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zoom RSS 故宮 幻の水宮・延禧宮 儲秀宮 東六宮と西六宮

<<   作成日時 : 2011/05/06 22:30   >>

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紫禁城の北側に位置する後宮。「東六宮」「西六宮」というのは東エリアに6か所、西エリア6か所の寝宮のことを指している。壁で仕切られそれぞれが独立した敷地になっていて、前殿と後殿と横に配殿がある。前殿は公の場、後殿は私的空間、配殿はお付きの宮女や太監が住み込んでいる場所。

紫禁城にはルールがある。西より東がえらい。また中軸線も大事だから、後宮の中で一番地位の高い宮は東六宮の鐘粋宮であり、二番目に高いのは西六宮の儲秀宮となる。

東六宮エリアから。
延禧宮yanxigong。ここは火事になって荒れたままになっていたが、1909年に端康太妃(珍妃の姉、瑾妃のこと)が西洋式の3階建ての水宮を作ろうとした。ガラスを張って魚を泳がせて回廊から眺められる素敵な「水晶宮」を。鉄筋コンクリートの近代的でおしゃれな建物を。
ところが、資金が続かず工事が進まないうちに清朝が亡くなってしまったため、出来上がりを待つことも無く、今ではこんな状態になってしまった。どうせなら完成した姿を見てみたかった。
1917年の張勲復辟事件で紫禁城が空爆されたとき、この敷地の北側に爆弾が落ちたという。
ここは2010年に公開されたばかり。無料で中国古文字展の常設展示も見られる。
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鐘粋宮。皇宮をまとめる立場の人が住む場所。咸豊帝かんぽうていの正室・東太后(西太后より2歳年下)や、光緒帝の正室・隆裕が住んだ。溥儀も幼い頃ここにいたことがある。建物の中に玉器類の常設展示がある。
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景仁宮。康熙帝が生まれ育った場所(その後保和殿に移る)。乾隆帝生母・孝聖憲皇后、咸豊帝婉貴妃が住んだ。
ここの住人で有名なのが珍妃。男装した彼女が養心殿に出入りしたのは本当だそうだ。
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景陽宮。明代は嬪妃が住む場所だったが、康熙帝がここを蔵書室に改築した。後殿の名称は「御書房」。ここには井戸がある。
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承乾宮・永和宮(瑾妃が住んでいた)は公開していなかった。

西六宮エリアから。
儲秀宮chuxiugongちょしゅうきゅう。西六宮エリアの一角。
政治を牛耳った西太后も、最初は地位が低くて(貴人という。決まった金額のお手当てすら貰えない)、単独で寝宮に住める立場も無く、皇后のいる鐘粋宮の後殿に住まわされていた。
で、懐妊してから儲秀宮を与えられ、ここで同治帝を産んだ。その後同治帝が結婚して皇后を迎えるまで住み続けた。
いい場所を譲ってもらう形で、同治帝の正室・嘉順皇后がここに入った。そして餓死したのもここ。
嘉順皇后の死から9年後、西太后は50歳のときこの建物に手を加えて豪華にし、長春宮から戻ってきた。延べ10年住み続けた。
溥儀の正室・婉容もこの儲秀宮に住んだ。
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翊坤宮yikungongよくこんきゅう。最初は独立した寝宮だったが、西太后が間に体和殿を建て、儲秀宮と翊坤宮をつなげた。体和殿は光緒帝が妃選びをした場所。
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この寝宮で有名なのは溥儀が取り付け婉容が遊んだというブランコの名残。
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ここにも井戸がある。直径が狭くて、かささぎなら落ちずにつっかえる絶対の自信がある。
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永寿宮。格を落とされ静妃となった順治帝の元皇后や、康熙帝・敬敏皇貴妃が住んだ。
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長春宮。ここは独立した2つの寝宮だったが、西太后が隣の啓祥宮との境を取って太極殿を建てた。さらに体元殿という劇を演じる戯台も作った。清仏戦争に敗れたとはいえ、自分の50歳の祝いのために張り切って贅沢しちゃった場所。西太后が亡くなると隆裕がここに移り住んだ。
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ここの回廊には紅楼夢の絵が残っている。瑾妃・珍妃が西太后60歳のお祝いとして描かせたもの。かなり劣化しているようだった。
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咸福宮は入れなかった。
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