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<<   作成日時 : 2012/05/10 19:34   >>

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朱鷺色っていう色は広げた翼の裏側に見えるピンク色のこと。
羽をたたんでいる時のトキは眩しいくらい全身真っ白。顔の赤がよく目立つ。
でも今話題の子育て真っ最中の放鳥トキの色は灰色なのだけど…。調べてみたら繁殖期には灰色(生殖羽という)になるのだそうで、子育てが終わると徐々に白い羽が生えてきて、秋ごろにはまた真っ白くなるんだって。面白い。育児中は目立ちたくないのかな。

このたび中国政府が日本へトキのつがいを寄贈するという話。同様に韓国にも寄贈するのだそうだ。
http://news.jschina.com.cn/system/2012/05/08/013298743.shtml

トキは、かつて東アジアに広く分布しており、その範囲は中国東部(黒竜江、吉林、遼寧、河北、北京、山西、陕西、甘粛、内蒙古、河南、山東、安徽、江蘇、江西、上海、浙江、福建、台湾)、日本、ロシア、朝鮮半島に及んでいた。

日本では1981年に佐渡で最後の5羽(名前はそれぞれキイロ、アカ、アオ、シロ、ミドリ)を捕獲。その後は努力むなしく繁殖に至らないまま死んでしまった。1963年に捕獲され飼育されていたキンも2003年死んでしまい、日本産のトキはいなくなってしまった。

中国においては1964年に甘粛省で1羽のトキを捕獲して以来、野生の生存を確認できない状態が続いていた。
1981年5月に中国科学院の調査隊が陕西省漢中市洋県にて7羽のトキ(4羽が成鳥、3羽が幼鳥)を発見。
この成鳥のペア1組がちょうど育児真っ最中だった。途中、雛1羽が巣から落ちるというアクシデントに見舞われる。
落ちた雛はすぐ北京動物園に送られ華華huahuaと名づけられた。
この年、当時の林業部が北京動物園と洋県にトキ繁殖センター(朱鹮繁育中心)を開設。
1981〜86年北京動物園の繁殖センターは洋県でトキ3羽を捕獲。人工繁殖を試みている。
1989年、北京動物園にて、世界初の人工孵化に成功。
1995年、上海動物園も人工孵化に成功。
2001年、北京動物園内で人工繁殖したトキの延べ数は20数羽に上る。
今現在、中国国内の繁殖基地は6か所あり、国内全体の固体数は1600羽以上と言われている。
…百度の説明より。

巣から落ちたところを危うく命拾いした、あの北京育ちの華華♂(日本名:ホアホア)はその後立派な青年になり、1985年10月に婿入り来日している。相手はキン♀。繁殖は失敗(キンがおばあちゃんだった)。1989年に帰国。

ミドリ♂は1990年に北京動物園に婿入りしている。相手は姚姚♀(日本名:ヤオヤオ)。3年間結果が出ずミドリ(中国では阿绿と呼ばれていた)は日本へ帰国。

1994年、中国から龍龍(ロンロン)♂と鳳鳳(フォンフォン)♀が佐渡にやってきた。ところが龍龍が死んでしまった。
1995年、鳳鳳とミドリとのペアリングを試みる。結果が出ないままミドリが急死。鳳鳳は中国に帰国。

1998年、中国から友友♂(ヨウヨウ)と洋洋♀(ヤンヤン)が贈呈される。江沢民国家主席のとき。1999年にユウユウ♂(優優)が生まれ、日本初の人工繁殖例になった。

2000年、ユウユウは中国から借り受けた美美♀(メイメイ)を嫁にもらった。朱鎔基総理のとき。
2007年にも華陽♂(ホワヤン)と溢水♀(イーシュイ)が来日している(どちらも借り受け)。温家宝首相来日のとき。

…ということで、その後は子孫が増えてきて、トキ一族は順調に栄えているのだそうだ。

とはいっても最終目標は野生のトキを日本に復活させること。だから今年の件は特に嬉しいニュースとして注目を集めている。そして今年もまた新たに贈呈してもらう。近親交配による弊害を防ぐため。

こちらは中国語のサイト。日本のことも中国側のこともとても詳しい。例えば中国でトキを殺すと懲役1年6ヶ月(執行猶予2年)になるとか。
http://www.weeklysh.com/News/ArticleShow.aspx?ArticleID=5586
「トキはパンダと同様に自然保護の象徴であり、国際交流において親善大使の役割を担っている…」って書いてある。
なるほど…。パンダと同じ扱いだから、贈呈の場合と借り受けの場合があるんだ…(供与という言い方をしている資料もあるが、これって借り受けのことだよね。レンタル料はかかるんだろうか)。
生まれた子供をどう分配するのか決め事もあるらしい。後からもめるのも困る。

トキは東アジアに広く分布していたのだから、「自然の状態に戻す」のが目標ならば、中国でも日本でも韓国でもどこでもかまわないのではないだろうか。トキ一族に願うことは、国籍なんか気にせず自由に移動して、どこにでも“安家落户”して栄えるくらいにまでなってほしい。

とはいえ、トキが暮らせる環境を整えるのも大変なことなんだそうだ。
これ、中国の動画。子供番組だけど、トキが自由に暮らしている様がうかがえる。環境づくりのため国も多額のお金をかけているはず。
http://www.cctv.com/west/special/C17993/20080723/103927.shtml

これ、中国の陕西汉中朱鹮国家级保护区のHP。
http://www.chinaibis.com/about.htm
これは、洋县朱鹮梨园景区のHP。
http://www.yxlytour.com/index.html

昭和29年に上野動物園で死んだ「ハル」の剥製は国立科学博物館に展示されている。
http://www.kahaku.go.jp/userguide/hotnews/theme.php?id=0001252486394226&p=2

トキに会うためには佐渡市トキの森公園まで出向かなくてはいけないらしい。
http://www.visitsado.com/00sp/0809/toki1.shtml

いしかわ動物園にもトキがいるそうだが(今年も孵化成功)、非公開なのだそうだ。
http://www.ishikawazoo.jp/guide/animal/japanese_ibis.html

多摩動物公園にも9羽もトキがいる。こちらも残念、非公開。ただ、ライブ映像は流しているのでモニターで様子をみることができるのだそう。只今抱卵中。運がよければ映像で雛が見れるかも。
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/

本場中国ではどうか。
上海野生動物園では今年の春から10羽のトキを公開しているそうだ。トキを展示している動物園は中国で唯一ここだけ、と言われているらしい。
http://news.sohu.com/20120401/n339584537.shtml

知らなかったが、北京動物園にも「朱鹮馆」という飼育室がある。
ただ、ここが公開されているかどうかちょっと怪しい。情報が少ない。
http://zh.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E4%BA%AC%E5%8A%A8%E7%89%A9%E5%9B%AD
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