こす可能性がある。狂犬病やデング熱(中国語:登革热)等のウイルスを保有している可能性だってある。よって野生の鳥に触れたり、野生の鳥料理は食べてはいけない。

………
田舎の観光地に行くと、“野味”と称して、レストランの後ろに置いてあるゲージに案内され、この山で捕まえた鳥だよ、注文するかい?なんて勧められることがある。
かささぎが勧められたのは、キジともヤマドリとも違う、本当にきれいな鳥たちだった。食べようとは思わなかったが。たぶん、法律とか保護とか全く考えずに商売してるんじゃないだろうか。
このような病気が流行るたびに、“野味”料理への注意喚起が行われる。いつもの繰り返し。
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
今日は〜^^またブログ覗かせていただきました。よろしくお願いします。
http://www.fetang.co...
2013/08/04 11:04
読んでくださってありがとうございます。
かささぎ
2013/08/05 06:56

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