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zoom RSS 北京 故宮 屋根の上の対の飾り 鴟尾・鴟吻・吻獣  

<<   作成日時 : 2011/04/29 12:04   >>

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日本のお寺の屋根の棟の両端に牛の角のように立っているヤツを、鴟尾(しび・とびのお)と言う。飛鳥時代に中国から日本に伝わってきたのだそうで、お城の屋根にいる鯱(しゃちほこ)と同じように、火難除けの意味がある。

中国では“鸱chi”という鳥は"鹞鹰yaoying”のことでハイタカを指すから、“鴟尾”を文字通りに解釈するとハイタカの尾羽ということになる。

…………
中国の宮殿や屋敷の屋根の棟の左右にも大きな出っ張りがくっついている。“吻”“大吻”“鸱吻”“吻兽”などと呼ばれる装飾物。いろんな呼び方があるからちょっとめんどくさい。
それに時代や地方によって姿かたちも違うから、更にめんどくさい。
伝説の動物の話まで絡んでくるから、ますますめんどくさい。
百度の説明
http://baike.baidu.com/view/83627.htm


漢の時代の“吻”は、棟の両端の瓦を反りあがった形に積んだだけのシンプルなものとか、格の高い建物なら鳳凰、朱雀、孔雀などを乗せていたそう。

唐の中頃より以前では、“吻”を“鸱尾”と呼んでいた。百度に載っている中国の“鸱尾”の絵は、唐招提寺の“鴟尾”にそっくり。

中国では、唐の中頃から徐々に“吻”の形が変わってきた。“鸱尾”と呼ばれる尻尾の形をしたものの下に口を開けた獣の頭が加り、また徐々にその尻尾も魚の尻尾に似てきた。唐の最後のほうになると、呼び方も“鸱吻chiwen”または“嗤吻chiwen”になる。

明の時代になると“鸱吻”とは、“龙生九子(龍から生まれた9匹の子を指す)”のうちのひとつで、雨を降らせるのが得意な動物、と認識されるようになった。

また民間では“鳌鱼aoyu”という伝説の魚を屋根に飾っていた。「中国建筑图解词典」に載っているこの“鳌鱼”はシャチホコそっくり。

“鸱吻”とは。“龙生九子”のひとつ。9匹それぞれの特徴や性格が違う。
“鸱吻”というヤツは、海に住むとか、火が好物だとか、水を吐いて火を消すとか、あちこち眺めるのが好きなので高い所にいるのだとか、いろんな説明がある。高い所に行ったり海に住んだりするのなら、きっと鳥のような魚のようなめんどくさいヤツなんだろう。第一、親の龍だって複雑怪奇なヤツだし。
それぞれ9匹の説明はこちら。諸説ある。
http://baike.baidu.com/view/10885.htm

…………
明・清代の宮廷の屋根の棟に飾られたものは、大きな口を開けた“鸱吻”が屋根の端に噛み付いたデザインになっているが、よく見ると、頭の上に持ち上げられた尻尾がカールしていて、ちょっと可愛い。
更によく見ると、上から宝剣で串刺しにされている。諸説あるが、ヤツが勝手に飛んでいかないように、また棟を食べてしまわないようにしているのだそうだ。

故宮の中で一番大きくて(高さ37m)一番格の高い重要な建築物・太和殿。
だから“鸱吻”もとても立派なもので、これ一個で高さが3.4m、重さ4.3tもあるんだって。13枚の瑠璃片を組み合わせて作られており、大きさも重さも名古屋城の鯱を超える。太和殿は過去に火事で焼けたことがあるのだけど、地震で崩れたとは聞いたことが無い。日本で怖いものの順番は地震・雷・火事・親父の順だけど、北京ではどうなんだろう。
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