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zoom RSS 中国 修正液の問題 新京報より

<<   作成日時 : 2012/12/20 19:08   >>

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子供のころ自動車の排ガスの臭いが好きだった。
新聞係で壁新聞を書くとき、マジックインキの臭いを嗅ぎまくっていた。
やめろっていつも注意されていたのに…。

全く知らなかったのだけど、中国では修正液は体によくないから子供に使わせるのはどうか、という言い方があったらしい。
さらには、今年12月になって修正液の実験の動画が流れて、中国の親御さん達を震撼させた。
その動画とは、修正液を垂らしたところにマウスを入れておいたら3分で死んでしまった、というもの。

そこで新京報の記者は調査を行うことにした。サンプルは市場に出回っている修正液と修正テープ6種類。
12月20日の新京報の記事より。
………
〈鼻を刺激するような修正液のにおい〉
記者は、12月13日と15日に豊台・路通市場と、六里橋億客隆の市場の一角にある文具売り場に行った。そこでは“晨光”ブランドの修正液などが3元前後の値段で売られていた。ふたを開けてみると多少鼻にツンときた。
路通市場で店を広げていた女性は「子供に使わせるなら修正テープがいいわよ」と薦めてきた。「修正液はテープのようにきれいに消せないし、手に付いちゃうし、においがするからね」
記者は普通に良く見かける4種類の修正液と、2種類の修正テープを買って、北京服装学院材料科学与工程学院の実験室に持ちこみ、重金属、有機溶剤、ホルムアルデヒドの検査をお願いした。

修正液4種類について。それぞれパッケージを確認すると、全く成分表示がないのが1つ。残り3つには主要成分にはメチルシクロヘキサンと酸化チタンと表記され、さらに「飲み込んではだめ」「火に近づけないように」と注意書きがあった。また、「安全無害」「ベンゼン含まず」と明記されているのも1つあった。

〈ベンゼンは入っていないはずなのに含有基準値が数倍もオーバーしている〉
記者は国家標準の《学生用品的安全通用要求》を見てみた。修正液等製品の中の有機溶剤のベンゼン含有量は10mg/kgを超えてはならない、有機塩素化合物が含まれてはならない、と規定されている。
しかしながら検査してみると、4種類すべてから規定を超えるベンゼンが確認された。特に2種類においては基準の6.7倍も出た。「ベンゼン含まず」とする商品ですら49mg/kg入っており、3.9倍も超えていることになる。そのうえメチルベンゼン、パラキシレンも検出された。
一番注目すべきは、4種ともトリクロロエタンが検出さたこと。含有量は最高で69mg/kg。

実は中国消費者協会は何年も前から修正液に対して検査をしており、当時検査した19種すべてから有害物質が検出されていた。
市工商局も以前から市場に出回る文具の品質監督検査で、修正液のベンゼンと塩化エチルに問題があることを認識していた。

検査1。修正液と修正テープを蛍光X線分析装置にかけたところ重金属のジルコニウムとニオブが検出された。実験担当者によるとこれは生産過程においてちゃんと分離されず混入してしまっているのではないかとのこと。
記者のひとこと:ジルコニウムとニオブは遺伝子の変異を引き起こしたり、ガンを誘発するかもしれないのでなるべく避けるべし。

検査2。修正液を遠心分離管に入れ、メチルアルコールを加えて分離器にかけ、さらに冷却遠心機にかけた。結果はパッケージ表示にあるとおり、主成分はメチルシクロヘキサンだった。だが表示されていないベンゼン、メチルベンゼン、p- キシレンも検出され、さらに有機塩素化合物のトリクロロエタン も検出された。
ツンとする臭いはこれら有害物質から来ている。ベンゼンは一番高い数値で77mg/kg、一番低い数値でも国の基準の10mg/kgを超えていた。
記者のひとこと:ベンゼン、メチルベンゼン、p- キシレン等に長期に接触すると肝臓や腎臓を害し、遺伝子の変異をおこしたり、白血病に至ることもある。エチレンジクロリドやトリクロロエタン等は目を刺激し、涙がでたり赤く腫れたり吐き気を催したり全身がだるくなったりする。メチルシクロヘキサンは有害で、大量に吸うと人体を害する。

検査3。修正テープ2種にホルムアルデヒドが含まれているか検査する。快速自動抽出装置を使って抽出した溶液を誘導処理。結果はそれぞれ160mg/kg、200mg/kg。国家標準《学生用品的安全通用要求》では修正テープに含まれるホルムアルデヒドの基準量は示されていないが、学生用品に定められた接着剤に含まれるホルムアルデヒド量なら1000mg/kgより少ないこととされており、もしこの数値を参考にするのであれば、今回の検査で出てきた数値は高いとは言えない。
ただし、衣服・紡績製品の基準では75mg/kg以下となっているため、衣服の基準を参考にするのであれば、この修正テープは2つとも基準値越えとなり、直接肌に触れてはいけないレベルになってしまう。
記者のひとこと:ホルムアルデヒドが直接肌に触れると皮膚炎や、変色や壊死を起こす。頻繁に吸い込んでしまうと慢性中毒を起こす。修正テープを使うのであれば直接触れないようにしたり、頭を低くして臭いを吸い込んだりしないようにするべし。

〈専門家の話・小中高生はできるだけ修正液を使わないほうがいい〉  
北京服装学院材料科学与工程学院の副教授で中国環保標準専業委員会の龚龑氏の話。
ネットで騒がれている“修正液3分钟毒死小白鼠”実験は密閉空間で行われた極端な例である。普通の生活なら密閉空間で使用することはない。修正液の毒性は有機溶剤によるもので、揮発した時の濃度が薄ければ死に至ることはない。よって修正液をたまに使うぐらいでは大きな害にはならないであろう。
だが、頻繁に使っていて、修正液が人体に入ったり皮膚にくっついたりすれば、慢性的な中毒になったり、人体の免疫が落ちたり、白血病などを誘発してしまう可能性がある。
よって、成長期である小中高生はなるべく修正液を使わないようにし、もし皮膚についたら洗い流すようにする。『環保型』と謳う修正液でも無毒であるとは言い切れない。

………
ということで、普通に使うなら大したことないんじゃないの、と愚鈍なかささぎは思う。
でも赤ちゃんや小っちゃい子なら…。口に持ってかれたらたまったもんじゃない。
なお、この記事では実際に検査したメーカー名や商品名は明かされていなかった。
以上北京の話。日本のは知らない。
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