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zoom RSS 銀貨に息を吹きかけて音を聞く

<<   作成日時 : 2012/12/17 01:32   >>

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メダルを齧るって日本だけでなく外国選手もよくやってる。お決まりポーズだから今まで気にしたこともなかった。

あれって、時代劇でちょんまげのおじさんが小判の質を確かめようとして齧ってる姿に似てる。固いか柔らかいかで金の含有量の見当がつく。世界で初めて金メダルに齧りついた選手っていうのも、お国でそういう習慣があったのでおどけて見せたのだろう。

中国ではどう思われてるのか検索してみた。
中国では偽物をつかまされることが日常茶飯事だから何でもチェックしてしまう癖がついてしまってるのよ、とか、帝国主義に蹂躙され金銀財宝を奪われてしまった過去を持つ中国人だからこそ“取り戻した金”を特にいとおしく感じて口に運んでしまうのではないか、などといったものも書いてあるが、真面目に答えている説明も見つけた。

多くの記者の記憶では、最初に齧ったのは1984年ロス五輪のアメリカの水泳選手ではなかったかとのこと。丁度カメラマンの前でやって見せたのがたまたま名場面として世界じゅうに配信された。
中国の選手がこの動作をまねるようになったのは2004年アテネ五輪から。卓球の张怡宁さんが優勝して齧って見せてくれたのがカメラに映って本国で話題になった。その後多くの選手がまねるようになった。カメラマンに言わせると齧っているとき口角が上がって笑顔になり素敵な写真に仕上がっていいのだそうだ。もちろん選手たちは金メダルが純金ではないことを知っているし、含有度を推し測っているわけでもない。
また、専門家の話によると、メダルを齧る人は動物的な傾向が強いとのこと。感触でその存在を認識しようとする。まさに優勝の味をかみしめているのである。精神を集中させて戦い終わった選手の中には、リラックスしたいがためにあえてこういうポーズでおどけることがある。これは本能的なものである…
…だそうだ。
ということは、あの状態において山中教授にノーベル賞の記念メダルを齧ってくださいってお願いしてもしょせん無理であったことがわかる。


小判を齧って含有量をチェックするのが日本時代劇の一コマ。
では、中国人が銀貨をチェックするときはどうするか。

中国のドラマでよく見かけるのは、銀貨の面を表裏から二本の指で軽く挟み、銀貨のへりに向けて「フッ!!」と思いっきり息を吹きかけて、すぐ耳元に持っていき振動音を聞く、という方法。音が聞こえるか聞こえないかだけでなく、どんな音がするか聞き分けるのが大事。
鋭い音なら鉄でできたニセがねで、響かない音なら銅スズ合金のニセがね、沈んだ重い音なら銅を銀で挟んだニセがねで、音がしないのはセメントに金属粉を塗ったニセがねだそうだ。素人には難しい。
画像


ここまで書いて思った。
中国でもノーベル賞受賞で盛り上がってるはず。
商魂たくましい人ならノーベル賞記念メダルチョコのバッタモンを作って売り出しそう。小学生が下校帰りに寄る駄菓子屋さんなんかに置いて。“望子成龙”な親たちが「縁起もんだから買っていいよ」なんて許してくれそうだし。子供たちの間で流行っちゃったりして。
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