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zoom RSS 北京 鮮魚口 天興居 力力餐廳 便宜坊烤鴨店

<<   作成日時 : 2011/10/17 16:44   >>

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「正阳门」を背にして歩くと右側からは「大栅栏」の通りに入っていける。左側には「鲜鱼口」の通りがある。だけどずっと封鎖されたままだった。

この「鲜鱼口」という地名が変わっている。なんで“魚”なのかというと。
この地は明の時代すでに「鲜鱼巷」と呼ばれていた。明朝・正統帝の時代、このあたりは低地で川もあった。手を加え堀を作り水を溜め、魚を獲ったり、それを売るための市があった。いつしか水が無くなり、橋が無くなり、川沿いに建物が建って、名前だけが残った。このあたりの胡同がきれいな碁盤目じゃないのはその名残。
この「鲜鱼口」、通り自体はそんな広くなかったが老舗が軒を連ねており、北京っ子にとっては大事な場所だった。「马聚源帽店」「田老泉毡帽店」「天成斋鞋店」「会仙居炒肝店」「天兴居炒肝店」「焖炉烤鸭店」「便宜坊」などは昔からこの地で商売していた。

あの開かずの鉄扉、今年の5月8日にオープンしていた。「鲜鱼口」の街開き。北京ならではの食べ物が食べられる場所として、570年ぶりに賑やかな通りとして生まれ変わった。

北京テレビの番組が詳しい。新たに出店を決めてくれたお店のために、東城区政府は基金を立ち上げ毎年1000万元の援助をしている。開発した天街公司の話では、ここ1、2年は店舗使用料を大幅に安く抑えることになっており、その分、遊びに来てくれたお客さんにも安い値段で提供できるようになっているんだと。インフレの続く北京でも観光客のために頑張ってますってことだろうか。

ともかく、ネットを見て北京に行ったつもり。おいしいものを食べたつもり。エアー逛北京。エアー尝小吃。

リニューアルされた「鲜鱼口」について、多少説明が入る。賑やかさを演出するためにいろんな店が並んでいるが、本当に昔からここに構えていた店と、北京の老舗として有名ではあるがここに構えるのは初めての店に分かれるってこと。

「K猴百货:(杨少泉鞋帽商店)」、「天兴居」、「兴华园」、「便宜坊烤鸭店」は昔からここで店を構えていた部類。

天兴居:北京っ子が“魂牵梦绕”してやまない名物料理「炒肝」。1933年の創業は“炒肝界”では遅いスタートだったが、1894年創業の「会仙居」よりも人気があり、1956年に合併している。「炒肝」といっても実は腸の方が多い。お碗の中には最低肝1、2切れと腸8切れが入るようになっている。また、“吃”炒肝と言うが本当は“喝”炒肝が正解。箸やれんげを使わないのが本当の食べ方。なぜならぐちゃぐちゃ混ぜてしまうと汁のとろみが消えておいしさが変わってしまうから。お碗を回しながら縁を“啜る”のが北京っ子の粋な食べ方。お碗の持ち方や啜りかたについては是非画像でチェックを。ここの包子と一緒に食べるのがいいらしい。

力力餐厅:1954年にここからすぐ近くの廊坊二条で営業を始めた。当初の名前は「劳动餐厅」だったが、漢字が読めない人にも親しんでもらえるよう、郭沫若が1964年に“劳动”の漢字から“力”の字を抜き出して「力力」と揮毫。それ以来この店の名前は「力力餐厅」に。また“力力lili”には“粒粒lili皆辛苦”の意味もこめられている。その後この店は前門区画整理に伴い广渠门に移転、豆花庄と合併し、正式な名称は力力豆花庄となっている。このたび鲜鱼口オープンに合わせ、前門に戻ってきた。四川料理と小吃が食べられる。番組のお勧めは「四川凉面」「口水鸡」「担担面」。

锦芳小吃店:元の名前は「荣祥成」、1926年に崇文门外大街にて創業、その後瓷器口に移転、元宵節に伝統的食べ物・元宵(お団子みたいなやつ)を買い求める客が多いことで有名。「鲜鱼口」に縁があった店ではないが、北京の老舗としてここに出店を決めた。安さで勝負らしい。「艾窝窝」は1個2元。「豆汁」1碗2元。「墩饽饽」1個1元。「螺丝转」1個2元。(そんなに安い?普通だと思うが)

便宜坊烤鸭店:創業は1416年。場所は米市胡同。但しこの店は今の便宜坊ではない。実は1827年に米市胡同便宜坊が加盟店を募集、結果、北京市内で何店舗か新しくできた。その後、米市胡同便宜坊は無くなってしまったが、1855年「鲜鱼口」で開店した便宜坊は途絶えることなく今も昔の味を伝えているというわけ。どのように焼くのかとかどんなに美味しそうかとは画像で。「全聚コ」との比較もあり。
便宜坊の“便宜”は“pianyi”か“bianyi”か。「便利人民,宜室宜家」の言い方がある。“bianyi”が正解。

吴裕泰内府菜:1785年に始まったという「天乐园」という名の“戏园子(戯曲を演じる場所)”があり、優れた役者が出演することで有名だった。1943年鲜鱼口の大火災に遭い廃墟に、解放後再建されて「大众剧场」と名称を変えた。1951年中国戯曲研究院の大会が開かれ、毛沢東の“百花齐放,推陈出新”が提唱された場所。
このたび、その建物が再現された。但し中は劇場ではなくて、吴裕泰内府菜という名のレストラン。吴裕泰は有名なお茶の老舗だが、ここではお茶を使った料理が食べられる。番組お薦めは“毛筆”。見た目や盛り付け方が書道の筆そっくり。硯に入れたタレをつけて食べる。この料理の名前は「文房四宝」という。食材は「燕窝雪蛤」だそうだ。これって燕の巣とカエル(雪蛤という高級食材)のこと?高いんだろうなあ。でも食べてみたい。

烤肉季:地安门にある店で、昔は梅兰芳も良く通ったのだという。こちらの新しい店では肉を焼いているところが窓から見えるようになっている。“武吃”というのは自分のテーブルで焼いて食べること。“文吃”というのは料理人が焼いてくれた肉が皿でテーブルに運ばれてくること。この店ではほかに「芜爆散丹」「白水羊头」「鸡米海参」「炸烹虾」がお薦めだそうだ。

金糕张:山楂糕の専門店。店名の「金」の字は西太后から賜った字。西太后は山楂糕が好きだったんだって。

ほかにも永丰莜面(1862年)、稻香村(1895年)、峨眉酒家、天源酱园(1869年)、炸糕辛、锅贴王、通三益(1876年)、兴华园浴池が紹介されていた。すべてがそろってオープンできたわけではなかったそうだが、もう半年近く経ってるわけだし、観光客の盛り上がりもそろそろ落ち着いているかもしれないし、行くなら今くらいのほうがいいかも。どんな感じなのか一度行ってみたい。食べまくりたい。兴华园浴池は女湯もあるだろうか。男湯並みにちゃんとしているのだろうか。気になる。

鮮魚口紹介番組。探すと沢山出てくる:
http://space.btv.com.cn/video/VIDE1304998713473448
http://space.btv.com.cn/video/VIDE1306218701970518
http://space.btv.com.cn/video/VIDE1306813220071692

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