北京で勇気十足

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<<   作成日時 : 2011/10/20 16:43   >>

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昨日のニュースでは温州“7·23”动车事故で最後に救出された2歳の女の子の話題が出ていた。怪我が治って立てるようになりました、これからリハビリが始まります、という話だった。

2歳の女の子と言えば、佛山市の交通事故“见死不救”もニュースになった。それを聞いてかささぎも思い出したことがある。

冬に北京に戻っていたとき。時間を惜しんでせっせと散歩していて、かささぎも交通事故にかち合ったことがある。
状況から言うと、もとは広い道路なのだろうが、そのエリア一帯が再開発の工事中で、道路の片側が大きく削られた状況だった。警備員はいないし、歩行者もぞれぞれに歩くし、自動車も我先にと進もうとするから、狭い道路がますます狭くなっていた。

北京に行けば分かるけど、冬は寒いからみんな丸々と着込む。特にお年よりはふくらすずめの状態になる。あれでは動きが鈍くなる。かささぎの見かけたおばあさんがそうだった。自転車レーンがないので路肩寄りを走ってはいたが、大きな荷物を積んでいてたのでのろのろ運転だった。後ろから来た自動車の運転手はぎりぎり追い越せると思ったんだろう。で、後ろからガチャン。大きな音がして、おばあさんと荷物と自転車が転がった。

それをかささぎは道路の反対側で見ていたわけ。激しい接触じゃなかった。道路の向こう側には通行人がいたのだけど、だれも手を貸さなかった。自転車が前に転がっているのでその車は動けない。後ろに車がどんどんたまっていく。でも運転手は車から降りてこなかった。

こういうとき、どうしたらいい?
あまりにひどいと思ったので、かささぎが助け起こしにいった。道路にべったり座り込んでいるおばあさんを起こしてあげて路肩に座らせた。足を触ってみたけど、きっと骨は大丈夫だったと思う。

おばあさんは警察に連絡して!って怒鳴る。やっと降りてきた運転手さんは、大丈夫ですか、大丈夫そうですね、たいしたことないですね、って感じのことを言う。

こういうとき、どうしたらいい?携帯持ってないし。とりあえず荷物と自転車を路肩に寄せてあげた。もし誰かに盗まれたら泣きっ面に蜂だと思った。

そのあと、どうしたらいい?「後ろから追突したほうが悪い」っておばあさんに加勢した。ほら、ここに証人もいるんだから、っておばあさんはますます勢いづいた。本当にえらい剣幕だった。

そのあと、どうしたらいい?かささぎ、その場を離れた。あまり余計なことを口出ししたくなかったし、巻き込まれるのもいやだった。

一時間後にその道路をまた通ったら、パトカーが停まっていた。

北京のニュースで何度か見かけた言葉。「碰瓷pengci」。
要するに当たり屋。隙を見て向こうから事故を仕掛けてきてお金を巻き上げる人。かささぎも一瞬そのことが頭によぎった。だけどあのおばあさんは違うんじゃないかなあと思う。

それから病院がらみの話も良く聞く。
保険に入っていなかったがために治療を受けられなかったとか(中国では入院するとき、先に手付金を払わなくてはいけない。保険は後からおりる)、貧しすぎて病院に行けず結局変な祈祷師に騙されて命を落としたとか、お金がなかったが病院の好意で治療が受けられてよかったよかった、とか、そんな話。
要するに誰もが安心して病院にかかれるとは限らないのが、今の現状。

病院に行ったとて、すごく混雑していて結局あきらめてほかの病院に行ったり、救急で行ったのに医者がいないから3時間も待たせられたり、割り込みがひどくて診察室で椅子取りゲーム状態になったりしたこともある。10〜15年前も前の体験談だけど。

人が多すぎると何でもありになりがち。ルールはどうなった、責任の所在は?ってなる。いったんルールが崩れると、お互い自分の身を自分で守るのに精一杯。なかなか安心感が得られない。人にも手を差し伸べられない。“见死不救”な状況も実際に起こってしまった。これは道徳の問題だけじゃない。もっと多面的な問題。

もし中国にいて、娘が事故に遭って助けを求めたとして、誰も助けてくれなかったら、どうしたらいい?
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