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zoom RSS 中秋前后是北平最美麗的時候…老舎

<<   作成日時 : 2011/12/15 01:22   >>

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老舎の「四世同堂」。やっぱり気になったので図書館に行ってきた。読むのが大変だから日本語訳を探したのだけど見つからなかった。仕方ないので中国語の本。でもドラマで予習済みだから、なんとなくページが進む。といってもまだ上巻だけなんだけど。

この物語の中に、ときどき北京の生活の様子や風景の話が入る。

例えば第二十九話。
『在往年,祁家总是阴历五六月里叫来一两大车媒末子,再卸两小车子黄土,而后从街上喊两位“煤K子”来摇煤球,摇够了一冬天用的。』って書いてある。
夏のうちに石炭の粉と土を大量に購入し、雇った人夫に炭団作りをしてもらい、冬に備えていた習慣があったことがわかる。薪じゃないんだ…。

昔、かささぎも亭主の実家で煉炭作りを手伝ったことがある(当時台所で使っていた燃料が煉炭だった)。確か石炭の粉に土か灰か混ぜて水を加えて程よい硬さに混ぜてから、「煉炭の型」をグサッと上から差し込んで体重をかける。中にたっぷり詰まってから型を抜いて並べていく。何日かそのままにしておき、しっかり乾燥したら物置に積んで置く。上手にやらないときれいな形にならないのだけど、結構面白い作業だった。煉炭を買ってもいいのだけど、自分たちで作ったほうが経費節減になると。

実は、石炭が燃えたあのツンとした臭いが好き。だから北京の冬の空気のにおいも、だあ〜い好き。子供の頃を思い出す。

かささぎが通った小学校は地元では有名な木造校舎で、冬の暖房は石炭ストーブだった。石炭置き場には石炭が山のように積まれた。子供の習性として当然高いところに登っちゃうのだけど、崩れると危ないから先生にこっぴどく叱られた。でも、誰よりも大きくてきらきら光る石炭の塊をゲットして自慢するのが楽しかった。

それから、夜寝るとき布団に入れるのは湯たんぽでもなく、電気毛布でもなく、赤く焼いた豆炭を仕込んだ「豆炭あんか」だった。普通の夜は1個で、すごく寒い夜は2個入れた。子供の習性として当然火をいじりたいのだけど、なかなかやらせてもらえなかった。理由は石綿(アスベスト)を吸ったら大変なことになるから。

…………
例えば、第十四話。
『中秋前后是北平最美丽的时候。天气正好不冷不热,昼夜的长短也划分的平堰B没有冬季从蒙古吹来的黄风,也没有伏天里挟着冰雹的暴雨。天是那么高,那么蓝,那么亮,好像是含着笑告诉北平的人们:在这些天里,大自然是不会给你们什么威胁与损害的。西山北山的蓝色都加深了一些,每天傍晚还披上各色的霞帔。』って書いてある。

確かにそうだった。秋や冬の季節に大学の屋上から北京の山を眺めた記憶が確かにある。街の明かりが今みたいに眩しくなかった頃だから、夜空だってとっても素敵だった。

ロンドンは「霧の街」って言うけれど、最近では北京の「霧の街」ぶりが聞こえてくる。わが亭主も煙霧が発生するたびに喉を痛めている。煙霧って「四世同堂」に描かれた時代にも起こっていたんだろうか。どこかに書かれていないかなあと思いながら今読んでいるところ。

北京五輪が開催されるちょっと前の北京の冬はひどかった。毎日ぼんやり薄暗くなかなかすっきりとした青空に出会えなかった。ちょうど太陽の黒点がたくさん出ていた年だったのだけど、その太陽がかすんで光が弱いので、肉眼で黒点観察ができたのは便利だった。

日本だってちょっと前までは大気汚染で大変だった。それで子供たちを守るために世のお母さん方が立ち上がったのだって聞いたことがあるのだけど、北京のお母さん方も立ち上がるってことって…どうなんだろう。亭主が喉を痛めたと聞いただけで、嫌な気持ちになるんだもん、もしそれがインコだったら、かささぎはちょっと冷静でいられないかも。

「四世同堂」にでてくる果物の話を書こうと思ったのだけど、余計な話で終わってしまった。
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