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zoom RSS 中国 ドラマ「四世同堂」でタイムスリップ 剃頭職人の道具“喚頭”とは

<<   作成日時 : 2011/11/22 17:01   >>

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「老北京」って聞いただけでわくわくする。なにかいいドラマがないかと探してみたら清末から民国時代、最近の北京の話までいろいろ出てきた。
「龙须沟」「狼烟北平」「最后的王爷」は前に見たことがある。
「皇城根儿」「五月槐花香」「鸽子哨」はまだ見ていないがとっつきやすそうな気がする。
「茶馆」と「大宅门」は話が難しそう。
かささぎが一時期ハマった「守候幸福」は、評価が低いのか全然上がって来なかったのでちょっとがっかり。
「编辑部的故事」はやっぱり今でも評価が高い。昔すごく流行っていて北京の友達に「面白い」と薦められたが、音声がこもっているし字幕がなかったので難しかった。今は字幕版もあり、安心して見ることができる。
「小井胡同」はとてもいいらしい。これを見ずして老北京を語るなかれと言われるくらい良いらしい。でも字幕がない。大変そうなので後でゆっくり見ようと思っているところ。
「我这一辈子」は老舎原作のドラマ。撮影されたのは2002年なのでわりと新しい。老舎らしいストーリーだった。

残るは「四世同堂」。老北京を愛する者にとっては必読書なんだろうが、あの百万字の長編小説、手にするのも恐れ多い。どうせ二太太とか三太太が出て来ていがみあう女の泥仕合の話とか描かれているに違いない、と勝手に想像してずっと避けていた。

昔の北京のことが知りたくなって本を借りてきた。題名は「北京の日の丸」(原著名:日伪统治下的北平)。老舎の奥さんの胡巨ツの文章も載っていた。それによると日本軍が北京を占領していた期間、彼女は一時期北京(北平)におり、後に南下して老舎と再会してから、当時の体験を話して聞かせたのだそうだ。老舎はその話を参考にして「四世同堂」を書いたのだという。

ということで、盧溝橋事件後から日本敗戦までの当時の北京(北平)の様子が知りたければ、やっぱり「四世同堂」を読むしかない。ということで手っ取り早くドラマ鑑賞。

この話は、おじいちゃんからひ孫まで四代一緒に暮らしてた家族が、日本軍の北京占領をきっかけに運命に翻弄されてしまうお話だった(三太太と四太太が勢力争いする話ではなかった。)ドラマには旧版(老版)・四世同堂(85年放送、全28話)と、新版・四世同堂(2009年放送、全36話)がある。ネットではどちらのドラマが良かったかって比較されているが、どちらもそれぞれとても良かった。

新版(リメイク版)のほうは、いかにも最近のドラマ的な展開になっていて、話の進み方に緩急があり、ドキドキさせられる。それとお約束の残酷シーンもてんこ盛り。
登場人物の中の一人、“招弟”は相当なワルになってしまった。
日本に掌握されてしまった警察組織と、愛する胡同の住民たちとの間で板ばさみになる“白巡长”は痛々しかった。
優しい性格で弟にも強く言い返せない長男“祁瑞宣”役を演じている黄磊という俳優さん、どこかでお見受けしたような気がしてよく考えてみた。ちょうど今話題の、バブル臭い中国版とれんでぃドラマ「男人帮」で草食系男子“罗书全”を演じている人だった。

旧版のほうは、护国寺の庙会の描写から始まり、情緒たっぷりで見ていて楽しい。例えば剃头匠;(頭をそる仕事を生業としている人)が客寄せに鳴らす楽器“唤头”のビヨョーンって音が聞こえたりして、まるでタイムスリップしたような気分になれる。
唤头の写真はこちら。あの素敵な音はドラマの中で。
http://image.baidu.com/i?ct=503316480&z=&tn=baiduimagedetail&word=%BB%BD%CD%B7&in=1140&cl=2&lm=-1&pn=6&rn=1&di=48193588965&ln=442&fr=&fmq=&ic=&s=&se=&sme=0&tab=&width=&height=&face=&is=&istype=

旧版のほうには、1985年当時の北京市内のロケシーンも出てくる。例えば北海公园の湖やお寺や「九龙壁」はわかりやすい。6話の「银锭桥」もわかりやすい。
7話に登場する「新民会中央指導部」のシーンは、新文化街の北京市魯迅中学の校門で撮影したものだった。
9話の『南京陥落を祝う』と書かれたアドバルーンを日本兵が揚げていた場所は東交民巷の横浜正金銀行の前だった。
新民会が学生を引き連れて行進するシーンは故宮の近くだけど、あれは労働人民文化宮あたりではないかと思う。
護国寺廟会シーンでは、一生懸命見たのだけど、結局どこのお寺か全く分からなかった。
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