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zoom RSS テレビ番組「故宮」 寧寿宮 毓慶宮 「地仗」とは

<<   作成日時 : 2011/05/10 14:30   >>

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景気には山と谷があるってこと、かささぎにもわかる。今の中国は山。一体どこまで上るんだろう。
ところで、中国におけるひとつ手前の山って一体いつだったっけ。
中国は広すぎるから、紫禁城の中で考えてみた。

明が作った紫禁城。戦火に遭ったり、雷に打たれたりで焼失してしまったために建て直しや改築の工事ももちろんあった。だが、それ以外でもいつもどこかしら修繕工事が施されていたのだそうだ。あれだけ規模ある建築群なんだから維持管理するだけでも相当の手間暇がかかったことだろう。

更には自分の趣味で建物を改修したり新築することも良くあった。
派手な増改築を繰り返した人といえば西六宮を自分の思うがままに改造した西太后が思い浮かぶが、あの頃の時代のイメージはすでに下り坂。
景気が良くお金が回っていた時代で、紫禁城に大規模工事を施した人といえば、やはり乾隆帝ではないだろうか。和坤に紫禁城の瓦屋根を全て黄色に葺き替えさせた話も有名だし、紫禁城西側の慈寧宮の改修したのもそうだし、なんといっても東側にある広い寧寿宮エリアを手がけた話は有名。美しいことで有名な寧寿宮花園をこしらえたのもそうだし、乾隆帝は自分の老後の楽しみのために贅を尽くした。

乾隆帝は技術者もかかえていた。それは西洋の高い技術を携えて中国まではるばるやってきた宣教師たち。乾隆帝はキリスト教を弾圧しながら、彼らの技術についてはまるで搾り取るように利用したのだという。

…って、寧寿宮!そんなにすばらしいのか寧寿宮!
でもかささぎ一度も入ったことがない。入り口で別売り切符10元を買うところでいつもやめてしまう。
(奉先殿の「鐘表館」にするか、寧寿宮の「珍宝館」にするか迷うのだけど、結局、夢のように素敵な時計の世界「鐘表館」に入ってしまう)
その上、「暢音閣」見学も更に10元とられるんでしょ?やっぱりなあ。

ネットで中国語の掲示板を見てみたら、「故宮の入場料は全然高くない」「この料金でこれだけ見られるのなら安いものだ」って意見も多かった。そうなんだ。安いんだ。じゃあ、今度行くことがあったら、フンパツして寧寿宮も見てこようと思う。ちなみに60歳の誕生日を迎えた西太后もここに住んだのだそうだ。彼女は筋金入りの引越し魔だったんだ。
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「故宮」という番組の第二回「盛世的屋脊」。この回では寧寿宮の紹介もある。また、太和殿の屋根裏の様子や坤寧宮の豚肉を煮るかまどが映っていたり、儲秀宮や養心殿など有名な建物の紹介もあって面白い。
http://jishi.cntv.cn/humhis/gugong/classpage/video/20100121/100431.shtml

「故宫」第三回「礼仪天下」。この回ではいろいろな儀式の説明。科挙最終試験の殿試の話も出てくる。
http://jishi.cntv.cn/humhis/gugong/classpage/video/20100121/100549.shtml

同じく 第四回「指点江山」。上から見た軍機処が映っていて、今はふさがれてしまった軍機処-御膳房-養心殿の秘密のルートも説明してくれる。
http://jishi.cntv.cn/humhis/gugong/classpage/video/20100121/100429.shtml

第五回「家国之間」。一般公開されていない毓慶宮いくけいきゅう(毓庆宫yuqinggong。場所は斎宮(斋宫zhaigong)と奉先殿の間)の説明がある。毓慶宮は清代の皇太子が住む場所だった。5歳になった光緒帝が帝王学の施しを受けた場所がここ。画面では毓慶宮西側の一室「継徳堂」がみえる。清朝の皇子たちは幼い時は親の住む後宮にいられるが、10歳になると毓慶宮もしくは南三所(文華殿エリア)にうつり、親王になると紫禁城から出て行く仕組みだったのだそうだ。
また養心殿の後殿の様子も紹介されている。1903年にアメリカ人が撮影した紫禁城の映像もある。
http://jishi.cntv.cn/humhis/gugong/classpage/video/20100121/100427.shtml

第六回「故宮藏瓷」。お宝の説明。
http://jishi.cntv.cn/humhis/gugong/classpage/video/20100121/100482.shtml

第七回「故宮書画」。書画の説明。養心殿西側の「三稀堂」の紹介。
http://jishi.cntv.cn/humhis/gugong/classpage/video/20100121/100508.shtml

第八回「故宮蔵玉」。
http://jishi.cntv.cn/humhis/gugong/classpage/video/20100121/100554.shtml

第九回「宮廷西洋風」。宣教師や西洋文化の説明。利玛窦(Matteo Ricci、マテオ・リッチ)も出てくる。鐘表館の説明は楽しい。筆で字を書く人形を乗せた時計は有名だが、字を書いているところを初めて見た。
http://jishi.cntv.cn/humhis/gugong/classpage/video/20100121/100528.shtml

第十回「从皇宫到博物院」。溥儀が出宮したあとのお宝をどう管理したかという話。
http://jishi.cntv.cn/humhis/gugong/classpage/video/20100121/100566.shtml

第十一回「国宝大流迁」。清朝の権力のもと集められたお宝がどのような経過を経て失われていったのかという話。円明園のお宝が仏英連合軍に奪われて今は外国の博物館にある話とか。一年にわたって紫禁城に駐留した八カ国連合軍にお宝をすっかりとられてしまったとか。太監が盗み出して売っていた話とか。建福宮が焼けた話とか(ここでは太監が放火したことになっている)。溥儀が溥傑に持ち出させた話とか。
また、故宮博物館がお宝をどうやって移動して守ったかという話も詳しく紹介されている。
http://jishi.cntv.cn/humhis/gugong/classpage/video/20100121/100519.shtml

第十二回「永远的故宫」。紫禁城を修理する様を紹介。
壁や柱を塗る説明が面白い。塗りに使う伝統的なこの塗料のことを中国語では「地仗」という。
「地仗」は発酵させた豚の血、小麦粉、桐油、レンガを粉にしたものを調合し捏ね合わせたもの。この「地仗」を塗った上から苎麻zhuma(ラミーという植物・苧麻)の繊維を貼り付けるのは、ひび割れを防ぐため。大きな門を塗る場合なら地仗を6層と、苧麻を2層重ね塗りするのだそうだ。
また太和殿の床に敷かれているのは「金砖(jinzhuan金磚)」というレンガでとても特殊な製造方法だった。
それから寧寿宮エリア北側の珍妃の井戸の隣にある倦勤斋(倦勤斎)という建物の天井画。修復が終わった絵は本当にお見事なものだった。
http://jishi.cntv.cn/humhis/gugong/classpage/video/20100122/101043.shtml

これは箭亭jiantingせんてい。年に一度、馬上から矢を射る腕前比べが行われた場所。紫禁城の中には武芸を磨く場所もちゃんとあった。
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